from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

離宮公園のはずが…

2005-11-21 | TOPPO通信番外編
ディプシーです

昨日はTOPPOで離宮公園へ行くはずだったラーラ
「行くはず」というのは…
そういう予定で私が準備したんだけど、離宮公園のゲードで行ってラーラは拒否したのだ
機嫌よく改札をくぐり、ボラさん二人と出発したラーラ
地下鉄に乗り、バスに乗り換え、歩いて入場ゲートへ
そこで突然方向転換
入場券も買った後だったそうだけど、あまりのはっきりした態度に、じゃあいったいどこに行きたいの?とボラさんはラーラの気ままな行動にお付き合いしてくれたのだ
そしてそれから歩くこと歩くこと…
(市内の方なら道のりが想像できる?)
なんと板宿まで辿り着いたそうな
で、商店街をウロウロしてマクドナルド発見
おやつ休憩をして、今度はミスド発見
さすがに「さっき食べたやん!」と入店を止められ…
地下鉄に再び乗って戻って来たラーラでした~

自分の意思とはいえ、かなりの距離を歩いて少々お疲れのラーラ
帰りの車ではうずくまってじーっと座り込んでた
もちろんまたすぐに復活してしまうんだけど

という訳で、今回の行き先は『板宿』…?
こういうのもありかなぁありあり

ラーラ担当のボラ様方、お疲れ様でございました
ラーラの意思(気持ち)を尊重していただいたコース変更、とっても嬉しいです
筋肉痛が出ませんように…
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ZOO

2005-10-17 | TOPPO通信番外編
ディプシーです

16日(日)ラーラは動物園へ
ここは家族でも行ったことがあるし、TOPPOの全体会でも行った
動物を見るより遊園地やゲームコーナーで走ってるだろうなぁと予測ができる…

でも今までと違うのは交通手段
車でしか行ったことがなかった
阪急電車に乗り換えないといけない
写真をインターネットで引っぱってきてカードにはしてみたけれど
やっぱり乗換えでつまづいたみたい…
いくら写真を見せても、自分の中にないコースへ誘導するのは難しい
「ここで降りたらあそこやろぉ!」
とラーラの頭には 一駅一目的地 がインプットされてたかもしれない
でも、ボラさんが気長にラーラの地下街ふらふらの散歩に付き合ってくれたお陰で
本人も辛い思いをすることなく、迂回して無事乗り換えに成功したよう

途中ボラさんからがあってかなりドキッとした
迷子???
じゃなくて
「乗り物に乗りたがってますが、危なそうで…どうしましょうか?」
という問合せだった
一人乗りのジャイアントスインガー(?)ブランコみたいなやつ
「無理です…
「メリーゴーランドとかに誘ってもらえませんか?」
なんとか時間はかかったものの、諦めることができたみたい

駅に帰ってきたのは16:55
ボラさんにおんぶしてもらっての帰着
いつもへとへとになるまで遊んでくるラーラ
帰りのパワーまでは計算してないから、こんなことになる…
でも、いつも噛んで濡らすシャツが今日はキレイ
楽しかったんだぁ嬉しくなる
途中ボラさんをつねったりはしてしまったらしいけれど

ちょうど一年前位にペアになってもらってたみたいで
「その頃と比べると随分落ち着きましたね~
 もっと走り回ってた印象があります
 今日はそうでもなかったですよ」
まだまだ多動の域にどっぷりなラーラですが
長い目で見ると変わってきてるのかな?
となんか希望がもてるおはなしでした

ボランティアのみなさま 今回もお疲れ様でした
ほんと ありがとうございます

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活動報告書より

2005-09-27 | TOPPO通信番外編
ディプシーです
今月、ラーラを担当して下さった方からの報告書の一部を紹介させて頂きます
(ここに転載する旨は了承いただいています)

☆今後のTOPPOの活動についての意見・アドバイスをお聞かせ下さい。
『TOPPO通信ありがとうございます。
通信を読んでいると、本当にこの活動が子どもさん・その家族の方々、
そして私たちボランティアにとって意義あるものとなっていることが伝わってきて、
嬉しい気持ちになります。

そして今回の活動でもう1つのことに気付きました。
電車の中で、ある女性の方が
首からぶらさげた「TOPPO活動中」のカードをまじまじと見た後、
席を譲って下さったのです。
(ラーラくんはその席に座らなかったのですが…)

