旅と宝塚と写真好きジジ

現在、過去、未来の旅日記、花や風景写真、宝塚、相撲、ポケモン、ハリポタゲーム等について投稿しています。

映画 ボヘミアン・ラプソディ

2018-11-12 15:59:56 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

ジジが伝説のスーパーバンド「クイーン」に初めて出会ったのはインドネシアのジャカルタ。小さな街角のテープ屋さんで目に飛び込んできたのがそれまで全然知らなかったリードシンガー「フレディ・マーキュリー」の姿が画かれた外箱だった。

何だかピンと来て、おまけに安いから(確か¥50円くらいだった)海賊版かなと思いつつ買い、帰国後聞いてその強烈な、でも繊細な歌唱にチョットはまりました。今でもPCに保存しているそのテープを時々聞いています。そんな時見たのが映画化された「ボヘミアンラプソディ」の新聞記事。で今日早速観てきました。

何よりも見た目の印象は違うが、神がかり的にフレディになりきって唄うラミ・マレックの熱演があってこそ成り立った映画。若い時は長髪でさほど魅力的とは思えなかったが、長じて髪を短く上半身は裸でタンクトップす姿でと面目躍如。とても口 パクとは思えない熱唱振りでジーンときました。是非映画館でご覧ください。

以下HPより

ワンフレーズを耳にすれば思わず心が躍りだす名曲で、世界中を魅了する伝説のバンド〈クイーン〉。そのリード・ヴォーカルで、史上最高のエンターテイナーと讃えられたフレディ・マーキュリーの生き様を映し出すミュージック・エンターテイメントが誕生!

世間の常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを一気に駆け上がったフレディと仲間たち。今なお語り継がれる劇的なパフォーマンスを披露した彼らの華やかな活躍の裏には、誰も知らないストーリーがあった……。

「これは伝記映画ではなく、硬い岩から掘り出されたような純粋なアートだ。家族や人間関係、希望に夢、悲嘆や失望、そして最後には勝利と達成感が、 誰にでも共感できるような物語として描かれている」と語るのは、クイーンの現メンバーで、本作の音楽プロデューサーを務めるブライアン・メイ。

同じくメンバーのロジャー・テイラーも音楽プロデューサーを務め、劇中では、フレディ自身の歌声を使用した28もの不朽の名曲が鮮やかに甦る。

崩壊寸前だったバンドが挑む20世紀最大の音楽イベント"ライヴ・エイド"。永遠に語り継がれるラスト21分のパフォーマンスに込められたフレディとメンバーの想いと秘められた真実が観る者の魂を熱く震わせる――。

【あらすじ】1970年。インド系イギリス人の青年、ファルーク・バルサラは、芸術学校に通いながらヒースロー空港の荷物係として働く日々を送っていた。
ある夜、地元のクラブでバンド「スマイル」のライブを見たファルークは、公演後にギタリストのブライアン、ドラマーのロジャーと顔を合わせる。
バンドのボーカリストが辞めてしまったと聞き、ファルークは自らを新ボーカリストにするよう提案。
新体制となった「スマイル」の初ライブは、ファルークの圧倒的な歌唱力とステージパフォーマンスで大成功を収める。

このファルークこそが、後のフレディ・マーキュリーであった。バンドも、ベーシストのジョンを加えて「クイーン」と改名。
またたく間に全世界を席巻していくが、その影でフレディは自らの出自、そしてセクシュアリティに悩みを募らせていた…… 

ラミ・マレック

ラミ・マレック扮するフレディー・マーキュリー

実際のフレディ・マーキュリー

 

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初ヨーロッパ旅行記(19780708-21)④スイス編

2018-11-10 14:56:16 | 海外旅行

スイス・ジュネーブ (0714-15)& フランス・モンブラン

スイス訪問は仕事無しで観光のみ。心の中で小躍りしたジジ。と言うのは以前にも書いたと思うがジジの海外旅行最大目的は「6大陸の最高峰を見る」事。で第一回はアラスカでマッキンリー山を天候不良で見損なった。今回はモンブラン(ヨーロッパの最高峰)を果たしてみることが出来るかどうか。 

フランクフルトから空路スイス・ジュネーブへ着く前にアルプスが良く見えてワクワク。実はモンブランはフランス領にある。で着くなり一路フランス・シャモニーへ。当時まだEUは無く国境を超える時には必然的にパスポートチェックがあった。

