友人の Yoshimi さんと行く健脚シリ~ズ
暑い夏もひと段落。
ということで 健脚散歩2019年後半戦のスタートです。
今回は新宿区の 神楽坂 を歩いてきました。
神楽坂は夏目漱石など文豪も住んだ街で
小説やドラマなど作品の舞台にもなった坂の街。
そして昨年、嵐の相葉くん主演 ドラマ「僕とシッポと神楽坂」の舞台になった街。
神楽坂の動物病院を舞台に、
人間とペットの向き合い方、人と人とのかかわり方を描いた
笑いあり、涙あり、とてもいいドラマでした。
いろんなお店、カフェ、神社をめぐりながら
ドラマのロケ地も歩いてきました。
今回はひとつの街、狭いエリアを歩きましたが
とっても楽しいお散歩になりました。
【今回のコース】
飯田橋駅
熱海湯階段
喬楽亭 (蕎麦ランチ)
地蔵屋 (手焼き煎餅の店)
駒坂
亀井堂 (クリームパンで有名なパン屋)
ねこの郵便局というなまえのお店 (猫雑貨の店)
赤城神社・あかぎカフェ
アミティエ (パティスリー)
ムギマル2 (猫のいる古民家カフェ)
ブティック ルブルターニュ
石畳エリア
まかないこすめ
かくれんぼ横丁
高座 (パワーストーンの店)
五十番 (肉まんの店)
梅花亭 (和菓子の店)
飯田橋駅
スタートは飯田橋駅。
駅前から続く神楽坂通りをのぼっていきます。
坂の途中を左へ。
熱海湯階段
熱海湯という銭湯の横にある階段。
この階段もドラマに登場しました。
階段をのぼり突き当りを左へ行くと見番横丁。
芸者衆の手配や稽古をする見番が沿道にあります。
この日も三味線の音が聞こえていました。
見番横丁を少し行った所に本日のランチ会場のお蕎麦屋さんがあります。
喬楽亭
神楽坂で人気のお蕎麦屋さん。
開店10分前に着いた時は5名くらいだったのですが
開店するまでに30人ほどの列になっていました。
先日「ぴったんこかんかん」で長渕剛さん&安住さんが来店していて
お蕎麦が輝いて美しかったので食べに来てみました。
十割蕎麦&ひやむぎ
ツヤツヤに輝くきれいなお蕎麦。
コシが強く、とっても美味しいお蕎麦でした。
今まで食べたお蕎麦で一番美味しかったかも。
ひやむぎは半透明で弾力がありコンニャクのような雰囲気を漂わせています。
初めて出会うタイプのひやむぎです。
小海老なのに身がしっかりしていて美味しかった…
神楽坂は坂の街。
地蔵坂をのぼった所にかわいいお煎餅屋さんがあります。
地蔵屋
国産米を使った手焼き煎餅のお店。
お店に入ったら、やさしくてかわいいおばあちゃんが出てきました。
しっかりかたい。
国産米を使うとお煎餅も一味違います。
神楽坂通りに戻り、さらに上へのぼっていきます。
神楽坂上の交差点にある神楽坂上交番の横の道を入ると
駒坂
レトロ感のある手すりとカーブした階段が絵になります。
ここもドラマに何度も登場した場所。
コオ先生(相葉くん)が朝のジョギングでかけ上がって行ったり
おばあちゃんの荷物を持って一緒に下りてあげたり
出演者が悩ましく下りてきたり…
上からみるとこんな感じ。
一部石畳…素敵です。
正方形の小さな石材をピンコロ石といいます。
それを鱗のように並べたものを鱗張り舗装というそうです。
階段をのぼると赤城神社はもうすぐです。
赤城神社前にある 亀井堂
おいしいクリームパンの店というと必ず名前があがるパン屋さん。
売り切れてしまうといけないので神社に参拝する前に
クリームパンを買いに行きます。
ひっきりなしにお客さんが入ってきて、
棚にいっぱいあったクリームパンがあっという間に姿を消しました。
てのひらサイズ、グローブのように大きなパンの中に
クリームがたっぷり。
あんぱん、栗あんぱんも購入しましたがどちらもあんこたっぷり。
小豆の味がしっかりしていました。
亀井堂の並びにある猫雑貨のお店。
ねこの郵便局というなまえのお店
という名前のお店。
ダブルでありがたい…
お店は狭いので人も猫も入るのは5匹までだよ。
「今何匹?」
とお店をのぞいたら、お客さんが
「今4匹!!」
と答えてくれました。
知らない者同士みんなで爆笑。
We are cats !!
