ジジが伝説のスーパーバンド「クイーン」に初めて出会ったのはインドネシアのジャカルタ。小さな街角のテープ屋さんで目に飛び込んできたのがそれまで全然知らなかったリードシンガー「フレディ・マーキュリー」の姿が画かれた外箱だった。
何だかピンと来て、おまけに安いから(確か¥50円くらいだった)海賊版かなと思いつつ買い、帰国後聞いてその強烈な、でも繊細な歌唱にチョットはまりました。今でもPCに保存しているそのテープを時々聞いています。そんな時見たのが映画化された「ボヘミアンラプソディ」の新聞記事。で今日早速観てきました。
何よりも見た目の印象は違うが、神がかり的にフレディになりきって唄うラミ・マレックの熱演があってこそ成り立った映画。若い時は長髪でさほど魅力的とは思えなかったが、長じて髪を短く上半身は裸でタンクトップす姿でと面目躍如。とても口 パクとは思えない熱唱振りでジーンときました。是非映画館でご覧ください。
以下HPより
ワンフレーズを耳にすれば思わず心が躍りだす名曲で、世界中を魅了する伝説のバンド〈クイーン〉。そのリード・ヴォーカルで、史上最高のエンターテイナーと讃えられたフレディ・マーキュリーの生き様を映し出すミュージック・エンターテイメントが誕生!
世間の常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを一気に駆け上がったフレディと仲間たち。今なお語り継がれる劇的なパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏には、誰も知らないストーリーがあった……。
「これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、 誰にでも共感できるような物語として描かれている」と語るのは、クイーンの現メンバーで、本作の音楽プロデューサーを務めるブライアン・メイ。
同じくメンバーのロジャー・テイラーも音楽プロデューサーを務め、劇中では、フレディ自身の歌声を使用した28もの不朽の名曲が鮮やかに甦る。
崩壊寸前だったバンドが挑む20世紀最大の音楽イベント"ライヴ・エイド"。永遠に語り継がれるラスト21分のパフォーマンスに込められたフレディとメンバーの想いと秘められた真実が観る者の魂を熱く震わせる――。
【あらすじ】1970年。インド系イギリス人の青年、ファルーク・バルサラは、芸術学校に通いながらヒースロー空港の荷物係として働く日々を送っていた。
ある夜、地元のクラブでバンド「スマイル」のライブを見たファルークは、公演後にギタリストのブライアン、ドラマーのロジャーと顔を合わせる。
バンドのボーカリストが辞めてしまったと聞き、ファルークは自らを新ボーカリストにするよう提案。
新体制となった「スマイル」の初ライブは、ファルークの圧倒的な歌唱力とステージパフォーマンスで大成功を収める。
このファルークこそが、後のフレディ・マーキュリーであった。バンドも、ベーシストのジョンを加えて「クイーン」と改名。
またたく間に全世界を席巻していくが、その影でフレディは自らの出自、そしてセクシュアリティに悩みを募らせていた……
ラミ・マレック
ラミ・マレック扮するフレディー・マーキュリー
実際のフレディ・マーキュリー