「あQ」さん(西武鉄道・花小金井)には、「刀削麺」を目的に行く。
暑い盛りに、ピリッと辛みを効かせた料理もいい。
水餃子と前菜三種。
餃子の皮は、薄っぺらいのと違い、厚みがあり、もちっとしてうまい。
おつまみの豚肉に添えられたすりおろしにんにくは、この暑さを乗り切るのによさそうである。
さらに、ピータンどうふ、豚肉ときくらげ、卵の炒めたものなどを頼む。
ピータンの弾力と冷ややっこの柔らかい食感が、ピリッと辛いタレによく合う。
ここまではビールのお供。
私にとってのメインとなる「刀削麺」のメニューには、タンタン麺、マーラー麺、ジャージャン麺、マーボー麺がある。
この店に行くようになって順番に食べてきたが、その日はジャージャン麺の番である。
オーダーすると、注文を聞いてからご主人が麺を作ってくれる。
小麦粉を練った太い塊から、刃物で削り取られた麺が、湯が煮立った鍋に放り込まれていく。
その職人技を撮らせてもらった。
茹で上がった麺は、ちょっと辛みの利いた肉みそ、トマト、キウリが載って出てきた。
全体をざっくり混ぜて頂く。
なにより、手打ちのコシのある平べったく、太い麺がうまい。
一本一本を引き上げて食べる感じになるが、具材の味とからみあってとても美味しい。
メニューにはもちろん通常の麺もあるのだが、私は、やはり刀削麺を選ぶ。
次回は、マーボー刀削麺に決めている。
楽しみである。