今ではほとんど話題にならない2大政党制の議論はどこへ行ってしまったのでしょうか。
自民党と民主党の対立軸も定かでない最近の政治状況をみると、未熟な民主党と政党指導権を発揮できない自民党では到底2大政党制の議論にはならないといったところではないでしょうか。
このブログでも以前に述べたように、2大政党制が日本で根付くかどうかは非常に疑問です。かといって2大政党制がベストであるとは言えませんし、大衆民主主義が色濃く出る日本の政治状況では、安定した2大政党制度の運用は難しいのかもしれません。
そもそも政党とは何ぞやという原点に返らなければならないのではないかとも思います。太平洋戦争で歴史が分断され、自ら自由を勝ち取っているという意識のない感覚では、政治の混乱を収拾できないでしょう。
いろいろな意味で、明治から大正、昭和初期の歴史に学ぶ必要がありはしないでしょうか。
以上