ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

女工さんと一緒に

2008年05月20日 01時49分30秒 | 有り難う
明治以降、第2次大戦までは、工場で働く女性労働者は、女工さんと呼ばれていたそうですね。
昨年の秋、北部春闘共闘の総会(軽井沢)の帰りに、明治政府が肩入れした富岡製糸工場跡を見学しましたが、ここで働いてた女工さんは良家の子女が多く、比較的恵まれていたそうですが、大多数は、野麦峠で知られるような女工哀史がほとんどではなかったのでしょうか。
この舞台に出てくる川崎の紡績工場の女工さんたちも、お米のご飯が食べられるなどと言われ、沖縄など地方の農村から連れてこられた貧しい娘さんたちがほとんどだったのではないでしょうか。
どんなに働いても、女工さんたちの生活が楽になることはなく、待遇改善を要求して
たたかいに立ち上がらざるを得なかったのではないでしょうか。

写真は、老女の「すずさん」と若い女工時代の「すずさん」も一緒に記念撮影。
左端は、わらび座のいなほさん。この老女(瀬谷やほこさん)と女工さん(城谷みちさん)は、本当の親子だそうです。この若い女工さん、煙突男に想いを寄せているんですよね。ここも、一つのみどころでしたね。
観てるときは、つらくなるような気持ちでしたが、終わってみると、何か希望が見えてきたような作品でした。

 なぜ、争議が解決したのか、煙突男が、その後どうなったかについて関心のある方は、インターネットで調べてみて下さい。実話だけに、なかなか興味深いですよ。



昔も、今も

2008年05月19日 18時46分02秒 | レポート
 京浜協同劇団創立50周年記念公演の「天空百三十尺の男」は、
現在と過去を、舞台の上で再現させた実話にもとづく内容の濃い作品でした。
 写真は、開演直前の舞台で、今の競馬場の馬券売り場がセットされていて
競馬新聞を手に、馬券を求めて、たむろしているところです。
そして、介護を受けている老女の回想シーンから、一転、煙突が出てきて
78年前の女工さんたちの労働争議を支援するため煙突に登った男の話が始まりました。
当時の若い女工さんたちの話しには、身につまされるものがありました。
この当時は、世界大恐慌の影響を受け、日本でも大変な時代だったようです。
それを今日の状況と重ね合わせて作りあげた作品だけに見応えのある舞台となりました。








>煙突のテッペンで

2008年05月18日 17時38分45秒 | 思い付き
土曜日の夜は、京浜協同劇団が戦前の労働争議をテーマにした芝居「天空百三十尺の男」世に言う「煙突男」を観に行って来ました。
相撲で知られる両国駅を降りて、まず腹ごしらえに、うどん屋さんに入り丸天うどんを頼みました。
すると、そこに一回目の公演を終えた劇団の代表で腹話術で有名な城谷護さんが入ってこられ、一緒にうどんを啜りました。
城谷さんは私と同郷の出身で、九州の人は、やっぱりうどんが好きみたいですね。
私自身、うどんは、一日三回食べても飽きません。
これで京浜協同劇団にも、親近感が湧いて来たようです。
肝心の芝居の感想は、作家の言葉を借りて、煙突男が
>煙突のテッペンで何を考え、何を見た
のかを考えさせる興味深い作品でした。
今日は時間がないので、明日も続けたいと思いますが…。

ここにも

2008年05月17日 11時32分31秒 | 思い付き
原っぱの、こんなところにも、小さないのちが…。

天上天下の自然界の中で、いのちというものは儚いものかも知れませんが
どんないのちでも、生かされている以上、
生き続ける努力と生きてることの喜びを感じることができれば
それが一番、幸せなのかもしれませんね。

もっと近くで

2008年05月17日 08時23分42秒 | 有り難う
今朝は、じゃがいも畑の花に、もっと近づいてみました。
やっぱり美しいですね。いのちの鼓動が聞こえるようですね。

