プラチナデーター (東野 圭吾)

2013-04-11 21:14:28 | 読書(本の紹介)

最近、一気に本を読みだしています・・・。

ほんとは、映画を見に行きたかったけれど、本で我慢。

「プラチナデーター」

最初読みだしたときは・・・外れたかなと思ったけれど

途中から、どんどん面白くなって、一気に読みました。

映画では、主人公、嵐の「二宮君」です。

どうだ、こんにゃろぅ~



ネタバレできませんね・・・

裏表紙の紹介文を書かせてもらいます。

国民の遺伝子情報から犯人を特定するDNA捜査システム。

その開発者が殺害された。

神楽龍平はシステムを使って犯人を突き止めようとするが、コンピュータが示したのは何と彼の名前だった。

革命的システムの裏に隠された陰謀とは?

鍵を握るのは謎のプログラムと、もう一人の彼 はたして神楽は警察の包囲網をかわし、真相に辿り着けるのか。


映画では、犯人役、誰が演じたのかなぁ~?




 

ボール、割りました。あんまり使ってないのに・・・。時々穴に鼻入れてます、ピエロみたい。

リズ、3回目の予防注射が終わりました。

2週間後、やっとお散歩デビューできそうです。

今、体重6.4キロ順調・・・。

尻尾の形が変わって、太くなってます。

そして、相変わらず・・・鳴きさけんでます。

ぐずぐずしないで、早く来なさいよ、

ボール投げなさいよ、私は、撫でられるより、運動したいのよって感じです。

ピンクの首輪、毛で埋もれてしまってるけど、わかります・・・?

ほんと、やれやれ・・・。





55歳からのハローライフ(村上龍)

2013-03-25 11:42:54 | 読書(本の紹介)

久しぶりに本の紹介です。

面白かったのでぜひ読んでみてください。

本屋をぶらぶらしているときに、ハローワークという文字が目に入ってきて、思わず手に取り中を・・・でも、ほんとは、ハローライフでした(笑)

ちょっとなかをぺらぺらとめくり、読んでみたいと思い買いました、でもね、買って、3か月後に読みました(笑)

5つの短編、どの話も面白いです。

帯の紹介では

「ごく普通の人々におこるごく普通の出来事を、リアルな筆致で描き出した村上龍の新境地」とあります。



1【結婚相談所】 人生でもっと恐ろしいのは、後悔とともに生きることだ(熟年離婚した女性の話)

2【空を飛ぶ夢をもう一度】 生きてさえいれば、またいつか空を飛ぶ夢を見られるかもしれない(同級生が、命が付きそうな浮浪者だった・・・彼の最後の頼みに奔走する・・・)

3【キャンピングカー】 おまえには会社時代の力関係がしみついているんだよ(定年後、キャンピングカーで、妻と旅をする夢を持っていた主人公・・・、娘の一言に再就職に挑戦するが・・)

4【ペットロス】 夫婦だからだ。何十年いっしょに暮してると思ってるんだ。(冷たく意志疎通のない夫との暮らしの中で、念願の柴犬ペットを飼い始め・・・)

5【トラベルヘルパー】 人を運ぶ、人を、助けながら運ぶ。何度も、何度も繰り返した。(バブル期を、自由気ままに生きてきたトラック野郎が、老いらくの恋に・・・彼女の正体は・・・、そして人生の目的を見つける)


こんなにゃろ~~と、リズがしおりを噛んでおります。

ここも、かじってやる・・・!!



この短編の主人公たちは、人生の折り返し地点を過ぎてこれから、どう生きていくのか、

定年後、老後に訪れるいろんな問題、経済的な格差、環境に置かれていて、どれも、

自分とも重なる部分もあるような気がして、気持ちが入り、興味深く読みました。

よく心理描写がされていて、頑張れ!!中高年!!応援しながら読みました。

当たり前の小さな幸せ、健康で、前向きに人生を送っていきたいと思わされました。

ペットロスの話は、気持ちが特に入りこみました。

村上龍さん、1952年生まれです。流石・・・!!






