9月10日(月)
さすがに、暑さも真夏とはちょっと、違ってきたね
昨日は、録画したまま、なかなか見られなかった舞台ものを
3作、連続で見ちゃいました。
一つは、大人計画ウーマンリブ“サッドソングフォーアグリードウター”クド官さん作演出、
松尾すずき、宮沢あおい、岩松了、田辺誠一、荒川良々。 一度、ライブで見たいと思っている大人計画の舞台。

2本目は、コクーン歌舞伎“佐倉義民傳”ご存知、農民の為に命を欠けて、幕府に直訴におよんだ、佐倉惣五郎のお話

今は病気療養中の勘三郎さんの、大熱演…声の調子が悪そうでしたが。いとうせいこう氏のラップで、
要所要所のストーリーが語られていくという…
斬新な演出
串田和美さんでしたね。
ラストの処刑シーン、せめて子供は勘弁してと、祈りながら涙でした
(乳飲み子の女の子は、男児と偽っての処刑なんだもん
)
いつも思うけど、渋谷コクーン歌舞伎って、若くないと見られないよね…椅子席じゃないモンね

3時間桟敷席で、お座りは無理だなぁ~
(そういえば、長男のお嫁ちゃんは、歌舞伎座は行かないけど、コクーン歌舞伎のフアンだしね…やっぱり!)
ここまでで、結構な時間になっていて…明日の事を考えたら、もう寝たほうがいいだろうに
調子に乗って
もう1作…本当はこれが一番気になっていて、見たい、見たいと思っていたのですが…
美味しいものを最後にとっておく子供のように…

同じくコクーン歌舞伎“天日坊”勘太郎じゃなくって、襲名した勘九郎ちゃん、中村獅童、七之助の若い力満載!!
こちらは、ちょっとコミカルだけど、残忍で怖いシーンもあって…
何にも印象的なのが、従来の音曲とは違って…トランペットなんです!!これが、すっごく効果的でいいんです
150年間上演されていなかったらしい作品を、宮藤官九郎作×串田和美演出で、再演の運びになったらしい。
トランペットが耳の残って、離れません。
底を流れるテーマは
自分は一体誰なんだ?という事みたい。