中国の四川大地震救援のため、いち早く日本から救援隊が派遣され、救出活動が始まりました。
続いて、韓国や近隣諸国からも、いのちの救出活動が開始されたことは大変喜ばしいことですね。
人のいのちを奪う戦争のための海外派兵には、反対しなければなりませんが、いのちを守るための海外派遣は、世界中の人がよろこびを共有できるのではないでしょうか。

花のいのち

2008年05月16日 07時40分34秒 | レポート
中国四川の大地震には、今更ながら自然災害の怖さを思い知らされています。
今の時点で、二万人近い人のいのちが絶たれ、死者は五万人を越えると当局から発表されています。
こんな時こそ、世界が一つになって、一人でも多くのいのちを守ることが出来るなら、
戦争の愚かしさと平和の尊さを感じることができるのではないでしょうか。
 じゃがいもの淡い花のいのちでも観ていると幸せな気分になれるのですから、
生き埋めになってる中国の子供たちのいのちを救いだすことができれば
世界中の人たちが、もっと幸せな気持ちになるのではないでしょうか。

食べもの

2008年05月14日 20時22分43秒 | 思い付き
北京オリンピックも近かづき中国の国家首席までが来日し、隣国との友好関係を願うことは、あれこれ斟酌せずに大変喜ばしいことですが、それを前後して、大変な天変地異が起こりました。
ミャンマーのサイクロン被害に続いて、中国、四川の大地震。
このままだと日本も、いつ大地震に巻き込まれても、おかしくない状況です。
災害に見舞われた時、一番大事なのは、食べ物と寝場所の確保ですね。
食べるものは、住まいのそばで、栽培できるものがいいですね。
外国に食料を依存しているようでは、日本の将来は心配ですね。
食べ物は、やっぱり、家の近くの農家で採れるものが一番いいですね。

今、畑では、ジャガイモの白い花が、すがすがしい気持ちにさせてくれます。
人間欲を出さず、争い事もせず、人や他の生き物を大切に思う心が大切なんですね。
たかだか7、80年の人生で、いい争いをしていても、つまらないことだと思うのですが…。
当面は、北京のオリンピックを妨害するのではなく、こんなときだからこそ
世界のみんなで成功させようと思ったときに、人権問題も解決するような気がするんですが…。世界のすべての人に幸いあれ!


2008年05月11日 18時51分34秒 | 思い付き
家の近くの畑には、年中、作物が途切れることなく植えてあります。
毎朝、これらの作物の成長ぶりを見ながら仕事場に向かいます。
手前から、とうもろこしの苗、人参の葉っぱ、花が咲いた、じゃがいもの葉っぱ、ひとまわり成長したとうもろこし。そら豆、かぶなどが丁寧に植えられています。
最近では、畑がどんどん宅地にされていますが農業も文化も、国が、その振興に力を入れてもらいたいですね。

「煙突男」

2008年05月09日 21時18分27秒 | お知らせ
今から78年前(昭和5年)、川崎の紡績工場で女工さんたちの労働争議が起こり、
若者が高さ40mの煙突に上って籠城し、争議を解決させるという事件があったそうです。
その事件を題材にして現在のワーキングプアの問題と重ね合わせたユニークな舞台作品として川崎の京浜共同劇団が演じて話題を呼んでいます。

「ミスター・チムニー 天空百三十尺の男」
現在の状況にぴったりのお芝居だそうです。勇気が湧いてくる作品のようですね。
 東京公演は5月17日(土)2時、7時と18日(日)2時から
 両国のシアターX(カイ)JR総武線両国駅西口、徒歩3分

前売券が2800円。このお値段で芝居が観れるのも魅力ですね。
ぜひともお見逃しなく、お願いします。
区労協でもチケットを扱っていますので、ご連絡ください。
 区労協の観劇日としては17日(土)の夜の部でお会いしましょう!