さて、今週で6月も終わりです。月日が過ぎるのが非常に早く感じます。今年もあと半年になってしまいましたね。それに比べて私の機能回復の遅さは????
半身麻痺に効く特効薬があればよいのにといつも思ってしまいます。でも、半身麻痺に効く特効薬はありませんから毎日リハビリトレーニングを積み重ねて行くしかないですね。
リハビリの進歩を感じるのは、時間が過ぎて振り返った時に進歩の度合いを感じますからこれからも地道にリハビリを積み重ねて行きましょう。
今週末からは7月に入ります。7月は梅雨明けの月になり、その後には、真夏日がやってくる月になります。夏好きの私にとっては嬉しい月ですが、毎年7月になると思い出すのは、2012年の7月です。この年の7月は悪い思い出の多い7月でしたので思い出したくないですが、私の”臥薪嘗胆”の思いを込めて記録しておきます。
私の”臥薪嘗胆”の日々
経営危機に落ちた会社を”構造改革”という美名に基づいて、この年の6月からリストラ宣言があり、”早期退職”の募集が始まりました。更にそれに続き7月は”早期退職”の応募の締め切りのあった月でした。この”早期退職”の応募者は定員をはるかに超える応募者がありました。
会社の業績悪化は、経営陣の経営責任であり、会社を経営危機に落としたのに経営陣は、経営危機の原因を総括する事なく安易にリストラに走り、責任のない多くの社員が会社を去る結果となりました。このリストラで私と同年代(50代)の人はすっかり消えて行きました。
私も健康な体であれば、きっと”早期退職”に応募していたことでしょう。障碍を持つ私としては、辞めた後の就職の困難さを考えると辞めたくても辞めるわけにはゆかず。”早期退職”の圧力がありましたが、耐えて、耐えて、耐え忍んで今の会社に残ることにしました。
この年の7月は辞めるも地獄、残るも地獄の思いの日々でした。当時、リストラに応じた同僚とのやり取りを涙の思い出として残しておきたいと思います。
”同僚との思い出”
Sent: Wednesday, July 04, 2012
Subject: RE: 体調大丈夫?
XXさん
返信ありがとうございます。
早期退職に応じたのですか。
私も同様に悩みました。
不条理な降格と早期退職の勧奨等相当圧力を受けました。
4回も面談を受け、部が無くなり、
今行っている仕事が無くなる可能性が大で、
そうなるとXX勤務、BB勤務となるが
それでも良いかといわれました。(これ脅迫ですよね)
20年間会社に貢献してきたのに血も涙もない会社です。
障害者に早期退職の奨励する人間は人間でないと思いました。
私の最終結論は、会社に残るを伝えました。
4月16日会社復帰からストレスを溜めずに順調に出勤していましたが
6月8日降格発表、その後の早期退職の奨励と続きストレスが溜まっていました。
特に面談を受けた日は今後の生活が不安になり将来への恐怖感で
歩行する時に注意が散漫になる時がありました。通勤が危ない日もありました。
会社からは考えないでくださいと言われても、これだけ重大な事ですので
考えないわけには行きません。毎晩リストラの事で眠れずノイローゼになりそうでしたが
社外で私を応援してくれる人達から激励、応援を受けて今日までやってこれました。
本日で早期退職者募集を終了しましたが、
これから組織の再編があるので私にとっては、その後の新組織が
どうなるか非常に気になるところです。
会社に残る場合は地方勤務もありと脅されているので心配です。
今は地方勤務も覚悟しています。何処でも言ってやるー!
そこで、事故したり、病気が再発したら、会社を訴えてやるー!!
