今朝、母親は申し訳なさそうに「ビールがなくなった」と話してきたんです。
生前おやじはよく「母さんには苦労かけたんだ。だから好きなビールだけは取ったら何も楽しみがなくなるから好きなだけビールは我慢させたくないんだ」
だから親父が死んだあとは、その「意志」を継いで毎日飲んでもらってます。昔のような量を飲まなくなったのもわかっていますし本人も「昔のように飲めなくなった」と・・・。現実の「350ml」が空いてはいるが半分残されラップでふたをしてあるビールがたまに冷蔵庫に入っています。
僕が幼いころ酔っている母親がとても嫌いでしたが、今は飲みながら親父と昔話をしていた映像しか浮かばないんです。
そして今は・・・・親父の部屋の窓から親父の昔の写真を見ながら飲んでいます。これが習慣になっています。
この状況で「もしビールが体によくなく死を早めるかもしれない」と思っていても・・・・現実の姿・光景、状況、心境を見ている僕には選択肢は一つしかありません。
残された人生・・・・好きなように生きたらいい・・・・あなたは・・・・・あなだから・・・・。