ジュネーブに着く前に初めて見たヨーロッパアルプス

シャモニーへの途中

シャモニーの街

フランス国立登山学校

兎に角直ぐにケーブルカーでモンブラン展望台のあるエイギュ・ド・ミディ(3,842m)針峰群までまるでケーブルで釣りあげられるように急斜面を登る。さらに展望台までは階段がありフウフウ。 

 

ケーブルカー乗り場

こんな感じ

岩壁すれすれを引き上げてる感じ

雲が切れなくて頂上が定かでなかった。

ウーン、何とか空は晴れているのだがどれがモンブラン最高峰(4807m)か定かではなく何となく見えたような見えないようなで時間切れ。キレイな麓の街シャモニーも殆ど見られないで時間切れ。直ぐにスイス・ジュネーブへとって返し、市内をざっと観光して小満足。写真参考下さい。

ローヌ河畔からジュネーヴの街並み

 

1814年スイス連邦統合記念碑

かの有名な花時計。今や日本中、いや世界中にある花時計のルーツかも

高級時計店が並ぶ。ジジも無理してインターの腕時計買った。最近修繕したら5万円、その時の時計代はその倍。

宿泊したホテルメディタリアンその後2回前を通ったが以前のままでした。

その後1997年に再挑戦した時はびっしりと霧の中でアウト。漸く2014年に最後の願いを込めて再々挑戦し、それも帰る直前にチラリとお顔を拝見し念願達成。

 2014年 ツイに見えたモンブランの全容。一見してなだらかに見えるが 4807m

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川西市・黒川ダリア園③ まだまだ続くダリアの競演

2018-11-05 15:18:11 | 国内旅行+日帰り

昨日は年1回の「朗読の会」と言う同好会の発表会でした。始めてから12年になります。結果演者も聴衆も高齢化が進み、長時間の視聴には耐えられない方が増え、何とか一時間余で終わらせようとすると、読む内容が時間に縛られて何となく中途半端になりました。

ジジは浅川次郎作「神(かむ)上がりましし伯父」と言う短編の冒頭部分だけを読んでお茶を濁しました。それでも40名余の方々が最後まで熱心に聞いて下さり、今年やめた6月の発表会を来年は新年号の元復活することにメンバーの皆さんも賛同されていい結果に終わりました。

ダリアの写真一杯撮ったので見て下さい。

華やかなダリアの競演の後柿一つ

 

 

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宝塚宙組「白鷺の城」&「異人たちのルネサンス」観劇記

2018-11-02 11:16:21 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

宝塚HPより参照

-本朝妖綺譚- 「白鷺(しらさぎ)の城(しろ)」作・演出/大野 拓史 

絢爛たる平安の都で始まった、白皙の貴公子、陰陽師・安倍泰成と、艶やかに人心を惑わす妖狐・玉藻前の対決は、時を越え、場所を変え、豪壮たる名城「白鷺の城」で終に決着の日を迎える。千年に亘って転生を繰り返しながら、争い、そして魅かれ合う陰陽師と妖狐の宿縁を、時に雅やかに、時に妖しく描く、日本物レヴュー。

 

ミュージカル・プレイ  『異人たちのルネサンス』—ダ・ヴィンチが描いた記憶—

作・演出/田渕 大輔 

万能の天才と謳われながら、その生涯に多くの謎を残すレオナルド・ダ・ヴィンチ。彼の創作の源が、ある女性への愛であったと仮定し、ダ・ヴィンチと彼を取り巻く人々との愛憎を描く。15世紀のイタリア・フィレンツェ。この街にルネサンス芸術を花開かせた時の統治者ロレンツォ・デ・メディチは、軍事、外交にも優れた手腕を発揮し、ローマ教皇との対立を深めつつあった。若きレオナルド・ダ・ヴィンチも彼の庇護を受ける芸術家の一人。ダ・ヴィンチは依頼された作品の完成も他所に、気ままな創作にかまけてはロレンツォを苛立たせていた。そんな折、彼はロレンツォの愛人カテリーナが幼馴染みである事を知る。同じ庶子という境遇からいつも寄り添い、寂しさを分かち合った二人…だが今、美しく成長した彼女の眼に浮かぶのは、心を閉ざすかのような謎めいた微笑だった。