久しぶりの読書

2011-02-02 22:56:55 | 読書(本の紹介)

本は、読んでいるのですが・・・

感想文を、書くのが・・・く、苦しい・・・


幻夜・・・東野圭吾

白夜行のあの雪穂のその後、はっきりと、雪穂であると言うことは、書いてないのですが・・・
ところどころに、あの雪穂ではないかと、思わせる場面があります・・・。
更に悪女振りが、バージョンアップ
白夜行の時は、同情する気持ちももてたけれど・・・
今回は、やる事が、えげつない感じがします。
阪神大震災のおりに、殺人現場を、目撃した女(美冬)・目撃された男(雅也)
そこから闇の中だけを生きていく・・・雅也。(白夜行の亮司と同じような道を歩く)
男を利用するだけ利用、
邪魔な人間は殺す、体を売る、騙して、人を陥れる。
美冬の野望を、実現させるためだけに、人生を踏み外して行く人たち
雅也も、最終的に利用されているのが分っても、美冬を守るために・・・散っていく・・・。
後味悪い終わり方でした・・・。
でも、面白かったです。


さよならバースディ・・・荻原浩

霊長類センターで、ボノボ(猿)バースディ言語習得実験を行っている
そのプロジェクトの創始者安達教授の自殺
それを引き継いだ、助手の田中真と恋人の大学院生の由紀
由紀までもが、自殺・・・。
その現場にいた、ボノボのバースディから真実を聞き出そうとするが・・・
思わぬ展開に・・・。
動物って可愛い・・・。ほんとに言葉を理解できたらなぁ・・・。



もし高校野球の女子マネージャーが『ドラッカーのマネジメント』を読んだら・・・岩崎夏海




『ドラッカー』・・・組織経営についての本を1973年にだしてから、経営学の父と呼ばれている人物。

青春物語なんですけど、ドラッカーの経営学が分りやすく織り込んであって、おばさんの私でもおもしろかったです。
一人の少女が、野球部のマネージャになって、最初に打ち出した目標、「甲子園に連れて行く」
けれども、具体的に何をして良いのか、わからず、マネージャについての本を探し
『ドラッカーのマネージメント』の本を買うところから始まります。
その設定も面白いですよね。
少女も、最初はその内容に戸惑うのですが、企業経営についてでなく、組織という経営全般が書かれ
それを野球部の組織に当てはめていく所が、とっても面白かったです。
マネージャとは、支配人・経営者・管理人・監督こういう意味をもっている。
ちょっと、私の認識とは違ってました。
マネージャには、資質お真摯さが必要であるとか・・・。
ところどころに、ドラッカーのマネージメントは、こんなもんだよって具合にでてくるのですが、
マーケティング・イノメベーション・・・野球部の組織運営に当てはめていくと、ほんと分りやすい(笑)
これは、あらすじ書くのやめます。
お薦めなので、読んでみてください。
少女の望みどおり、最初に打ち出した目標、「甲子園に連れて行く」は、実現するのでしょうか?
感動しますよ・・・。
ドラッカーの本も、読んでみたくなりました。


白夜行

2010-11-19 21:19:48 | 読書(本の紹介)

通勤電車の中、病院の待ち時間など・・・合間合間を縫って読み終わりました。

白夜行・・・東野圭吾

TVのドラマで、2006年に放送されてました。
主演は綾瀬はるか山田孝之(座布団運びとは違いますよ、最近テレビに出ないよね)
仕事と介護で観たりみなかったりでしたけど、その時の印象は、暗い・・・ダーク、どろどろ・・・。
そして、刑事役の、笹垣が、武田鉄也・・・憎たらしかったの覚えてます。
綾瀬はるかの雪穂がはまり役でした。
原作を読んでみて、ドラマの方は、二人の置かれた過酷な立場に、同情しましたけど・・・。
本で読むと・・・冷酷な二人でした。
類まれな美しさ、そして、才女でもある唐沢雪穂
裏の生き方しかできない、陽のあたる場所を歩けない桐原亮司
雪穂という名前が、ちょっと、気に入ってしまいましたけど、とんでもない、悪女なんです。
二人とも、普通に生きることが出来れば、それなりの成功者になれるものは、持っているはずなんだけど・・・幼い時に受けた心の傷が原因?二人の恐ろしい秘密。


あらすじは

ある廃屋のビルで、質屋の店主桐原洋介、亮司の父親が、何者かに殺される。
この事件から、次から次へと、犯罪がうまれていく。
19年間、この事件を追い続ける笹垣刑事・・・。
この事件を、最初に解決できていれば・・・二人の人生は変わっていたかもしれません。