の心境です。
もし、会社が倒産して今回の好条件な早期退職支援を受けられなくとも、
私はこの困難から逃げたくありません。
私は厳しい状況でも家族の生活の為にこの会社に残って頑張ります。
誰か著名な方の言葉ですが、今の私の心境です。
人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。
不幸が続けば不安になり、気が弱くなるのです。
でも、そこで運命に負けず勇気を出して、
不運や不幸に立ち向かってほしいのです。
XXさんのこれからの道は厳しいものが予想されます。(私も同様ですが)
次の就職活動がうまく行くように祈っています。苦しい時には上の言葉を
思い出してください。
・・・・・・・・・・・・・・・。
”応援団との思い出”
-----Message-----
Sent: Friday, June 22,
Subject: 本日は来社ありがとう
ZZさん
本日は来社してくれてありがとうございます。
貴君の元気なお顔を拝見できて嬉しく思いました。
また、本日は今、私が置かれている状況を聞いて
頂きストレスも少し軽くなりました。
降格になってから、早期退職の勧めの圧力が強く、毎日ストレスが溜まります。
昨日は三回目の面談がありました。
私の結論は、会社に残るを伝えました。が、
この部が無くなり、今行っている仕事が無くなる可能性が大で、
そうなるYY勤務、KK勤務となるが
それでも良いかといわれました。(これって脅迫ですよね)
次の就職先が決まっていればサッサとこんな会社は辞めます。
来週、4回目があります。
これから心理的に怖がらせるような締め付けが強くなりますが、
家族ためにここで辞めるわけには行かないです。
一度死にかけた私は、命は惜しくないので、いざとなったら会社の関係者を巻き込んで
死ぬ覚悟もしています。
これ位の覚悟がないと、このプレッシャーには負けてしまいます。
社内の人は助けてくれませんが、幸い私には社外の知人が
辞めないようにと応援してくれているのでこの応援団が
心を支えてくれているので助かっています。
降格、早期退職のプレッシャーを一人で乗り切って行くには、相当の精神力が
必要です。私を支えてくれているこの応援団に感謝です。
さて、貴君の今後の仕事は・・・・・・・、新分野で大いにご活躍ください。
営業の仕事もそうですが、全てにおいて人間関係での信頼が大切と思います。
仕事上、仕事をはなれても信頼関係が出来れば困った時、人は助けてくれます。
今回の病気、今回の件では、随分助けられています。
この会社、視界不良で墜落の可能性は否定できません。
Sはどうか判りませんが・・・・・良いと思います。
貴君は優秀な人材なので、まだまだチャンスはあると信じています。
私は愛社精神でやってきましたが、最後は役に立たなかったですね。
最後は自分の身は自分で守るしかないです
あの頃は、毎日通勤の際にはリストラの事を考えてしまい通勤をしていて、危ない日がありました。
あれから4年が過ぎようとしていて、時間が過ぎて振り返った時、毎日忍耐の日々で今日までやってきて、ここに来てようやく、心に体に余裕を感じるようになりました。
リハビリでの進歩を感じるのは、時間が過ぎて振り返った時に進歩の度合いを感じますから。私にとってこの”リストラ”は、”リストラ”という名の心身の”リハビリ”だっと思えます。
私を長年苦しめてきたこの問題も4年が過ぎようとしています。ここまで、私は、毎日、臥薪嘗胆の日々でやってきました。
もう私の時代は終わった。 定年まであと1年・・・。
定年までのカウントダウンは始まりました。これからはこの過去の出来事は忘れて、もっと未来を楽しむ計画を考えて行きます。
挑戦者
半身麻痺に効く特効薬があればよいのにといつも思ってしまいます。でも、半身麻痺に効く特効薬はありませんから毎日リハビリトレーニングを積み重ねて行くしかないですね。
リハビリの進歩を感じるのは、時間が過ぎて振り返った時に進歩の度合いを感じますからこれからも地道にリハビリを積み重ねて行きましょう。
今週末からは7月に入ります。7月は梅雨明けの月になり、その後には、真夏日がやってくる月になります。夏好きの私にとっては嬉しい月ですが、毎年7月になると思い出すのは、2012年の7月です。この年の7月は悪い思い出の多い7月でしたので思い出したくないですが、私の”臥薪嘗胆”の思いを込めて記録しておきます。
私の”臥薪嘗胆”の日々
経営危機に落ちた会社を”構造改革”という美名に基づいて、この年の6月からリストラ宣言があり、”早期退職”の募集が始まりました。更にそれに続き7月は”早期退職”の応募の締め切りのあった月でした。この”早期退職”の応募者は定員をはるかに超える応募者がありました。
会社の業績悪化は、経営陣の経営責任であり、会社を経営危機に落としたのに経営陣は、経営危機の原因を総括する事なく安易にリストラに走り、責任のない多くの社員が会社を去る結果となりました。このリストラで私と同年代(50代)の人はすっかり消えて行きました。
私も健康な体であれば、きっと”早期退職”に応募していたことでしょう。障碍を持つ私としては、辞めた後の就職の困難さを考えると辞めたくても辞めるわけにはゆかず。”早期退職”の圧力がありましたが、耐えて、耐えて、耐え忍んで今の会社に残ることにしました。
この年の7月は辞めるも地獄、残るも地獄の思いの日々でした。当時、リストラに応じた同僚とのやり取りを涙の思い出として残しておきたいと思います。
”同僚との思い出”
Sent: Wednesday, July 04, 2012
Subject: RE: 体調大丈夫?