TOPPOの活動は、社会にとっても意義あることだとその時思いました。
これまで冷たい視線 或いは言葉を浴びたこともあり、
少し周りの人たちに私自身冷たい目を向けてしまっていたように思います。
だけど、こういう活動が少しでも周りの人の理解を得ることにつながると思いますし、
「子どもとボランティアの関わり」だけでなく、
「社会の中での子どもとボランティアの関わり」
と捉えないといけないなと思いました。』


「社会の中での子どもとボランティア」

今回、席を譲って下さった女性の方に、TOPPOの活動はどう映ったんでしょうね?

・自分の住んでる町に障害をもった子どもや家族がいることに気付く
・家族以外にも障害児を支える人がいることに気付く
・自分にもできることがあることに気付く

そして動いたその女性はすばらしい
気付く心と行動力を兼ね備えた人です
TOPPOに勧誘したいぐらい

きっと、その場で何かしなくちゃ!という気になったんでしょうね
違う場面で困ってそうな人に出会ったら、
また手をさしのべてあげてそうですよね

自分のことに一生懸命で、周りが見えないことって多いです
ほんの少し手を貸してもらえたら…社会に出られる人はいっぱいいるはず
自分が困ったら、よく分かります

赤ちゃんを抱いてベビーカーを担いでバスに乗る
結構気軽に「持ちましょうか?」と声をかけてくれる

赤ちゃんを産むまでに、年老いるまでに気付いたら
あの時、差し伸べる手は余ってたのに…

今、ラーラの親になって、気付いたことがいっぱいある
自分の過去にいっぱいいっぱい余ってた時間・手…
もっともっと誰かのために使えてたのになぁ
もったいない
今、毎日が精一杯だけど、ほんのちょっとでも…と周りに目がいく

いろんな人がいろんな暮らしをしている
自分も大きな社会の中のひとりなんだって、
たくさんの人に気付いてほしい
そうしたら、きっとみんなが暮らしやすい社会になる

20歳そこそこの若い人が社会参加してる姿は
大人がっと気付くいいきっかけ

ラーラ達ももちろんお世話になってます
そして本当にありがたい
でも、それ以上に
社会へメッセージを発信できてるなんて、すばらしい


そして、転載許可を頂いた際に

『「とにかく子どもたちが楽しい時間を過ごせたら」
  と思っていましたが、今回の名札の件で
「子どもたちが楽しい時間を過ごすためには周りの理解が必要だし
 周りの人の理解が得られたら、
 よりラーラくんたちの生きやすい社会になって
 より楽しい時間を過ごせることにつながるのでは」
  と感じるようになりました』

本当にほんとうにその通りです
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9月のTOPPO

2005-09-20 | TOPPO通信番外編
今月のTOPPOは、個別のおでかけ 

今回はボラさん6名で、子ども達は3名が参加

行き先は三人ともばらばらでした

去年の今ごろは、母と離れられず出発に時間がかかったり
結局母付き添いで行ったり…といろいろでした

が、今では…
親とボラさんが申し送りしてる間にも
早く早くと改札へ向かう子
あっさり手を振り出発する子

1年の間に成長しましたね~

ディプシーでした
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行き先

2005-09-15 | TOPPO通信番外編
ディプシーです。
TOPPOでのおでかけ、毎回行き先に悩みます。楽しんで来てほしい!でも、トラブルが起きませんように!で、いつも変わり映えしない…ところ。「行動範囲を拡げてやりたい」これもTOPPOの趣旨のひとつ。でも、自閉症の子どもたちにとっては容易なことではありません。行き慣れた場所でも、何かの拍子に苦手な場所に大変身!ちょっとした失敗経験が、本人には大問題。よくあることですよね。うちの子(ラーラ7才)は、暗い温泉を一度経験してからここ1~2年、公衆浴場の類には入れません。「ゆ」の暖簾の先は…恐ろしいところに思えるようで。幸い、家のお風呂やプールにまでは影響しなかったので助かっていますが。
あ~どうしよう、今週末。O動物園?ゲームコーナーで一日終わるかなぁ…。やっぱりHランド?好きやけどなぁ、人多いけど。夜に写真並べて聞いてみようか。でも、まだ先の日曜のことってわかってくれるかなぁ。心配
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