その時、雪穂も亮司も、まだ、小学生の時の忌まわしい出来事です。

容疑者は、何人かあがる
雪穂の母親と、その恋人と思われる男、質屋の従業員と母親
すべての人間にアリバイらしきものがあり、決め手となるものは、なかった。
その1年後に、雪穂の母親の恋人が交通事故死、そして、母親までもが、ガス中毒死・・・(事故死)

そして、雪穂は、父親方の従姉にあたる一人暮らしの婦人に、育てられる。
美しさと頭の良さで、常に注目の存在となり、大学、結婚、離婚、事業の成功、そして、2度目の富豪との結婚と、一見陽のあたる場所にいる。
だが、彼女に対して、過去につながる事や、生き方に邪魔なものがあらわれると、レイプ、殺人など汚い手口で、その相手は排除されていく。
そして、多額のお金も動く、そのお金の出所は?

一方、桐原亮司の方は、あらゆる犯罪に手を染めていく・・・。
それが、雪穂のためなのか?
彼女との接点は・・・。
二人の心情は、全く語られていないので、お互いの気持ちは、どうであったのか?
想像するのみです。(それも、あまりにも亮司がかわいそう)
色々な犯罪に関しても、雪穂の支持なのか?
本では、語られることもなく、ただ、笹垣刑事の推理・・・と、読者の想像。

切ないなと感じた言葉、
彼が「MUGEN」という、パソコン会社を設立し、唯一の友人(ただ利用していただけなのかもしれないが、そうともいえないような感じを、私はもっている)
年末の時期に、来年の抱負を聞かれ
「昼間を歩きたい」と答え
「俺の人生は、白夜の中をあるいているような・・・」そう応える場面
結局は、その友人の前からも、姿をけさなければならないようになる。

また、雪穂の方も、本の最後の方に、自分の従業員に向かって
心情をかたる部分がある
「太陽の下を生きた事がない」

「あたしの上には、太陽なんてなかった。いつも夜、でも暗くはなかった。
太陽に代わるものがあったから。太陽ほど明るくはないけれど、あたしは、十分だった。
あたしは、その光によって、夜を昼と思って生きてくることができたの・・・」

出来ればこれが、亮司への思いだったらと私は思いたいのですけど・・・。

最後の場面・・・彼女の言葉・・・そして振り返りもせずに消えていく雪穂・・・。
雪穂の心は・・・いったい・・・???

白夜(はくや、びゃくや)とは、真夜中になっても薄明になっているか、または太陽が沈まない現象のこと。

今から映画もあることだし、ネタバレは出来ません。
本を読んで、映画を見るか?
映画を見て、本を見るか?
あなたは、どちらでしょう・・・。
読み応えがありました。お薦めです。


来年、映画が封切ですって。(いつの間に)

唐沢雪穂を演じる悪女役には、堀北真希。
桐原亮司役には、高良健吾。刑事役に船越英一郎。

私には、綾瀬はるかのイメージが強すぎます。

さらに、「白夜行」に続く、「幻夜」がドラマ化しますね
こちらの主演は、深田恭子
幻夜はまだ、読んでないので、先に読みたいけど・・・。


※・・・・名前をなのってない、名なしさん、中傷等の文面は、皆さんを不愉快にさせるようなので、消させてもらいました。

秋も深まる読書

2010-11-02 00:35:41 | 読書(本の紹介)
相変わらず、推理小説ばかり読んでます。

間に、ちょこちょこと、紹介できないような本も読んだりして(官能小説ではないわよ)

私の本のBOOKカバー
  何を読んでるのでしょうか?


