篠笛

　こういう「新春の集い」も、深い味わいのある新年の始まりですね。
年金者組合文京支部の新春の集いには毎回参加させていただいています。
　篠笛を聴きながら唄を歌うのもなかなかいいものですね。

新年会

　2010年の一月も今日で終わりです。
今年は、「新年会」「旗開き」「新春の集い」などにこまめに出ました。
　というのも、これまで担当してくれていた団塊世代の役員さんが定年で職場を去った関係で
出番がまわって来たのかもしれません。
　新年の始めにあたって決意を披瀝し交流を深める旗開きは区労協にとっても、
どの団体にとっても大事なことで、義理を欠くわけには行きません。
　日本の古きよき伝統と言うべきものでしょうか。

たまにゃ

　木曜日の夜、区労協事務所に労働運動のベテランをお招きして
労働争議の対策会議を開きました。
　会議の後、旗開きの酒の残りと昼ご飯の残り物があったので、
久しぶりに事務所でお酒を飲みました。
　区内に労働争議が幾つもあった4～5年前までは、争議対策会議の後、
ここでも、よく飲んだものでした。
　最近は事務所では禁酒・禁煙にしているのですが、
労働争議が頻繁に起こるご時世になりつつある匂いもするので
ベテランの経験者をお迎えして経験話を聞くのも、たまにゃいいもんですね。
　おかずは、ワカメ酢、ゆでもやし、大根・キュウリ・ニンジンの手もみ、
キャベツの卵炒め、みんな得意の手作りです。
　労働運動のベテランの皆さんは、良い酒と良いつまみを食べさせてもらった
と喜んでおられました。
　数人でお酒1本と焼酎1本がきれいになくなりましたから
とても健康的な飲み方だったように思います。

　♪ホロリ酒～　そんな夜も～　♪
　　　　たまにゃ～　なァいいさ～♪

行動計画

　1月20日（水）の夜、文京春闘の代表幹事会を開き
2010年文京春闘の行動計画を確認しました。
　①目に見える宣伝行動としては
　昼休み宣伝行動(毎週金曜日)
　1月29日、本郷三丁目交差点。2月5日、根津駅前交差点。19日、駒込病院前
　2月26日、白山上交差点。　　3月5日、茗荷谷駅前
　近隣の労組からの参加をお願いします。
　　その他、反核69行動＆憲法宣伝、都立病院を守る宣伝、消費税増税反対宣伝等
各種宣伝行動を取り組みます。

　②春闘学習会は内容により諸団体と共催で実施します。
　2月26日、「労働法の基礎講座」（男女平等センター）
　3月05日、景気対策学習会（文京区民センター）
　3月23日、社会保障対策学習会（シビックセンター4階ホール）

　③昼休みデモ（春闘要求提出3月4日頃まで。回答指定日3月17日）
　3月12日、重税反対！小石川デモ
　3月16日　春闘勝利！本郷昼デモ

　④統一行動・共同行動（各種団体との相互支援の取り組み）
　地域行動　2月26日（予定）地域活性化に向けた要請/懇談など終日行動を具体化する。
　重税反対区民集会　3月12日、
　北部共同集会　　　3月18日、全国第1波統一行動日に中池袋公園で計画する。（予定）
　区民総決起集会　　6月前後に開催を具体化する。

以上の計画を立てましたが、具体化はこれからです。
次回　代表幹事会　2月18日（木）夜、男女平等センター
次々回　　〃　　　3月10日（水）夜、シビックセンター

　写真は1月8日早朝、後楽園駅前での新春宣伝行動。

　

外へ

　1月18日より通常国会が始まりました。これから150日間にわたって
国会論戦が続きます。デフレ不況といわれる深刻な経済状況の中で、
「政治とカネ」の問題が話題になっていますが、何と言っても
勤労者・国民の生活と雇用の安定。もう一つは、沖縄の基地問題をはじめ
核廃絶と平和を守る課題で安心できることが大事ではないでしょうか。
　国民春闘共闘も本日、春闘闘争宣言行動と銘打って丸の内昼休みデモを
行い2010年春闘が本格的に動き出しました。
　文京春闘共闘も明日20日(水）代表幹事会を開いて地域春闘の行動計画を
決めることになっています。
　“地域から積極的な春闘で地域経済を活性化させよう！”という
スローガンに応えられるような取り組みにしたいものですね。
　写真は、朝、目覚めると「外へ出してくれ」と催促するノンちゃんです。

