神戸市のすまいるネット主催の「駒ヶ林地区 まち歩きツアー」に参加
私の生まれ育った長田のまちとは、徒歩圏だけど、少し生活圏からは外れる地区
だから、知ってるようで知らないところも、いっぱい
震災で、かなりの範囲が焼き尽くされたけれど
残ってる地域は、とことん昭和の匂い
まだ、こんな駄菓子屋さんが商店街にあって
ちゃんと子どもが買いに来てる
かしわ(鶏肉)屋さんが、お肉屋さんとは別物で
売るより直すのが専門?の自転車屋さんも点在
金物屋、荒物屋、時計屋、漬物屋、瓦せんべい屋
商店街って、これこれって並び
そして、商店街の脇からのびる路地は
やっぱり懐かしい風景
新長田駅前の巨大モニュメント『鉄人28号』
地元のおばあちゃんと、観光?写真撮影なさる方
いろんな人が混在してるのが、このまちらしいのかも?
この辺は、平成の再開発地域
そして、昭和の商店街をさらに南に下りると、大正のまち
漁村だったまちに、工場が栄えて人がたくさん集まった時代
家は寝起きするのに最小限の箱
洗濯物は、家の前(道やん!)に物干し立てて
お日さまが当たる高さまで上げて干す、と
新旧様々な物干し、これ、この地域以外でみかけないスタイルやけど
ここではこの形がスタンダードみたい
アルミに鉄に木製に、素材は違えど、形は一緒…
で、喫茶店やお好み焼き屋がやたらと多いのも、長田
そう、お客さんを呼ぶ応接間が喫茶店であり、自分らが寛ぐリビングでもあったり
(私の初めての誕生会も、喫茶店やったけど)
家に人がようさん来たら、床抜ける…そんな長屋が多かった
そして駒ヶ林には、まだそんな家が結構ある
すごいこと…なんとしても残してほしい
と、うろうろとまち歩きをしていたら
日も暮れ出して、銭湯にも明かりが灯る
銭湯って、4時頃に一番風呂に入りに行くおっちゃん、おったなぁ
フルーツ牛乳買ってもらって飲むのが、贅沢気分いっぱいでおいしかったなぁ
冷ごはん持ってって「ごはん焼き」焼いてくれるお好み焼き屋、まだあるんかなぁ?
知らないまちを散策するのも楽しいけど
一人じゃカメラよう向けん、自分にとって身近すぎるまちを
こうやってツアーで回るのも、新鮮でおもしろかった
店に釘付け、子どもに釘付け、ファインダーに釘付けで
何回もはぐれそうになったけど…
主催者のみなさま、そのたびにご迷惑をおかけしました
でも、すっごい楽しませてもらいましたよ~
ありがとうございました~
(しかし、こういうイベント、やっぱり年配の方多し…なんでやろ?)