同級生・・・東野圭吾

学園もの・・・
内容は、交通事故死をした、女学生の死をめぐって・・・
いろいろなことが、露見していくとでも言いましょうか・・・(もはや、あらすじでもなんでもないよね)

解説を読んでいて、東野さんが、学生の時に、大人に対して、何かしらの反抗をしてたというのが、
興味深かった。特に先生が嫌いだったらしい。
そんな自分の青春時代を思い出しながら、書いたのかな?なんて、思いました。


理由・・・宮部みゆき

高級マンションの一室(2025号室)で家族4人が惨殺されるという事件がおこる。
2025号室の住人なのか?
身元を調べていくうちに、この2025号室は競売にかけられ、本当の住人は、夜逃げしていた。
この4人の家族は、何者なのか?居住者がそっくり入れ替わっている謎は・・・。
競売、占有屋という普通の人には縁のないような、聞きなれないこの熟語から、関わり合っていく人間模様を
ルポライターが丁寧にルーツまでも解き明かしていく。
なぜ、こうなってしまったのか、こうならざるえなかったのか?その理由がみえてくる。
人生が、浮き彫りになっていく様が、なんともいえない。
ちょっと、普通の推理小説と違う感じでした。



大変だなぁ、本のあらすじって・・・頭の体操だね・・・。

何を読んだか忘れないようにと思って書いてるけど・・・。
自分の覚書きとして残すだけにして、非公開にしようかしら・・・



読書の時間Ⅱ

2010-10-03 21:23:58 | 読書(本の紹介)
本のソムリエって、初めて聞いたのは、タモリ司会の「エチカの鏡」でした・・・。

東京の江戸川区篠崎町の商店街の小さな本屋さんのご主人清水さん

本を探してる人に、寄ってきて、アドバイスを・・・

ちょっと、そういのって、イヤかもと思って聞いてたのだけど・・・

お客さんの悩みにを聞きながら・・・それならこの本が良いですよみたいな・・・(まだ、ちょっと、イヤかも・・・)

その薦めた本ってのが、ハウツー本とかじゃなくて、

児童文学だったり、詩画集だったりで、意外性があるのですよ・・・

本の解説を交えながら、薦めてる話を聞くうちに、興味がわいてくるし、その本が読んで見たくなるから

不思議!!

近くにそういう、お店があったら、絶対行くかも・・・、そんな風に変わってました。


今のところは私は、財政が苦しいし、本を探す時間もないので・・・

ブロトモさんの、お薦めの本を、お友達に借りて読んでます。

これも、新鮮で、自分の好みに偏らずに、読めて良いかもですね。

でも、東野圭吾、宮部みゆきさんの人気は、うちの会社でも、ダントツです。



悪意・・・東野圭吾

これは、真実が一転、二転して、これが、殺人のほんとの、動機なの

犯人が、ほんと、陰湿で、悪意の何者でもない・・・。

最初から、読者が騙される、トラップがあって、「えぇ~っと」いう感じです。

こんなこといってしまったら、本のおもしろさが、半減してしまうかな・・・。


加賀恭一郎が、解決していくのですが、

彼の過去、中学の学校の先生をしていた時の、話が盛り込まれています。

虐めを受けていた子と、していた子・・・結局、救えず、

最悪の結果を生み・・・学校を去ったという過去が、わかります。

人の心の深いところを、よみ、人間の弱さ、醜さ・・・に対しての

加賀恭一郎の優しさ、人間愛は・・・

「真相は解明すればいいというものではない・・・」 そういう考えって

こういう苦い経験を、したからなのかな?




長い長い殺人・・・宮部みゆき

「私は深夜に起こされた、まず、足音が聞こえた。私のあるじは・・・」

と言う書き出しが・・・しばらく、語り手があるじのことを・・・描写・・・

さて、語り手は、だれでしょうか?

最初は、ペットかな?猫かなと思って読んでいったら・・・

なんと、「財布」だった・・・登場人物の財布たちが、事件を語っていくのだけど

ちゃんと、人物の描写もわかるし(キャラクター)、過去もわかっていくからおもしろい・・・。

私も財布って捨てられなくて、大事にとってあります(安物もよ)

私の財布は、私の事、どう思ってるかしら?

最初は、刑事の財布

強請屋の財布

少年の財布

探偵の財布

目撃者の財布

死者の財布

旧友の財布

証人の財布

部下の財布

犯人の財布

それぞれの財布が事件のつながり・真相を語っていく(あるじと同様個性的な財布たち)

保険金殺人・・・でも、単純に解決できるようなものじゃない、絶対黒なんだけど・・・

どうしても、殺人を実証できない・・・長い長い時間をかけて犯人を、あぶりだして行きます。

はらはらドキドキ・・・解明していく間にも、殺人は行われていく・・・

面白かったよ・・・私的に(☆五個)です。





読書の時間

2010-10-02 00:43:46 | 読書(本の紹介)