　最近、いくつかの企業で、会社の業績不振を理由に法律に関係なく
労働者に突然、解雇を言い渡すケースがでていますが
その場面に遭遇したら、必ずその場では拒否して下さいネ。
そして、すぐ近くの労働組合に相談して下さい。
　このご時世、次の仕事はなかなか見つかりません。
　春闘の時期は、内にこもらないで、どんどん外にでて
助け合いの輪を広げたいものですね。

新春宣伝

　1月8日(金）の早朝から新年初めての宣伝行動を
後楽園駅前広場で行ないました。
　文京区役所の組合や東京土建文京支部を中心に
寒い朝でしたが13名が参加しました。
　この日は、東京春闘共闘の都内一斉宣伝行動で
文京春闘としても遠藤議長が区民と区内で働く
勤労者に、新年の挨拶と地域の労働組合として
デフレ不況の厳しい環境の中で春闘を積極的に
取り組んでいく決意をアピールしました。
　
　文京春闘共闘では春闘期間中（1～6月）
区内全域で出版労連などの産別や地域の各団体とともに
各種宣伝行動を取り組みます。
　当面、1月19日（火）反核69＆憲法宣伝行動（本郷三丁目駅前）夕方
　　　　1月25日（月）消費税反対宣伝行動（根津駅前交差点）昼
1月18日からは通常国会も始まります。地域春闘も本格的な準備に入ります。
文京春闘共闘は、1月20日、代表幹事会を開き行動計画を具体化していきます。
　各産別、単組の行動や地域諸団体との共同行動を基本に決めていきますので
ご気軽にご相談ください。
　　　　

たたかう仲間

　今年の区労協新春旗開きにも多数のたたかう仲間が駆けつけてくれました。
　何と言っても、労働組合の集いでは、同じ働く仲間が差別や権利侵害を許さず
人間らしく働く権利の回復をめざして頑張る姿は、厳しい職場環境で
働いている労働者にとって「自分も争議団のようにがんばろう」という励みにもなります。
　今回は全日本洋画労働組合UIP映画解雇争議団、保育労たんぽぽ分会、明治乳業争議団、
出版情報関連ユニオンの日本ジャーナル解雇争議、全印総連三晃印刷争議、
名ばかり管理職事件の電算労東和システム支部、大日本印刷子会社DNPファイン解雇・偽装請負争議、りそな年金減額裁判原告団。
　それに新会社を設立させ再建めざし奮闘中の建交労新中央設計東京分会の仲間が壇上にあがり
紹介を受けました。
　国鉄東京合唱団の力強い歌声の後の争議団紹介は、区労協旗開きの一つのクライマックスでもあり、
この後、高田副議長（土建委員長）の団結頑張ろう！で締めるのが、恒例になっています。
　8月の初めには争議団支援の集いを開きます。この時には、文字通り、たたかう仲間が
中心の集いとなります。都内のたたかう仲間は誰でも参加できます。
　産別・地域、ナショナルセンターに関係なく、“来るもの拒まず、去る者、追わず”が
たたかう文京区労協の歴史と伝統です。

新春旗開き

　1月7日(木）夜、文京区民センターで文京区労協の新春旗開きが開かれました。
新春にふさわしく130名を超える参加がありました。
　第一部は藤井副議長の司会で開会。主催者を代表して文京区労協遠藤議長が
年頭の挨拶。ご来賓挨拶は東京地評平山副議長。成澤文京区長。武澤文京区議会議長。
　米谷元議長のご発声で乾杯！しばらく、ご歓談。
　第二部は大利常任幹事（駒込病院）の司会で進行。
オープニングに三味線の伴奏で民謡披露「さんさ時雨」「島原の子守唄」　
引き続き、ご来賓挨拶。出版労連北部地協三橋議長。映演共闘の緒方事務局長。
全印総連北部地区協河原井議長。
　政党関係では民主党の増子都議、区議会品田幹事長。
日本共産党からは小竹前都議、区議団国府田・島元・関川・板倉・高畑・万立議員と
中島副委員長。公明党文京区議団松丸幹事長。
文京区議会市民フォーラムからは村越・田中区議。社会民主党は浅田区議が挨拶。
　OB紹介では5名の元役員が紹介され遠藤議長から記念品を渡しました。
　その後、多数のご来賓を紹介。
文京社保協・中央労金本郷支店・全労済北部支所・国民救援会都本部・文京民商
養生会・年金者組合・新婦人文京支部・�新協印刷・(有)ウィッツ・�新中央設計東京・シンセイプロセス・�国際書院・(有)きょういくネット
　大気あおぞら文京連絡会・村崎弁護士・公害患者会からも多数参加。
文京住宅センターからのアピールの後、文化行事＆文化団体アピール　　　　
友情出演のマリリン「マジックショー」、青年劇場のアピール、
オペラシアターこんにゃく座からは若手歌役者、わらび座からのアピール
最後は恒例になった国鉄東京合唱団の力強い歌声で引き締めました。
たたかう仲間の紹介の後、最後は高田副議長の音頭で団結ガンバロー！！　

