本を読むことが好きになったのは、社会人になってからだと思います。それまで本をじっくりと読むことはありませんでした。亡き父からは、「本はそれまで生きてきた人々の経験や知恵が詰まったものであり、非常に大切な宝で重要なものである。お金を出せばそれらを買えるので本はとても安いものだ。」と常日頃から聞かされていたことを時々思い出します。
今思うと、父の言うことを聞いてもっと本を読んでおけば、もう少し人生が変わっていたのではないかと思うことがあります。
高校生になってからは、父から本に関して何一つ言われたことはありませんでした。最後は凡夫の自主性に期待していたのだと思います。
真面目に本を読むようになったのは社会人になってからで、モーツァルトと仏教に関することと五木寛之と藤沢周平の作品に関しては徹底的に読むようにしています。
先日、亡き父の書庫を整理し始めた際に凡夫と異なるジャンルの本を眺めながら、父がどんな思いでこれらの本を読んでいたのだろうかと思いました。父のジャンルの中で共通していた作家は藤沢周平だけでした。父も藤沢周平の人情ものが好きだったのかと思うと、生きているときにもう少し話をしておけば良かったかなぁと今更ですが心が少し痛みました。 合掌
今思うと、父の言うことを聞いてもっと本を読んでおけば、もう少し人生が変わっていたのではないかと思うことがあります。
高校生になってからは、父から本に関して何一つ言われたことはありませんでした。最後は凡夫の自主性に期待していたのだと思います。
真面目に本を読むようになったのは社会人になってからで、モーツァルトと仏教に関することと五木寛之と藤沢周平の作品に関しては徹底的に読むようにしています。
先日、亡き父の書庫を整理し始めた際に凡夫と異なるジャンルの本を眺めながら、父がどんな思いでこれらの本を読んでいたのだろうかと思いました。父のジャンルの中で共通していた作家は藤沢周平だけでした。父も藤沢周平の人情ものが好きだったのかと思うと、生きているときにもう少し話をしておけば良かったかなぁと今更ですが心が少し痛みました。 合掌