読み出すと、時間がたつのも、忘れてしまいますよね。

やっぱり、東野圭吾さんの本は、読みやすいですよね。

そして、おもしろい・・・。

社会問題もおりこまれてあるし・・・。



赤い指・・・東野圭吾

家族を省みない夫・・・(胸によく手を、当てて考えてね)

すべての問題から、逃げる一家の主・・・何も問題を解決しようとしない、家族と言うものを見失っている夫。

自分勝手なその妻

過保護に育てられてきた、中学3年の息子

認知症の父親を、ひとりで、介護してきた、母親。
(そして、同居をしてからも、つらい思いをしてきた、母親も認知症に・・・)

その家族の家の庭に横たわている幼女の死体

犯人は、中3の息子だった・・・。

その殺人を、夫婦で隠す・・・工作を・・・

そして、それが発覚しそうになると

自分の認知症の母親に、罪をなすりつけようとする・・・(何を守りたいのだろう?)

その事件に望むのが加賀恭一郎
(彼と父親との確執もあきらかに・・・)

家族の絆・・・何のための家族なのか考えてしまう・・・。

親と子、夫と妻、どの関係も逃げちゃいけないよ・・・ねぇ。

最後の場面の真実は、涙がでてしまいました・・・。

おそまつな、あらすじと感想ですけど、すぐ読めちゃうから、読んでみて、面白かったわよ。






そろそろ、読書の秋・・・かなぁ?

2010-09-23 13:28:53 | 読書(本の紹介)
君の名残を(上下巻)・・・浅倉卓弥






SF歴史小説・・・時代は源平争乱時代

平成うまれ若者3人、友恵、武蔵、志郎が落雷にあい、800年前の平安末期にタイムスリップ。

突然送り込まれた時代には、過酷な動かしがたい運命・・・しかない。

自分の能力(友恵、武蔵は剣道)、知力(志郎は、歴史好き)で、切り抜けていくしかない

時と言うものに、自分の運命を、自分の愛する人たちの運命も、預けるしかない・・・のよ。

受身なんだけど、その状態の中で、力の限り生きていきます。

タイムスリップした3人とも、敵同士となって、生きていくというのも、過酷。


友恵は、木曾義仲の妻・・・巴御膳として・・・

武蔵は、源義経の家来 武蔵坊弁慶・・・

志郎は、北条正子(源頼朝の妻)弟、北条義時・・・


それぞれの、まわりの人間の結末も

悲しい別れの最期ばかりで、切なかったです。

来世で生まれ変わったとしても・・・余計、切なすぎな感じで・・・。

SFなんだから、もうちょっと、娯楽的で、ハッピーエンドだと、いいけど、軽くなっちゃうかなぁ・・・。

でも、読んでみて、面白かったよ・・・。

私がこの時代に、送り込まれたとしたら・・・生きていけませんわ・・・



残暑の読書

2010-09-09 00:25:25 | 読書(本の紹介)

残暑厳しい・・・

ほんとに、秋やってくるのぅ・・・?

秋の読書の前に・・・最近読んだご本です。

ほんと、あらすじ書くのさえ、脳の衰えを、感じます。

脳トレと、思って、書いてますけど・・・しんどい・・・



レイクサイド 東野圭吾

「夫の愛人を殺してしまった」と妻・・・

子供(夫とは、血がつながっていない)の中学受験の合宿中起きた事件

不思議なことに4組のほかの夫婦が、皆、妻に自首を進めるどころか、

妻の起こした殺人を、隠す手伝いを・・・。

不自然なこの行動の裏、

隠されている真実は・・・何か?



秘密  東野圭吾

映画にもなりましたよね。(主演 広末涼子)

バスの事故に、妻と娘が巻き込まれる。

妻は子供を守るようにして、なくなり、娘は、意識不明に・・・・

娘が奇跡的に、助かり目を覚ましたとき・・・

10歳の娘に、妻の魂が・・・。

5年の月日が流れ・・・(いろんなことが、あるのよ、ごちゃごちゃと)

ある日、娘の魂の覚醒が・・・それと同時に、妻の魂は消えていく。

娘の結婚式のとき、真の秘密が・・・あきらかになる・・・。

とっても、切ないお話。



片思い 東野圭吾

テーマは、性同一性障害

大学のラグビー部の同窓会からの、はじまり、

なんだかあらすじを、書かなくても、面白いので、ぜひ読んでみて・・・。

性同一性障害本人たちの苦しみが伝わってきます。

聖書的には、許されないことなのかもしれませんけど。

どうしようもない事柄は、起こっているのですよね。

それで、差別というのは、あまりにも可愛そうです。



女たちのジハード 篠田 節子

中堅保険会社に勤める5人のOLの物語。

5人それぞれの選択。逞しい女性たち・・・。

結果はどうあれ、ある意味サクセス・ストーリー。

女性向の本かな?

