諸原十三塚は、小川松下城跡と同じ尾根上にあります。
もろはら公園造成の計画中に発見され平成3年(1991年)に発掘調査が行われました。
その結果、塚は宗教的な遺構ではなく、戦乱期に城の勢力を誇示するために築かれた旗塚ではないかと結論付けられました。
もろはら公園造成の計画中に発見され平成3年(1991年)に発掘調査が行われました。
その結果、塚は宗教的な遺構ではなく、戦乱期に城の勢力を誇示するために築かれた旗塚ではないかと結論付けられました。
造成時に発見された十三塚の10基ですが、現在はそのうちの北側の6基が公園続きの場所に整備・保存されています。
伊那谷で現存する旗塚はこの1箇所のみと思われ非常に貴重な遺構ではないでしょうか。
伊那谷で現存する旗塚はこの1箇所のみと思われ非常に貴重な遺構ではないでしょうか。
公園への道は狹く、上平トンネル西側からだと軽自動車以外は切り返しが必要、東側から回って下る方が楽かと。
駐車場のすぐ南側に諸原十三塚の解説板があります。
解説板裏から中尾神社までの間に6基の塚が残されています。
駐車場側から見る。
神社側から。
ひとつひとつはこんな感じです。
十三塚と公園を分ける中尾神社。
公園より、西側の飯田市方面を見る。
中央が風越山。
駐車場に戻って、北側の小川松下城跡方面を見る。
ここから城跡の間にも十五塚(十三塚)と呼ばれる塚群があったようですが開墾等により失われたようです。
西側尾根下の真浄寺参道付近から。
左側に小川松下城跡。
右側に諸原十三塚。
場所を地理院地図で確認。
小川松下城跡はココ。
諸原十三塚はココ。
真浄寺参道はココ。
風越山はココ。