5匹目はとりあえず外で待機しておきます。
狭いお店の中に上から下までいろんなグッズがいっぱい。
何があるのかひとつひとつ見ていくのが楽しいお店でした。
お店のおねえさんとも楽しくお話をしてお店を後にしました。
赤城神社
https://www.akagi-jinja.jp/
赤城神社再生プロジェクトにより再建されたお洒落な神社です。
赤城姫命(あかぎひめのみこと)をお祀りしているため
縁結び、安産など女性のお願いを叶えてくれるそうです。
新国立競技場をデザインした建築家 隈研吾さん監修
立体的な構造のきれいな神社です。
木とガラスをつかっていてスタイリッシュ。
ドラマ、映画、ミュージシャンなどがヒット祈願に訪れています。
もちろん「僕とシッポと神楽坂」も。
映画「スターウォーズ」も来ています。
ちゃんちゃんこ御守 & 目玉おやじ御守
テレビ、映画のヒット祈願に訪れた水木しげる先生がデザインしたお守り。
鬼太郎のちゃんちゃんこはご先祖様の霊毛でできていて
いつも鬼太郎を守ってくれています。
ちゃんちゃんこ御守は災難から身を守ってくれます。
目玉おやじ御守は大きな目と丸い穴で先の見通しがよくなるように
という願いが込められています。
子どもの頃から鬼太郎ファンの私はずぅ~っと欲しかったんです。
両方いただいてきました。
裏にも目玉がいっぱい…
良縁を結ぶ水引ブレスレット
https://digqr.com/article/46
想いを込めて腕に巻き、自然に切れると願いが叶うというもの。
ミサンガですね。
干支別に色が異なります。
丑年は白と藤色。
ひとつひとつ手作りです。
きれいなので私はお部屋に飾っています。
境内にある あかぎカフェ でお茶をします。
社殿、境内をながめながら食事、お茶が楽しめます。
境内にあるマンションの1階にあるカフェ。
この住居部分は70年の定期借地権がきれたら取り壊し
神社の森を復活させるのだそうです。
赤城神社再生プロジェクトは長い長いプロジェクトなんですね。
ケーキセット ¥850
モンブランをいただいて再び散策へまいりましょう。
社殿の裏にも小さな神社があります。
「僕とシッポと神楽坂」をみていた人はすぐにわかりますね。
毎回必ずこの場所が出てきました。
あまりにこじんまりしているのでドラマのセットなのかなと思っていたのですが
実在する神社です。
東照宮、出世稲荷神社、八耳神社、3つ並んでいます。
八耳とは聖徳太子のこと。
一度にたくさんの人の話が聞けたんですものね…×8
その横にある階段。
出演者が上ったり、下ったり、時に座ってお話をしたり…
様々なシーンが浮かびますね。
出演者になった気分でおりてみましょう。
神楽坂には坂道がよく似合う…
パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ 神楽坂
http://www.patisserie-amitie.com/
https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13047005/
神楽坂近辺のパティスリー人気ランキングでナンバー1に選ばれていたお店。
タルトが美味しいらしいです。
店内のイートインスペースは満席、
レジにもお客さんが数人並んでいて
小さいお店なのにやけに人がいっぱいいるな…って感じ。
人気のお店なんですね。
店員さんもとっても親切でした。
焼き菓子を買って先に進みます。
相生坂(あいおいざか)
お隣にもうひとつ坂道があります。
2本の坂道が平行して走る坂を相生坂と呼ぶんだそうです。
がんばってのぼるぞぉ~
再び神楽坂下の交差点に戻って来ました。
交差点の近くにある古民家カフェへ。
左側の森森(もりもり)している所が
猫のいる古民家カフェ ムギマル2 です。
http://www.mugimaru2.com/
猫いました…
背中かゆいの…かいてちょうだい。
お店の人がトンちゃんという名前だとおしえてくれました。
ムギマルくんて名前だと思ってました…
入口がジブリかトトロか。
独特すぎて躊躇しますが
ひとりでは入る勇気がないかも、連れがいる今日入っておこう…
ということでドキドキしながら入ってみた…
くつを脱いで2階へ。
秘密基地
今まで行った古民家カフェとは雰囲気が違うけれど、なかなか興味深い。
1組帰ると次のお客さんがやって来る…
何だかんだでほぼ満席。
ここは おまんじゅうカフェ。
ベトナムコーヒー と チーズまんじゅうをいただきました。
ベトナムコーヒーは下が練乳、上がコーヒー
ドリップが終わったらスプーンで混ぜていただきます。
階段が急だな…
入るのにちょっと勇気が要りましたが
お店の人も親切ですので異空間をぜひ体験してみてください。
薄暗い所から出て来たので解放感がすごい。
