バラ栽培は、"La joie de vivre"(生きる喜び)
バラ栽培は、スポーツで言うならば、格闘技のようです。そして、バラ栽培は、私達にとっては、"La joie de vivre"(生きる喜び)です。
一昨年末に”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンを造園して、昨年から本格的にバラ栽培を始めて思った事ですが、バラを栽培してバラの花を美しく咲かせるには、日々、バラのお世話をするバラ仕事がたくさんあり、一年中何かしらの作業があります。
このバラ仕事をサボったり、手抜きしたら、バラは害虫の襲撃で木が痛めつけられて、病気に罹ってバラの木が弱ってしまう。最悪の場合にはバラの木が枯れてしまう。バラの花を美しく咲かせるには、一年間、物凄く、根気のいるバラ仕事(育成作業)があることが身に染みてわかりました。
昨年の経験に基づいて一年間のバラの育成管理メニューを作成してみました。(下記ご参照)
バラ仕事は、冬から始まり、秋に終わる流れとなります。この一年間の長いバラ仕事の作業を考えますと、持久力が要求されるマラソンのようなスポーツのようですね。また、作業が面倒で、手抜きしたいと思ってしまいまいそうになる自分との闘い、自分という敵と闘う”格闘技”のようですね。
ガーデニング、特にバラ栽培は、バラを美しく咲かせるスポーツのように思えてきました。努力と根性と忍耐が必要な”格闘技”と思えてしまいます。
★ ”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンの生育管理メニュー ◆
【冬】スタート
春にバラを美しく咲かせる為には、バラ仕事は、冬からスタートします。”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンは密集した住宅地にありますので、近隣の人が外に出てくる前に、朝早くからバラ仕事を始めます。冬の朝は寒さが体にこたえますね。この冬のバラ仕事をしっかりとやっておきますと、春になって、冬のバラ仕事の効果が現れて、バラが美しく咲きます。
1.葉っぱ取り
2.剪定
3.誘引
4.地面を綺麗に掃除
5.地面にニーム油粕撒き
6.地面に肥料(油粕+骨粉)撒き: 土壌への栄養
7.地面に腐葉土の混ぜ込み:土壌改良
8.マシン油の散布: カイガラムシ予防
9.ニームオイルの散布: 害虫予防
10.サプロールの散布: どんこ病+黒星病の早期予防
11.株元にオルトラン撒き: コガネ虫・蛾の幼虫の殺虫、アブラムシの予防
12.地面をピートモスでマルチング: 黒星病対策
13.剪定+誘引調整
【春】
春に雨が降る日が長く続きますと日照不足で生育不良、湿度でバラが病気になってしまいますね。また、害虫の幼虫が若葉を食い荒らしにきますね。ゾウムシも蕾を食べにきますね。
1.生育状況のチェック:害虫+病気
2.害虫はベニカで殺虫
3.ニームオイルの散布: 害虫予防
4.サプロールの散布: どんこ病+黒星病対策
5.開花時: 写真撮影
6.開花後:花ガラ取り
7.痛んだ葉っぱ取り
【夏】
夏は害虫(コガネムシ+カミキリムシ+蛾)がさらに繁殖する季節でその対応が重要となりますね。
1.生育状況のチェック:害虫+病気
2.害虫はベニカで殺虫
3.ニームオイルの散布: 害虫予防
4.サプロールの散布: どんこ病+黒星病対策
5.水やり:水分補給
6.開花時: 写真撮影
7.開花後、花ガラ取り
8.痛んだ葉っぱ取り
9.お礼肥
【秋】バラのシーズンの終わり
暑かった夏が終わり、秋になりますと、秋の長雨の季節があります。この季節には、どんこ病+黒星病対策の作業があります。
秋の長雨の季節を乗り切れば、秋バラはまた美しく咲きます。そして、一年間のバラのシーズンの終わりを迎えます。
秋バラは、春バラと比べますと花姿、色も違ってきますね。また、花もちが良く、香りも良いですね。
1.生育状況のチェック:害虫+病気
2.害虫はベニカで殺虫
3.ニームオイルの散布: 害虫予防
4.サプロールの散布: どんこ病+黒星病対策
5.開花時: 写真撮影
6.開花後、花ガラ取り
7.痛んだ葉っぱ取り
8.一年間に撮った写真の整理
この後は、また、【冬】に続きます。
季節は春、春の早朝に庭に出て、バラが咲いているか見て回り、バラが美しく咲いていると、花の色、花姿、香りに感激して”笑顔”が出て来ますね。
そして、”格闘技”のような厳しい冬のバラ仕事をした結果、春になってバラが美しく咲いているとスポーツをして勝利したような高揚した気分になります。
バラが一年で最も美しく咲く春の季節に、休日の夕方には、庭に出て、ワインを飲みながら美しく咲いたバラを眺めて、香りを嗅いで、幸福な気分になって、その後も夕食のテーブルにバラの花を飾って、美味しい夕食で休日の夜を楽しんで。・・・。
バラが咲いている季節は、私達は何て贅沢な時間、空間を楽しむ事が出来るのでしょう!!
