人生第二章 挑戦者

<左半身麻痺の機能回復と生活奮闘記>
脳卒中に倒れ、その後の障害、失われた機能、生活を取り戻す記録

マリーさんとの1分間フランス語講座

2015年04月05日 08時14分48秒 | 良い出来事・うれしい事
2014年09月26日 小さな出会い

 マリーさんは、昨年の8月頃から、朝6時34分の京王線、7時8分の山手線に乗るようになってから、9月初旬頃に出会いました。
 私は、毎朝、山手線ホームへの階段を必死になって階段を上がっています。その外国人女性は、私が山手線ホームに上がる姿を毎朝見ていました。そして、ホーム階段上で私と同じ時間の山手線を待っていました。そして目と目が合ってニッコリしてくれていました。
 このような日が続いて、9月26日、目と目が合ってニッコリしてくれて何も言わないのもどうかと思い、その日は、私は、”GOOD MORNING”と言いました。その方も”GOOD MORNING”と言ってくれて、その後、到着した山手線に気分良く乗り込みました。 その日の朝は、その人に、”どちらの国から来たのですか?”と尋ねましたら、フランスから来ましたとの返事でした。
 私は、その後、”BON JOUR”の挨拶をし、その後、”フランスのどちらですか”と質問しましたら、ボルドーから来ているとのことで、ワイン好きの私としてはワインの産地であることに非常に親近感を覚えて山手線に乗るまでの一分間ですが、お名前を聞いて会話ができました。その方からきっと変なおじさんと思われたでしょうね。 電車に乗る時に”良い週末を”の言葉を言ってくれました。
 普段、会話の少なくなった私にとっては、この朝のこの小さな出会い以来、毎日の私にとって一日をスタートさせる為の清涼剤のような気分にさせてくれる習慣になって行きました。
 また、その日以来、ワイン好きの私は、ワインの産地であるボルドー出身のマリーさんに親近感を持つようになり、学生時代に学んだフランス語を思い出し、山手線がホームに到着するまで待つ、一分間を簡単なフランス語を話してマリーさんと会話する事を始めました。

始まりは、お決まりの”Bonjour!!”
次は、”Comment Ça va ?”
に続き、”Très bien”
今日の天気の事、日本の行事、お勧めの東京の名所などの話して
最後に、”Bonne journée!”
締めは、”Au revoir a demain.”で終わります。

マリーさんと毎朝、会話してわかった事はワーキングホリデー制度を利用して働きながら日本の文化を勉強に来ていることでした。リセ東京で仕事をして休日には、東京都内、東京近郊、遠くは京都、日光に観光に行ったりしているとの事でした。
私も異文化交流と思い、お勧めの東京の名所、日本食などの話をして情報提供してあげています。

ワインと学生時代に学んだフランス語の思い出がきっかけとなったマリーさんとの出会いですが、今の私にとって、毎朝、楽しい一分間フランス語講座となっています。

マリーさんです。記念に写真を撮らせていただきました。揺れている車内でピンボケになってしまいました。
 
マリーさん


昨年9月には、朝ドラの”マッサン”が始まりました。エリーが異国日本で苦労する話とマリーさんが何となく重なるような感じもしました。
3日(金)に、マリーさんに来年はどこにいますか?と聞きましたら、”わかりません””La vie est une aventure.”(人生は冒険)ですからとの返事でした。
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