お店を後にして神楽坂を象徴する石畳エリアへ向かいます。
ちょっとした路地裏が絵になりますね。
毘沙門天善國寺の前にある石畳の道を入ると
ガレットで有名な ル ブルターニュ があります。
隣りにこの店のショップ「ブティック ルブルターニュ」があります。
キャラメルとビスケットのお店。
ビスケットは塩とバターがきいていてとても美味しいです。
試食したキャラメルも濃厚でした。
民家かと思うとお店だったりして。
石畳はゴツゴツしていて歩きにくく、自分のリズムが乱されます。
その居心地の悪さがいつもと違う新たな世界に誘ってくれるような
気持ちになります。
迷路、異空間に迷い込んだような不思議な感覚。
兵庫横丁
江戸時代、ここは武器商人の町で
武器庫(兵庫)があったことからこの名前がついたそうです。
「旅館 和可菜」は作家、映画監督などが執筆の場として使用し、
数々の作品が生まれたことから「ホン書き旅館」「出世旅館」とも
呼ばれています。
この場所でもドラマ「僕とシッポと神楽坂」の撮影が行われました。
大分に行くことになったトキワさん(広末涼子さん)を
コウ先生(相葉くん)がこの横丁まで送り、握手をして見送った場所。
お互いの気持ちにフタをして見送った切ないシーンでしたね。
軽子坂の上にある まかないこすめ
石川県のコスメのお店。
うさぎ十二変化からくりあぶらとり紙
あぶらを吸うとウサギの絵が浮かび上がります。
100分の1の確率でうさぎ跳びをするラッキーまかないうさぎが出ます。
見つけたら幸運が…
まかないコスメの横を入ると かくれんぼ横丁。
素敵な飲食店が並んでいます。
ここもドラマに何度も出てきた場所。
子どもがかくれんぼをして遊んでいる場所ではなくて
「お忍びで遊びに来た人をつけてきても、横に入られるとわからなくなる」
ということから付けられた名前だそうです。
粋な大人の世界を感じますね。
この石畳に面白いものがあるんです。
約28,000個ある石畳のどこかに
星、ハート、ダイヤの形をしたピンコロ石があるんです。
それを見つけるとご利益があるといわれています。
都市伝説ってやつですね。
星 … 心願成就、出世運向上
ハート … 恋愛成就
ダイヤ … 商売繁盛、金運アップ
場所を人から聞いたり、見つけた場所を他言すると
ご利益がなくなるんだそうです。
星はすぐみつかったのですが他2つがなかなかみつからず。
年をとると小さいもの、細かいものがよく見えないのよ。
「ムズいなぁ~、ムズいなぁ~」
とウロウロする2人をみかねたお店の人が
「場所をおしえちゃうとご利益がなくなっちゃうから」
ということでヒントをくれました。
その後、見つかったかどうか確認しに来てくださいました。
神楽坂の人ってほんと親切な方が多いな。
探すのがとっても面白く童心にかえった感じがしました。
みなさんもぜひ挑戦してみてください。
石を撮影する私たちを不思議に思った爽やかカップルが声をかけてきました。
3つの石の写真をみせながら4人で楽しくお話をしました。
知らない者同士でも会話が生まれる素敵な街。
神楽坂にあるパワーストーンの店 岩座(イワクラ)。
ひとつ500円だというので1個買ってみました。
スモーキークオーツ
大望成就 のパワーあり。
いくつになっても夢と希望を持って、なりたい自分を思い描く。
前向きに、そしていつか大きな望みを叶えましょう。
人生パワー石頼み、ピンコロ石頼み…よろしくどうぞ
五十番 で肉まんを買って帰ろう。
五目肉まん & ミニ肉まん
五目肉まんは具がぎっしり。
ホタテ、イカ、焼き豚、タケノコ、マッシュルーム…
具ひとつひとつが大きくゴロゴロ食べごたえあり。
肉まんもしっかり味がついていて美味しいです。
お祭りやってる…
最後は和菓子の店 梅花亭 で
福来猫もなか(ふくねこもなか)をお買い上げ。
あっさりした甘さです。
このお店と福来猫もなかもドラマに登場しました。
神楽坂は猫の街。
このお店のお菓子は国産の素材を使用し
出来る限り添加物を使わず
保存料なども使用せずに作られています。
暗くなってきました。
飯田橋駅に戻ります。
今回もお疲れっ
今回の総歩数 11,904 歩 (飯田橋駅~神楽坂~飯田橋駅)
10年前、初めて神楽坂を散策しました。
街の人たちは親切で、街角は絵になる
何て感じのいい街なんだろうと思い
すがすがしい気持ちで家路についたことを覚えています。
その気持ちは今回も同じでした。
坂を上ったり、下ったり、
階段を上ったり、下りたり
変化に富んだ地形、迷路のような路地裏は宝探しをしているようで
懐かしい子ども時代に戻ったようでした。
街も、人も、作品の世界がそのまま存在する街。
風の匂いがやさしい街。
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