多くの人がヒナの誕生を待つ公園のカルガモは、連日の猛暑に耐えて卵を抱いている。
巣のある場所は、午前中は直射日光を浴びてしまい、見るからに暑そうである。
いつもはじっとしているのに、昨日、今日と、いやに口をパクパクさせている。
身体の熱を追いだしているようにも見える。
犬は口を開けて舌から熱を逃がすと聞いたことがあるが、カルガモのこの動きも同じであろうか。
卵を抱いてからちょうど20日になる。
ベッドをより快適にしようとするのか、周りの葉っぱをむしっては巣に敷いている。
あと数日で「孵化」ということになろうが、抱いている6個の卵がすべて無事孵化してほしいものである。