XXさん
返信ありがとうございます。
早期退職に応じたのですか。
私も同様に悩みました。
不条理な降格と早期退職の勧奨等相当圧力を受けました。
4回も面談を受け、部が無くなり、
今行っている仕事が無くなる可能性が大で、
そうなるとXX勤務、BB勤務となるが
それでも良いかといわれました。(これ脅迫ですよね)
20年間会社に貢献してきたのに血も涙もない会社です。
障害者に早期退職の奨励する人間は人間でないと思いました。
私の最終結論は、会社に残るを伝えました。
4月16日会社復帰からストレスを溜めずに順調に出勤していましたが
6月8日降格発表、その後の早期退職の奨励と続きストレスが溜まっていました。
特に面談を受けた日は今後の生活が不安になり将来への恐怖感で
歩行する時に注意が散漫になる時がありました。通勤が危ない日もありました。
会社からは考えないでくださいと言われても、これだけ重大な事ですので
考えないわけには行きません。毎晩リストラの事で眠れずノイローゼになりそうでしたが
社外で私を応援してくれる人達から激励、応援を受けて今日までやってこれました。
本日で早期退職者募集を終了しましたが、
これから組織の再編があるので私にとっては、その後の新組織が
どうなるか非常に気になるところです。
会社に残る場合は地方勤務もありと脅されているので心配です。
今は地方勤務も覚悟しています。何処でも言ってやるー!
そこで、事故したり、病気が再発したら、会社を訴えてやるー!!
の心境です。
もし、会社が倒産して今回の好条件な早期退職支援を受けられなくとも、
私はこの困難から逃げたくありません。
私は厳しい状況でも家族の生活の為にこの会社に残って頑張ります。
誰か著名な方の言葉ですが、今の私の心境です。
人生はいいことも悪いことも連れ立ってやってきます。
不幸が続けば不安になり、気が弱くなるのです。
でも、そこで運命に負けず勇気を出して、
不運や不幸に立ち向かってほしいのです。
XXさんのこれからの道は厳しいものが予想されます。(私も同様ですが)
次の就職活動がうまく行くように祈っています。苦しい時には上の言葉を
思い出してください。
・・・・・・・・・・・・・・・。
”応援団との思い出”
-----Message-----
Sent: Friday, June 22,
Subject: 本日は来社ありがとう
ZZさん
本日は来社してくれてありがとうございます。
貴君の元気なお顔を拝見できて嬉しく思いました。
また、本日は今、私が置かれている状況を聞いて
頂きストレスも少し軽くなりました。
降格になってから、早期退職の勧めの圧力が強く、毎日ストレスが溜まります。
昨日は三回目の面談がありました。
私の結論は、会社に残るを伝えました。が、
この部が無くなり、今行っている仕事が無くなる可能性が大で、
そうなるYY勤務、KK勤務となるが
それでも良いかといわれました。(これって脅迫ですよね)
次の就職先が決まっていればサッサとこんな会社は辞めます。
来週、4回目があります。
これから心理的に怖がらせるような締め付けが強くなりますが、
家族ためにここで辞めるわけには行かないです。
一度死にかけた私は、命は惜しくないので、いざとなったら会社の関係者を巻き込んで
死ぬ覚悟もしています。
これ位の覚悟がないと、このプレッシャーには負けてしまいます。
社内の人は助けてくれませんが、幸い私には社外の知人が
辞めないようにと応援してくれているのでこの応援団が
心を支えてくれているので助かっています。
降格、早期退職のプレッシャーを一人で乗り切って行くには、相当の精神力が
必要です。私を支えてくれているこの応援団に感謝です。
さて、貴君の今後の仕事は・・・・・・・、新分野で大いにご活躍ください。
営業の仕事もそうですが、全てにおいて人間関係での信頼が大切と思います。
仕事上、仕事をはなれても信頼関係が出来れば困った時、人は助けてくれます。
今回の病気、今回の件では、随分助けられています。
この会社、視界不良で墜落の可能性は否定できません。
Sはどうか判りませんが・・・・・良いと思います。
貴君は優秀な人材なので、まだまだチャンスはあると信じています。
私は愛社精神でやってきましたが、最後は役に立たなかったですね。
最後は自分の身は自分で守るしかないです
あの頃は、毎日通勤の際にはリストラの事を考えてしまい通勤をしていて、危ない日がありました。
あれから4年が過ぎようとしていて、時間が過ぎて振り返った時、毎日忍耐の日々で今日までやってきて、ここに来てようやく、心に体に余裕を感じるようになりました。
リハビリでの進歩を感じるのは、時間が過ぎて振り返った時に進歩の度合いを感じますから。私にとってこの”リストラ”は、”リストラ”という名の心身の”リハビリ”だっと思えます。
私を長年苦しめてきたこの問題も4年が過ぎようとしています。ここまで、私は、毎日、臥薪嘗胆の日々でやってきました。
もう私の時代は終わった。 定年まであと1年・・・。
定年までのカウントダウンは始まりました。これからはこの過去の出来事は忘れて、もっと未来を楽しむ計画を考えて行きます。
挑戦者