第9回「姉妹の契り」BSプレミアム:2018年6月15日(金)午後8時(NHK公式HP参照)
徳島城のろうに捕らわれた弦之丞(山本耕史)は、家老・龍耳軒(田村亮)のはからいで脱獄する。一方、お十夜孫兵衛(袴田吉彦)に拉致された見返りお綱(野々すみ花)は、孫兵衛の悲惨な過去を知り、共感を覚える。だが、駆けつけた弦之丞と千絵(早見あかり)の助けで、逃げ去る。お綱と千絵は、姉妹の名のりをあげ、弦之丞と千絵は再会の喜びで満たされる。お綱は妹のために、弦之丞への思いを断ち切る決心をする。そして弦之丞たちは、鳴門秘帖を奪うことに成功するのだが…。
まず家老の龍耳軒が何故あっさりと法月弦之亟を牢から逃がすのかよくわからない。お十夜孫兵衛の住み家に次々と旅川、法月、千絵&万吉が本来地理不案内のはずなのに同時に現れるのか。結局「鳴門秘帖」は阿波の蜂須賀家に届くのだが果たしてその中身は… まあ都合よく波乱万丈風に物語が進むのは昔のチャンバラ映画の常道を踏襲か。
で弦之亟があわやの時には突如現れて助けるという図式も健在だ。姉妹の名乗りはそれまでにネタバレバレでインパクトは薄い。大団円前のこの回。あまり難しく考えず画面とチャンバラを楽しめればいいと思うのだがチョット剣劇場面は迫力不足で今一。まあ最終回には「鳴門秘帖」に何が書かれているのかが判りどう終わるのかがタノシミ。