気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『こわれゆく女』 2012年4月13日 イタリア文化会館

2012-04-14 00:17:11 | 映画 こ
こわれゆく女』 を試写会で観ました。

いや~、映画って本当にいいですね を実感しました

【ストーリー】
 神経症気味の妻を持て余しながらも、深い愛情から一人で家庭を切り盛りする、労働者階級の中年男。彼は市のベテラン水道工事員として、職場でも慕われている。突然の水道のトラブルでしょっちゅう家を空ける夫に、妻の気持ちは次第に昂ぶり、ついに狂気の世界へ足を踏み入れる。彼女もまた、抑えきれない強い愛情から、夫を苦しめてしまうのだった。現代人の閉ざされた人間関係の中での、純粋な愛情の探求を常に試みてきたカサヴェテスが、市井のありふれた家庭の中にその主題を求めた力作。夫を取り巻く仕事仲間の描き分けや、妻の日常の淡々としたスケッチも効果的。ことに、妻が、仕事で朝帰りした夫に朝食を出しながら、狂気の片鱗を見せてしまうシーンの切なさが忘れ難い。夫にはP・フォーク、妻にG・ローランズ。それぞれ、カサヴェテスの生涯の盟友だった名優が、素晴らしい演技アンサンブルを見せる。
 (allcinemaより)


GUCCIがスコセッシ監督の復元事業に賛同し、復元ニュープリントされたのが
本作になります。
2006年からその事業を手掛け、こわれゆく女意外にも何本か復元されています。
5月26日~シアターイメージフォーラムでジョン・カサヴェテス監督作品の
6本が上映されることになります。
是非、興味があれば観に行ってください。

とお勧めできる映画でした
でも、かなり体力を使います。
上映時間が長い(のは気にならないですが)、そして、登壇した夏木マリも言っていたけど
なんです。
狂気に満ちたというか、家族の愛情というか、仮面家族というか・・・
何とも言い表せない映画です。
最後も、絶望なのか、希望なのか・・・
もう演技は素晴らしい、特に、病気の女性を演じたジーナ・ローランズ、
そして、夫のピーター・フォークも病気的な演技でした

こういうある種、見応えのある映画を観させていただけると嬉しくなります
でも、内容はかなり応えるんですけどね

必見の映画でした


 ↓良かったら押してください
blogram投票ボタン





最新の画像もっと見る

コメントを投稿