 

観劇日29日(月)のチケはピアで始めて買ったが、2Fの4列1番。斜め前が舞台まで見通せるので端っこでも舞台全体は見えたので良しとしましょう。日本物のレヴューに舞踊詩を取り混ぜたと言う作者の言に因るようにストーリ-性もあり、歌在り、日舞ありの一杯詰まった50分でした。 

帰ってプログラムを読んで初めて意味が分かった場面もありアレヨアレヨと言う間に終わりと言う印象でした。真風さん筆頭に皆さん美しく舞い歌いそれはそれでいいのだが予備知識なしに観て全部理解出きたとしたら天才。ジジはよく判らないままキレイだなーと見惚れていたら幕でした。 

折角専科松本センセがお出ましなのに、これと言う見せ場もなくお気の毒。前作「天は赤い河」に比べて役柄のせいかすっかり女らしく成長した星風さんヨカッタけれどこれと言うしどころなしでお気の毒。芹香、愛月、桜木さんもただおキレイでした。真風さん筆頭に宙って日本物もいいなと思いました。 

観劇前にピアのチケにおまけでついていた入場券で始めて「宝塚の殿堂」で「エリザベート展」を見ました。それよりも歴代のスターの写真と経歴や現況の方が珍しく懐かしくて全部見ているうちに時間切れでエリザ展示は見らませんでした。 

大好きだったコーちゃん(越路吹雪)やよっちゃん(春日野八千代)の一番魅力的な時代の写真に感慨深いものがありました。物故された作者やスターの方も多く昔に観た舞台が走馬灯のようによみがえります。好きだった小顔で美脚のダンサーいなちゃん(神代錦)早くに亡くなられて残念でした。亡母の小学生時代の同級生で昔雪組の組長初音麗子さん。母が「美人でなくても宝塚に入れる」と言ってましたが… 

さて「異人たちのルネサンスーダ・ヴィンチが描いた記憶―。ほぼオリジナルの作品らしいが、ローマ帝国とメディチ家の権力闘争に稀代の画家でかつ学者でもあったダ・ヴィンチのかの有名な「モナリザ」誕生のエピソードを絡ませてとまあ宇宙的壮大な物語と思いきや… 

ヤッパ歴史的事実のある人物を配して、架空に近い物語を展開し、夫々のスターさんに見せ場を作るって至難の技なんやね。「白鷺」同様、何だか判ったような、判らないようなまま「モナリザ」が誕生し、突如ダ・ヴィンチまでが剣の達人に変身して主人公達が倒れたり、甦ったり。 

真風さん芸術家風と言うより貴族風で堂々としていました。衣装のせいか工房の若者と一緒の時は同じ仲間には見えなかった。芹香さん、宙組にはまってきて、メディチ家の当主として赤い衣装が映えて貫禄たっぷり。歌唱力がビックリするくらい良くなられたと感じました。 

星風さん、怪我で部分休演されてもうすっかり回復されたみたいでスター感が出てきましたね。でもモナリザのモデル?で4人の男性から想われるにはもう一歩アップが必要だと思います。愛月さん、専科入りされるんですね、力演でしたが短いフレーズの歌唱を時々現れて歌うのは如何なものか。 

桜木さん、ジジは今回初めて存在が確認できました。繊細かつ大胆な演技が出来る人だと思います。メディチ家と対極にあるパッツイ家の凛城きらさん、存在感があり良かったです。フィレンツエにふさわしい装置と衣装全部がとても良かったし、舞台転換と群衆処理のスピード感も良かったです。 

フィナーレのロケットの衣装カワイく似合ってました。銀橋で歌い踊る期待の若手、和希、留依、瑠風さん、歌えるはずなのにハーモニイが今一振りも良くなく損してました。一番ヨカッタ場面は黒い衣装一色で真風さんと娘役たちが絡むダンスと装置照明。 

ジジは男役同士が絡むダンスは好まないので、真風・星風の「風」コンビが現れて踊るとホッ。真風さんが星風さんかばってるなと感じたのはジジの思い込みすぎかな? 作品が今一つ感銘を受けなくてもフィナーレを見て救われ、満足して帰る宝塚フアンのパターン観劇でした。

 

コメント (1)
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