　追記：写真は、区労協旗開き文化行事に協力してくれたオペラシアターこんにゃく座の
歌役者の島田大翼さん、新人の熊谷みさとさんと沖まどかさん。
　2月4日～7日まで世田谷パブリックセンターで「三文オペラ」公演。
これまで、文京に来てくれた相原智枝さん、豊島理恵さん、西田玲子さん、萩千尋さん
が出演します。

　劇団青年劇場からは湯本弘美さん、秋山亜紀子さんが参加。
2月12日～23日まで青年劇場スタジオ結（ゆい）で「三年寝太郎」公演。
お馴染み福山啓子さんの構成で秋山雨雀作品朗読もあります。

　わらび座からはミュージカル「火の鳥」公演。
2月18日～21日まで新宿文化センター大ホール。

　5月4日、大井町駅前、きゅうりあん小ホールで
国鉄東京合唱団の鶴嘉一郎さん(テナー）森しげ子さん（ソプラノ）による
「つる・もり」コンサート。

　区労協は、今年もたたかいと文化にも力を入れて取り組みます。
上記いずれの公演も区労協文化部でチケットを取り扱います。
　ご希望の方は、事務局までご気軽にご連絡ください。
　　　　　　　　　　　

京つけもの

　今朝は、ラジオも新聞も七草入りのおかゆが話題になっていました。
スーパーでは「七草セット」が売られ、人気があるそうです。
　いよいよ仕事も本格的に始まりました。昨日は東京地評の旗開き。
　今夜は文京区労協の新春旗開きを区民センターで開きます。
　区内の方なら、どなたでも遠慮なく参加してください。
　遠藤区労協議長が新年の挨拶で、抱負を延べます。
　成澤文京区長さんはじめ各会派の議員さん、多彩なご来賓の皆様の
出席が予定されています。文化行事でも友情出演の申し出がありました。
　
　写真は、昨日のお昼ごろ元労働争議をたたかったTさんが
「京つけもの」を手土産に事務所を訪問してくれたものです。
　さっそく、今年も、昨日作った“皿うどん”の残りを食べてもらいました。
なんだかんだ言いながらも、今年も忙しくなりそうですね。

革財布

年が明けて、12/31付けの朝日新聞社説をみて驚きました。
＞大みそかの話。心を入れかえた男は家業の魚屋に精を出した。
飲んだくれていた３年前とは大変わり。満ち足りたいまがある。
その時、女房が汚い財布を持ち出してきた。
　ああ、夢だと思った４２両が入ったあの財布。
　ああ、良かった、あの時お前が隠してくれたおかげで
おれは変われたんだから。
　（古典落語「芝浜の革財布」の山場の情景）

　12月17日、文京春闘の発足総会で区内の女流噺家吉武亭寿美奴さんが
この作品を熱演してくれたこともあって、改めて考え直しました。

　社説は、さらに続きます。

＞変わるのは大変なことだ。これまでの習慣や生活を変えて、
新たな暮らしを始める。変えようと継続する意志の強さ。
　生半可ではできない。
＞そもそも、変化や変革とは 一体何だろうか。
「変」は神への誓いの言葉を入れた器を打つことを表す文字で、改めるの意味。
「革」は頭から手足までの全体の皮をひらいてなめした形で、生の皮とすっかり
異なる姿を示す。従来の約束を破り、様変わりすることだ。

　ということだそうです。「変革の試み」を主張される鳩山首相は
「天の声」より「民の声」を大切にされるならば、雑音に惑うことなく
名相として歴史に名を刻むことができるのではないでしょうか。

　明日の区労協旗開きに、女流噺家が顔を出しますとの電話があったので
思い出しました。