陽のあたる介護・・・そして約束の場所へ

誰かの為に何かの為に生きる事が本当の幸せなのかもと感じる今日この頃・・・やはりいつも誰かの笑顔を見続けたいからだと・・・

続・親と愛犬との介護日誌

2020-05-03 08:40:50 | 日記

今朝、母親は申し訳なさそうに「ビールがなくなった」と話してきたんです。

生前おやじはよく「母さんには苦労かけたんだ。だから好きなビールだけは取ったら何も楽しみがなくなるから好きなだけビールは我慢させたくないんだ」

 

だから親父が死んだあとは、その「意志」を継いで毎日飲んでもらってます。昔のような量を飲まなくなったのもわかっていますし本人も「昔のように飲めなくなった」と・・・。現実の「350ml」が空いてはいるが半分残されラップでふたをしてあるビールがたまに冷蔵庫に入っています。

僕が幼いころ酔っている母親がとても嫌いでしたが、今は飲みながら親父と昔話をしていた映像しか浮かばないんです。

そして今は・・・・親父の部屋の窓から親父の昔の写真を見ながら飲んでいます。これが習慣になっています。

 

この状況で「もしビールが体によくなく死を早めるかもしれない」と思っていても・・・・現実の姿・光景、状況、心境を見ている僕には選択肢は一つしかありません。

残された人生・・・・好きなように生きたらいい・・・・あなたは・・・・・あなだから・・・・。