気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『凪待ち』 2019年6月17日 キノフィルムズ試写室

2019-06-17 22:52:49 | 映画 な
凪待ち』 を試写会で鑑賞しました。

白石監督のティーチインは残念ながら参加できず。これはくやしいぞ。

【ストーリー】
 木野本郁男(香取慎吾)はギャンブルをやめ、恋人の亜弓(西田尚美)と亜弓の娘の美波(恒松祐里)と共に亜弓の故郷である宮城県の石巻に移住し、印刷会社で働き始める。ある日、亜弓とけんかした美波が家に帰らず、亜弓はパニックになる。亜弓を落ち着かせようとした郁男は亜弓に激しく非難され、彼女を突き放してしまう。その夜、亜弓が殺される。

香取慎吾の渾身の演技は見応えある。
白石監督にしてはオトナシメデアルが、それでいて堕落していく様はスクリーンからも
ヒシヒシと伝わってくる。
ギャンブル依存症でしょ! 止めさせなきゃとか、どれだけ迷惑かけるのよとか、、、
全ての事柄が痛い。
それでも生きているのは、生きていくには、力強い作品あった。




『泣くな赤鬼』 2019年5月21日 新宿バルト9

2019-05-21 22:33:28 | 映画 な
泣くな赤鬼』 を完成披露試写会で鑑賞しました。

マスコミ多いなと思ったら川栄李奈の結婚だったからね...
上映前に堤真一、柳楽優弥、川栄李奈、竜星涼、兼重淳監督の舞台挨拶で
柳楽優弥の舞台休みで盛り上がった。

【ストーリー】
 城南工業野球部の監督を務め、鬼のように厳しい指導と陽に焼けた赤い顔から赤鬼先生の異名を持つ小渕隆(堤真一)は、甲子園出場目前まで部を導くが、惜しくもかなわなかった。それから10年、小渕は50代になり野球への情熱も衰えていた。ある日、彼は診察に訪れた病院で教え子だった斎藤智之(柳楽優弥)と再会する。そこで、野球のセンスに恵まれながらも高校を中退した彼が結婚し家庭を築いている一方、末期ガンで余命半年だと知る。

野球は好きだから見たりもするし、子供の頃はよくやっていた。
昔の先生は殴ることもあったろう。
そして一遍通りの指導ということもあったかもしれない。
今では多様性を考慮して指導するので考えられないかもしれないな...なんて思いながら見た。
それでも表現の仕方の問題で気持ちは同じだし、
グラブがあるので体で止めるのはなぜ?に応えてない。
生徒の方が合理的だった場合の指導は、、、目には目をなんだろうな。
現代では考えられないことだが、涙すると思う。







『長いお別れ』 2019年5月14日 よみうりホール

2019-05-14 22:25:42 | 映画 な
長いお別れ』 を試写会で鑑賞しました。

実はスニークで見ていて2回目。

【ストーリー】
 2007年、父・昇平(山崎努)の70歳の誕生日で久々に帰省した長女の麻里(竹内結子)と次女の芙美(蒼井優)は、厳格な父が認知症になったことを知る。2009年、芙美はワゴン車でランチ販売をしていたが、売り上げは伸びなかった。麻里は夏休みを利用し、息子の崇と一緒に実家へ戻ってくる。昇平の認知症は進行していて、「帰る」と言って家を出る頻度が高くなっていた。

ネタバレも書くのでまっさらで見たい方はスルーしてください!


途中で泣けてしまう。
家の親父も誕生日に亡くなった。
この映画でも誕生日が描かれる。
家族の7年の葛藤はとても重たいものがある。
子供は大人に、大人はそれなりに、年配者は衰えていく。
アルツハイマーは家族が可愛そうであるが、それは本人とて自覚があれば同じこと。

上映後に監督の挨拶とコメントがあり、
家族視点で描いているので、親父の視点で描いたのは唯一1か所のみとのこと。
それはメリーゴーランドのところで帰る場所を目線で現した。
また、山崎努さんがアドリブで2周目は演技しているとのこと。
原作は短編のため、かなりのエピソードを追加して映画化したらしい。
監督の人柄の現れた優しい作品である。




『ナチス第三の男』 2019年1月25日 TOHOシネマズ市川

2019-01-25 22:11:10 | 映画 な
ナチス第三の男』 を鑑賞しました。

ハイドリヒを撃て!を見てたので途中から覚えるがあるな...と感じた。

【ストーリー】
 その冷酷さから“金髪の野獣”と呼ばれたラインハルト・ハイドリヒ(ジェイソン・クラーク)。海軍兵士だった彼はナチスドイツに入党し、多くのユダヤ人を虐殺した首謀者として絶大な権力を手に入れる。一方、チェコスロバキア亡命政府の命令で2人の青年がチェコ国内に潜入し、ハイドリヒの暗殺計画を実行しようとしていた。

前半はハイドリヒを描き、後半は暗殺側を描いている。
パラシュートが引っかかるのは覚えがあって、、、ハイドリヒを思い出した。
後半はハイドリヒを撃てを見た人はだいたいわかっている。
本作は個人的にはもっとハイドリヒを描いてほしかった。
そこまで残忍な感じがしなかったのが残念である。





『七つの会議』 2019年1月23日 よみうりホール

2019-01-23 21:54:57 | 映画 な
七つの会議』 を試写会で鑑賞しました。

人のふり見て和が降りなおせ!(と認識しましたよ)

【ストーリー】
 都内の中堅メーカー、東京建電の営業一課で係長を務めている八角民夫(野村萬斎)。最低限のノルマしかこなさず、会議も出席するだけという姿勢をトップセールスマンの課長・坂戸宣彦(片岡愛之助)から責められるが、意に介することなく気ままに過ごしていた。営業部長・北川誠(香川照之)による厳格な結果主義のもとで部員たちが疲弊する中、突如として八角がパワハラで坂戸を訴え、彼に異動処分が下される。そして常に2番手だった原島万二(及川光博)が新課長に着任する。

コメディのような作りにしたため、パワハラも責任逃れも痛快に見れる。
そして自らも心当たりのある方も多いと思うが、少し反省する 笑
これは面白い!
七つの会議はなんだかわからなかったけど、それはどうでも良い。
案外ヒットするかもね。