一気に読めて、痛快な気持ちになれました。

自分探しをしている女性が読むと、力わいてくるかも

ジハードだよ(聖戦ですぞ


それにしても、段々、簡素化された、本のあらすじ・・・しか、書けなくなってきました。

子供たちは、夏休みの読書感想文大変だったろうなぁ・・・


真夏の読書

2010-08-08 00:07:13 | 読書(本の紹介)
暑い~暑い~

PCも修理に出して暇

ゴロンゴロン

PCが帰ってくるまで

真夏の読書でも、するか~って、感じで借りた本を、読み始めました。

放課後・・・東野圭吾




デビュー作 江戸川乱歩賞受賞作

デビュー作とは思えないおもしろさで、
登場人物が全部犯人じゃないかと思えてくる。
この子が犯人、この人も怪しい行く通りも、ストーリーを、
考えてしまう・・・。
真相は・・・?

はじまりは、主人公、高校教師の頭上に鉢植えが落ちてくる。
何者かに命を狙われている、主人公、前島。
だが、校内の更衣室で、生徒指導の教師が青酸中毒で・・・密室殺人?自殺?
解決する前に、第二の殺人体育祭の仮装行列で、体育教師が?
一見前島と間違われて殺されたようだが・・・。
犯人はわかっても
最後まで、油断できない結末が用意されてます。

火車・・・宮部みゆき 

H4年に刊行された。

[火車] 火が燃えている車。生前に悪事をした亡者を乗せて地獄に運ぶという火の車



犯人に同情してしまう・・・。
多重債務というテーマ。
バブルがはじけ、まだ、債務者を守る法律が出来てなかった時の話。
あの、オウム真理教の信者たちは、多重債務者が多かったともいわれている。
ブラックホールに、吸い込まれて、もがき苦しむ様を、イメージしてしまった。

ある日、休職中の刑事の下へ
親戚の男性が、「婚約者が、突然姿を消してしまった」という相談を受け、
捜索が始まる。
彼女は、過去に自己破産をしていた。
それを、一見知られたために姿を消したようにも思えたが・・・
彼女には、もっと深く暗い闇の中に身をおいていた。
小さな痕跡から、その闇を、暴いていく。
真相は・・・


さまよう刃・・・東野圭吾



少年犯罪がテーマ。

花火大会にの、帰りに、一人娘が、拉致され、強姦。
そして、死に至らされる。
犯人は未成年。
どうしようもない、悪。
その時、父親に犯人を密告する電話が・・・。
復讐に走る父親。
結末は・・・。

あやし・・・宮部みゆき



怪しい・・・お話

九つの短編から、構成される時代怪奇小説。
短編なので読みやすいし、おもしろかったですよ。

パラレルワード・ラブ・ストーリー・・・東野圭吾

愛と友情がテーマ。



仮想現実ーバーチャルリアリティー
人工的に作った世界を、あたかも現実であるかのように錯覚させてしまう。

そんな脳の研究を、している、智彦と崇志。
中学の時から大学まで、心を許しあう親友でもあり良きライバルでもある。
智彦に、初めて恋人が出来、崇志に紹介する女性・・・
それは、崇志が電車でいつも眺めていた、一目惚れの女性であった。
その日から、二人の友情に、一人の女性をめぐり、小さな亀裂が生まれてゆく。
智彦は、自分の研究から記憶の改ざんが、出来る事を発見するが、それは危険なものだった。

場面は変わって

崇志は、ある日、自分の恋人が智彦の恋人ではなかったのかという疑問を持つ。
そこから、パラレルワールドの深みにはまっていく。
調べていくうちに、智彦に関係していた人物が、姿を消していく・・・。

さて・・・結末は・・・

頭が疲れた おやすみ 


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