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バイク乗りのちょっと寄り道、思った事…

師匠との再会 1

2006-12-20 10:55:19 | 今日の出来事・・・
年末も近づいてきて忘年会シーズンになりました。
昨夜は私もある忘年会に参加しました。
何年かぶりに会う諸先輩方。
その中に私のバイクの師匠がいました。
でも座敷なのになぜか低い椅子に座って足を投げでしている。
「ひさしぶりやなぁ」あの元気いっぱいの懐かしい声で話かけてきました。

師匠は私より8も年上なのに元気の良さは折り紙つきです。
話によるとトライアルやってて靭帯が伸びてしまったとの事。
やっぱりいまだにバイクに乗っているらしい。
負けん気が強い方で若いヤツには負けんっとちょっと無理したらしいのです。
もう50を過ぎているのにと思いましたが
楽しそうにその時の事を子どもの様に話す師匠を見て
ちょっと嬉しくなりました。

私がSRXを購入した頃、師匠と知り合いました。
それは私が20そこそこ、師匠が30くらいの頃でした。
ある日、師匠が「うちのチームのツーリングに行かないか」っと誘ってきました。
バイクに乗っている事を知らなかったのでちょっとびっくりしましたが
私はバイクの操作に少々腕に自信があったので
こんなおじさんがついてこれるのかな?っと思っていました。

そのツーリングチームはクシタニのクラブで
集合場所に集まっているのはBMWに乗るおじさんばかりでした。
更なる不安が過ぎったのは言うまでもありません。
しかし、結果はあっという間についてしまいました。
このおじさん達の速い事、うまい事。
私の鼻がポキンっと折れた音がしました。
とても追いつける事ができず、
曲がり角で待っててもらって、やっと後ろからついていきました。
結局、最後までいっしょに走る事はできませんでした。
完敗です。

このチームこそ、あの“3th Team BackStreet”でした。
師匠はそこのチームに属していて
トライアルで日本選手権を追っかけているような人だったんです。
この時、私のなかで オジサン=BMW=遅い っという図式は崩れ去ったのでした。
今私がBMWに乗っているのはこの時の影響があるのかもしれません。

当時、私はまだ“キリン”を読んでいませんでしたが
実際にここにはキリンが存在していたのです。
この人は絶対超える事はできない、そう思いました。


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