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東京バレエ団 「海賊」観劇記

2019-03-24 15:06:01 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

3月23日、兵庫県立芸術文化センターで見てきました。東京バレエ団は新東京オペラ劇場で見た「マノン」以来、バレエを見たのが「草刈民代」さんの引退公演以来、で長らくご無沙汰していたせいか、席が斜めから見下ろすLB席だったせいなのか、不覚にも途中ウトウトが出ました。

以前に「海賊」はプレミアムTVで見た時はボリショイ版だったのでロシアバレエだと思っていたら、今回初演が1858年パリのオペラ座であのナポレオンも観たことも知り少々オドロキ。主役の水野美香さんはマノンの時日本人バレエダンサーとしてはコケティッシュな演技ができるなと言う印象を持った。

今回も表情やマイムで遺憾なくその特徴を発揮されたが、それよりも正統派ダンサーとしてその技術的な高さも再認識できた。日本のバレエを見て、今回特に東京バレエ団んは男性ダンサーが充実していると感じた。イヤ技術的に素晴らしかった。ただ体格的な点から海賊と言うイメージには少し無理があると感じました。

第三幕は宝塚も顔負けの淡いピンクの花のイメージで群舞や多分地元のバレエ団から賛助出演した子供たちが花輪を持って踊る場面が目を和ませてくれた。勿論ソリストとして水野さん、川島麻実子も交互に踊り花を添えた。久し振りに見たバレエ、これからも時々見たくなりました。

以下東京バレエ団公式HPを参照

プティパ・イヤーの締めくくりは、グランド・バレエの興奮が詰まったステージ!

「海賊」プロローグ付全3幕

復元振付: アンナ=マリー・ホームズ(マリウス・プティパ、コンスタンチン・セルゲイエフに基づく)
音楽: アドルフ・アダン、チェーザレ・プーニ、レオ・ドリーブ、リッカルド・ドリゴ、ペーター・フォン・オルデンブルク 
編曲: ケヴィン・ガリエ
装置・衣裳: ルイザ・スピナテッリ
 
 
 
 
 
 
Photo: Brescia e Amisano/Teatro alla Scala
 

ミラノ・スカラ座バレエ団公演より

クラシック・バレエの父、マリウス・プティパ生誕200年の締めくくりとして、東京バレエ団はプティパの壮大なグランド・バレエ「海賊」をバレエ団初演します。

19世紀の詩人バイロンの物語詩に想を得て創作された本作は、オスマン帝国が支配する地中海世界を舞台に、海賊たちの愛と冒険を華やかに躍動的に描きます。地中海の輝く陽射しと紺碧の海原。多様な文化が混ざり合うバザール(市場)。コンラッドの根城である海賊島。これらで繰り広げられる海賊と美女たちのアクションとパワフルで技巧的なダンス、ハーレムでパーシャ(太守)が見る花園の幻想シーンの、ゴージャスな女性たちの群舞、味わい深いキャラクターダンスの数々…。「海賊」にはプティパのグランド・バレエの醍醐味がいくつも詰まっています。

東京バレエ団が取り上げるアンナ=マリー・ホームズ版は、本作が初演されたロシア、マリインスキー・バレエのセルゲイエフ版をもとに、ホームズが明快なストーリー性をもってリメイクした演出版で、アメリカン・バレエ・シアター、ミラノ・スカラ座バレエ、イングリッシュ・ナショナル・バレエなど著名バレエ団で採用されています。

“プティパ・イヤー”にじっくりとプティパ作品を踊りこんできた東京バレエ団のダンサーたちが、その総仕上げとしてお見せする、グランド・バレエ「海賊」の決定版にどうぞご期待ください!

主な配役

photo: Shoko Matsuhashi
 
 メドーラコンラッドアリギュルナーラ
3/15(金) 上野水香 柄本弾 宮川新大 川島麻実子
3/16(土) 沖香菜子 秋元康臣 池本祥真 伝田陽美
3/17(日) 上野水香 柄本弾 宮川新大 川島麻実子
 
兵庫公演は15日とほぼ同じ配役でした。

指揮:ケン・シェ
演奏:関西フィルハーモニー管弦楽団

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