四谷のしっぽ お散歩日和

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桜めぐり2023(護国寺&椿山荘&肥後細川庭園)

2023-04-02 12:09:35 | 文京区

【四谷編はこちら】

四谷の桜を楽しんだ後、文京区の護国寺へ向かいました。

【今回のコース】

四谷の桜 護国寺の桜 江戸川橋 関口フランスパンでランチ

椿山荘の桜&庭園の雲海  肥後細川庭園

有楽町線・護国寺駅下車。

有楽町線の路線図を見る度、護国寺駅が気になっていたんです。

駅名になるくらいだから大きなお寺なんだろうな…と。

地下鉄の出口を出た所が護国寺の仁王門です。

門の両脇に金剛力士像(右側:阿形像(あぎょう像) 左側:吽形像(うんぎょう像))

背面に二天像(右側:増長天 左側:広目天)が安置されています。

仏法を守る仏像だそうです。

5代将軍 徳川綱吉が母 桂昌院(3代将軍・徳川家光の側室)の願いで

桂昌院の祈願寺として創建したお寺。

門をくぐって中へ。

やっぱり大きなお寺。

明と暗が美しい。

本堂は重要文化財です。

元禄10年建立…

古くて立派。

震災、戦災と大災害にも襲われながらも

変わることなく建ち続けています。

境内は広くて気持ちがいい。

松が線香花火みたい。

おみくじは 中吉

多宝塔

枝垂桜がきれいでした。

大仏は筑波山大権現(現・筑波山神社)の

別当 護持院から移されたもの。

大仏と多宝塔

大仏と六地蔵

大仏様をいろんな角度から撮ってみました。

一言地蔵は「一言だけなら願いを聞き届けるお地蔵様」です。

どんなお願いも聞き届けてくれますが一度にお願いできるのは一言だけ。

複数のお願いをすると願いは叶わないと言われています。

扉はしまっているので自分で開け、帰る時は閉めます。

一言、来る前から決めていました。

戦争終結

みなが以前の生活に戻り、

安心してゆっくり眠れる日が早く来ることをお願いしました。

とっても素敵なお寺でした。

新緑や紅葉の季節も素敵でしょうね。

階段の下にある富士塚。

どのルートが正解なのかわからないくらいゴチャゴチャしてる…

最短ルートで登ってみました。

足場が悪いので下る時注意。

仁王門の前からまっすぐ続く通りを進み江戸川橋を目指します。

この通りにはバラとお庭が美しい鳩山会館や講談社があります。

講談社、大きくて貫禄のある建物でした。

護国寺から江戸川橋まで徒歩15分でした。

江戸川橋の 関口フランスパン で軽くランチ。

130年以上の歴史があるフランスパン発祥のお店。

以前から気になっていたパン屋さん。

イートインスペースがあるのでお店で購入したパンをその場でいただけます。

サンドウィッチやフレンチトーストなどのプレートメニューや

シチュー、スープなども注文できます。

外の席もあります。

カツサンド&ロイヤルミルクティー

パンがややしっとり、カツもサクサクでした。

フランスパンの生地を型に入れて焼いたハードトースト。

低温冷蔵長時間醗酵バゲット

どちらも皮はしっかり、中はもっちり、

とても美味しかったです。

さすがフランスパン発祥のお店。

また買いに行こう。

関口フランスパンの前の坂道をのぼった所にあるのが、

ホテル 椿山荘 東京

入り口に

「庭園はホテルの施設を利用する方のみご利用いただけます」

みたいなことが書いてるのですが、

ホテルなので入口で確認されることもなく

みな自由に出入りしています。

ホテルのショップに行こうと思ったのですが迷子に。

ショップはどこだ…と窓からお庭を眺めていたらホテルの方が

「ぜひお庭もみていってください」

と声をかけてくださいました。

ショップはどこかときいたら渡り廊下を渡った

ホテル棟にあるとおしえてくださいました。