この幸福な時間を楽しむ為に私達は頑張って寒い冬からバラを栽培しているのだなあ、と思えています。私達の”La joie de vivre(生きる喜び)”でしょうか
"La joie de vivre"(生きる喜び)
ピカソ美術館に"La joie de vivre"(生きる喜び)という絵があります。私達はふとこの絵の事を思い出してしまいました。
記録
天気: 曇り
最高気温(℃)[前日差] 11℃[-10]
最低気温(℃)[前日差] 7℃[+2]
挑戦者とカメラマン(妻)
バラ栽培は、スポーツで言うならば、格闘技のようです。そして、バラ栽培は、私達にとっては、"La joie de vivre"(生きる喜び)です。
一昨年末に”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンを造園して、昨年から本格的にバラ栽培を始めて思った事ですが、バラを栽培してバラの花を美しく咲かせるには、日々、バラのお世話をするバラ仕事がたくさんあり、一年中何かしらの作業があります。
このバラ仕事をサボったり、手抜きしたら、バラは害虫の襲撃で木が痛めつけられて、病気に罹ってバラの木が弱ってしまう。最悪の場合にはバラの木が枯れてしまう。バラの花を美しく咲かせるには、一年間、物凄く、根気のいるバラ仕事(育成作業)があることが身に染みてわかりました。
昨年の経験に基づいて一年間のバラの育成管理メニューを作成してみました。(下記ご参照)
バラ仕事は、冬から始まり、秋に終わる流れとなります。この一年間の長いバラ仕事の作業を考えますと、持久力が要求されるマラソンのようなスポーツのようですね。また、作業が面倒で、手抜きしたいと思ってしまいまいそうになる自分との闘い、自分という敵と闘う”格闘技”のようですね。
ガーデニング、特にバラ栽培は、バラを美しく咲かせるスポーツのように思えてきました。努力と根性と忍耐が必要な”格闘技”と思えてしまいます。
★ ”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンの生育管理メニュー ◆
【冬】スタート
春にバラを美しく咲かせる為には、バラ仕事は、冬からスタートします。”LA VIE EN ROSE”のローズガーデンは密集した住宅地にありますので、近隣の人が外に出てくる前に、朝早くからバラ仕事を始めます。冬の朝は寒さが体にこたえますね。この冬のバラ仕事をしっかりとやっておきますと、春になって、冬のバラ仕事の効果が現れて、バラが美しく咲きます。
1.葉っぱ取り
2.剪定
3.誘引
4.地面を綺麗に掃除
5.地面にニーム油粕撒き
6.地面に肥料(油粕+骨粉)撒き: 土壌への栄養
7.地面に腐葉土の混ぜ込み:土壌改良
8.マシン油の散布: カイガラムシ予防
9.ニームオイルの散布: 害虫予防
10.サプロールの散布: どんこ病+黒星病の早期予防
11.株元にオルトラン撒き: コガネ虫・蛾の幼虫の殺虫、アブラムシの予防
12.地面をピートモスでマルチング: 黒星病対策
13.剪定+誘引調整
【春】
春に雨が降る日が長く続きますと日照不足で生育不良、湿度でバラが病気になってしまいますね。また、害虫の幼虫が若葉を食い荒らしにきますね。ゾウムシも蕾を食べにきますね。
1.生育状況のチェック:害虫+病気
2.害虫はベニカで殺虫
3.ニームオイルの散布: 害虫予防
4.サプロールの散布: どんこ病+黒星病対策
5.開花時: 写真撮影
6.開花後:花ガラ取り
7.痛んだ葉っぱ取り
【夏】
夏は害虫(コガネムシ+カミキリムシ+蛾)がさらに繁殖する季節でその対応が重要となりますね。
1.生育状況のチェック:害虫+病気
2.害虫はベニカで殺虫
3.ニームオイルの散布: 害虫予防
4.サプロールの散布: どんこ病+黒星病対策
5.水やり:水分補給
6.開花時: 写真撮影
7.開花後、花ガラ取り
8.痛んだ葉っぱ取り
9.お礼肥
【秋】バラのシーズンの終わり
暑かった夏が終わり、秋になりますと、秋の長雨の季節があります。この季節には、どんこ病+黒星病対策の作業があります。
秋の長雨の季節を乗り切れば、秋バラはまた美しく咲きます。そして、一年間のバラのシーズンの終わりを迎えます。
秋バラは、春バラと比べますと花姿、色も違ってきますね。また、花もちが良く、香りも良いですね。
1.生育状況のチェック:害虫+病気
2.害虫はベニカで殺虫
3.ニームオイルの散布: 害虫予防
4.サプロールの散布: どんこ病+黒星病対策
5.開花時: 写真撮影
6.開花後、花ガラ取り
7.痛んだ葉っぱ取り
8.一年間に撮った写真の整理
この後は、また、【冬】に続きます。
季節は春、春の早朝に庭に出て、バラが咲いているか見て回り、バラが美しく咲いていると、花の色、花姿、香りに感激して”笑顔”が出て来ますね。
そして、”格闘技”のような厳しい冬のバラ仕事をした結果、春になってバラが美しく咲いているとスポーツをして勝利したような高揚した気分になります。
バラが一年で最も美しく咲く春の季節に、休日の夕方には、庭に出て、ワインを飲みながら美しく咲いたバラを眺めて、香りを嗅いで、幸福な気分になって、その後も夕食のテーブルにバラの花を飾って、美味しい夕食で休日の夜を楽しんで。・・・。
バラが咲いている季節は、私達は何て贅沢な時間、空間を楽しむ事が出来るのでしょう!!
この幸福な時間を楽しむ為に私達は頑張って寒い冬からバラを栽培しているのだなあ、と思えています。私達の”La joie de vivre(生きる喜び)”でしょうか
"La joie de vivre"(生きる喜び)
ピカソ美術館に"La joie de vivre"(生きる喜び)という絵があります。私達はふとこの絵の事を思い出してしまいました。
記録
天気: 曇り
最高気温(℃)[前日差] 11℃[-10]
最低気温(℃)[前日差] 7℃[+2]
挑戦者とカメラマン(妻)