昨日は親父の月命日
母親は何の日か忘れている。親父が亡くなってから命日を忘れているこ母親を僕は何も思わない。
日々の生活の中で、いつも親父との思い出の写真に話しかけている光景・・・と・・・「まだここにいるんだよね」という自信たっぷりの発言。
相変わらず「ラーメン」と「花」は大好きな様子。
先日も「洗濯機の使い方わからなくなったからボタンを押して」と言われてボタンを押す・・・・終わると干している迷わずに。
ごみの日は忘れているが「ごみの容器をきちんと洗っていつもの場所に袋にいれてある」
「約束」は忘れているが「自分がまだ誰なのか・・・僕がだれなのか」はきちんと理解して日々過ごしている
ちなみに僕も母親から頼まれた買い物という「約束」を幾度も忘れている・・・その買い物を頼んだ母親も忘れていて・・・数日たってから言われて・・・忘れてたことを伝えて・・・またお願いされて・・・二人で「親子でぼけたな~」と笑えるだけで・・・息子だからできる究極の親への「介護、認知症支援」のひとつとして成立しているのでしょうね。
そこに少しぼけた愛犬が、入ってくると「おやつ」だとか「えさ」だとか・・・ねだったり・・・母親曰く・・・最近愛犬と「晩酌」をしているらしい・・・動物的食事内容として良いのか悪いのかかわかりませんが・・・なんだか楽しそうにやっている様子を数日前にみましたね。つまみはやはり「ラーメン」(笑)
親父の部屋の窓から、何かを思いながら眺めている姿・・・・生きたいのか・・・それとも・・・・逝きたいのか・・・・
その答えは・・・母親しかわからない・・・