そして素敵な絵のマップを持ってきてくださいました。

さすがホテルマン気がきく…

お庭の雲海の時間をきいてみたところ、

日中は一時間に2回(10分、40分)実施しているそうです。

渡り廊下もお庭が見えて美しい。

ホテル棟の廊下には椅子が置いてあって、

ゆっくりお庭をながめることができます。

廊下もトイレもすごくきれいで宮殿かと思いました。

雲海が始まったぞ…もやもやしている。

ホテルのショップで 椿山荘カレー を購入。

欧風カレーとグリーンカレーがあります。

肉がゴロっと。

欧風カレーですが適度に辛みもあります。

椿山荘ということで椿柄のハンカチを買ってしまった…

雲海が始まるまでお庭を散策。

(神田川沿いの庭園入口は閉鎖しています)

以前、蛍をみに来た時、東京でこんなにたくさんの蛍がみられるんだ…

と感動したのを思い出しました。

今年も5月から「蛍の夕べ」を実施するようです。

ここはかつて椿が自生する景勝地で「つばきやま」と呼ばれていました。

第3代、第9代 内閣総理大臣の山縣有朋が購入し庭、邸宅を造り

「椿山荘」と命名しました。

その後、藤田財閥に継承され、ホテルや結婚式場になりました。

緑が気持ちいいい…

雲海が始まったぞぉ~

出てきた、出てきた…

1分、2分くらいで終了…

夜はライトアップバージョンになります。

椿山荘のお隣の園芸ショップ。

色とりどり、春だわ…

最後は椿山荘お隣にある肥後細川庭園でお抹茶をいただきます。

今回は細川家の歴史資料館 永青文庫の入口から入り

庭園に降りていきます。

くぐって、くぐって…

肥後細川庭園は旧熊本藩細川家下屋敷のあった場所です。

関口台地に面した高低差のある庭園。

無料の庭園です。

以前、紅葉の時期に来てとても素敵だったので

また来たいなと思っていたんです。

【紅葉の肥後細川庭園はこちら】

トントントンと渡って松聲閣へ。

お抹茶をいただきます。

松聲閣の入口ではくまモンがお出迎え。

ここはお抹茶セットをいただく茶室や

集会所としても使用されています。

第79代内閣総理大臣 細川護熙氏も住んでいたことがあるそうです。

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茶室の椿の間。

後ろが椅子席になっています。

庭園をみながらお抹茶セット(600円)をいただきます。

静かで落ち着く素敵な場所です。

お菓子は 加勢以多(カセイタ)と 松の落雁

加勢以多は細川家秘伝の南蛮菓子を復元したお菓子。
熊本から取り寄せているそうです。
江戸時代、幕府への献上品としても使われていました。

(東京で買えるのはここの庭園のみ)

加勢以多とは、
ヨーロッパ伝来のマルメロの果実を使ったお菓子
「カイシャ・ダ・マルメラーダ(マルメロ砂糖漬の箱)」
からきています。(ポルトガル語)

細川家の家紋「九曜の紋」が焼き付けてあり、
かりんのジャムがはさまっています。

落雁は松聲閣の松をデザインしているそうです。

前回来た時気づかなかったのですが、松聲閣の中は自由に見学でき、

2階の部屋が展望スペースになっています。

昔の階段…

2階へ。

上から庭園を眺めることができます。

東京でもそれほど名前が知られていないので人も少なく

静かにゆっくりできる何度でも行きたい素敵な庭園です。

神田川を通って江戸川橋駅へ。

帰りましょう。

椿山荘、肥後細川庭園の塀が続くこの道は趣があって大好き。

桜は満開を過ぎ終わりに近づいている感じでした。

【江戸川橋の満開桜はこちら】

一日っていろんなことができるな… 

いい一日でした。

万歩計を確認。

今回の歩数:18,468

久しぶりにいっぱい歩きました…


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