消えた高齢者の事件が話題となっています。昨日も書きましたが、根本的な個人や家族の問題に、どこまで地域や行政が入り込むか難しい問題であります。
一口に、地域の関係の希薄化や核家族化を指摘する意見が多いようですが、対個人に対する関係性が密にならない限り、表面上の制度だけでは改善されないことは明らかです。民生委員が少ないことが問題とか、行政の対応に問題があるとかという批判は、地域の実態を目の当たりにした時、個人の領域にどれだけ入り込んでいくかは新たな問題を生みそうです。
もちろん、年金などの不正受給を正すことは当然です。しかし、その問題と、弱者としての高齢者を守ることや地域や家族の在り方を考えるということはまた別の問題です。
道徳的規範の欠落、これをどのような形で解決すべきなのでしょうか。
以上
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