うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち | |
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KADOKAWA |
手塚治虫のパロディー漫画などでおなじみ(私にとって)の漫画家さんがご自身がうつになって、そこから脱出したことを漫画で紹介し、様々な業界の方のうつの体験記を通して、うつについて考えるそんな漫画です。
うつは心の風邪ではなく、心のガンだ!
風邪なら会社でも、無理しても働けと言われるが、ガンなら大丈夫か?会社休まなくてもいいのか?そういう扱いになるという件があり、なるほどど思いました。
気温差がうつに影響が出ると作者は言っています。喘息もそんな感じで発作が出る人もいます。
気圧差、台風が近づくとうつが出る、これも喘息に似ている。
未だにうつの原因ははっきりわかっていません。
もしかしたら胃潰瘍の原因が主にピロリ菌だったように、何らかの感染が原因なのかもしれません。
結核の原因を結核菌とコッホが証明するまでは、結核も不治の病でした。
もしかしたら鬱病も何らかの感染で発症し、その原因菌が証明され、ピロリ菌のように7日間の内服で治る日が来るのではと勝手に考えてしまう私でした。
うつになりそうな人や、うつの人を理解したい人にオススメだと思います。
表紙をめくると