もう走りたくて走りたくてたまりません。
そうクルマの話です。
一般公道ではダメ。絶対ダメ。
一般公道は危険(な人が多い。な状況が多い)なのと、テクニックが楽しめない。
という事で、サーキットですよ。
2023/10/21 タカスサーキットに行ってきましたよ。
・・・
雨です。
完全にウェットで、たまに土砂降りになります。
私は午後からの走行ですが、晴れたり降ったり、土砂降りになったり。
路面は、ハードウェットで水たまりが所々にあるコンディション。
燃えますね。
こういう時は、気温も低く、タイヤも減りにくい、全開が少ないので燃料も節約できます。
もう、完全に練習モードです。
スタッフの方と話したのですが、サーキットのルール、マナー(フラッグなどかな)や心構え、準備、装備などを教えてもらうものらしいです。
きっかけとしては良いと思いますね。
ただ、JAFのB級ライセンスと似た感じなので、B級ライセンスの講習もやってほしいな~という感じです。
その方々が、午後も走っている状態での・・・私の登場。挙句の果てに雨。
過酷ですね。。。
さて、私ですが、走り始めてからすぐに「リアが飛んでくぅ~」でした。
私のWRXですが、結構派手に「オーバーステアー」セッティング。
リアのバネレートが、フロントに比べて柔らかい。
ドライ路面では、ガンガンとクルマを振り回して走ります。
まあ、もともとFR乗りなので。
それが、雨の中では逆に厳しい状態になります。
ブレーキ踏んでも、ステアリング回しても、アクセル踏んでもリアがスライドしていきます。
タイヤのエア圧は、高めですが・・・
間違ったのは、リアの減衰調整をもっと固くしておけば良かったです。がっ!
途中から楽しくなっちゃいました(笑
ちょっと怖かったので、トラクションコントロールは入れっぱなしですが。。。
あえてリアタイヤを滑らせて、トラクションコントロールに止まらせて(ちゃんと手動コントロールも入れますよ)
平気な顔してアクセルを入れていくという、私とクルマの共同作業でした。
これ、結構速く走れちゃうんですね。
外から見ると、綺麗な4輪ドリフトだったかと思います。
私だけでは、そんな芸当はできませんので。。。
ただ、一番タイムが出たのは・・・トラクションコントロールが入らない、きっちりとした走りでしたね。
いや~楽しい時間でした。
すでにおかしい人ですね。
この中で「はじめ君」参加者の方には、若干怖い思いをさせたかと思います。
だって「たのしー」と言いながら、暴走特急が突っ込んでくるわけですからね。
さて、この中で皆さん感じましたかね?
私が道を譲る時は「常にストレート」である点。
つまり私と周りの人が、安全にロスなく出会える場所で譲ることにしています。
そのためには、相手の位置と自分の位置を確認・頭の中での計算を行い、ストレートで出会える距離感で間隔をあけて走る。
近づきそうなら、加速してさっさとストレートまで行く。
そんな計算をしています。
常に、自分の周りだけではなく、サーキット全体を見て(フラットなサーキットの場合ですが)
他の人がいる場所を把握したうえで、自分の位置を決める。
初心者には、まだまだ周りを見る余裕はないかもしれませんが、こういうことをできるようになると良いですね。
最悪は「曲がっているときに出会う事」です。
特に今回のような雨になると、内側のクルマが外側にスピンして飛んでくることもありますので、お互い不幸になります。
なので、なるべく曲がっているときには出会いたくないです。
混んでいるときは難しいですけどね。
あと、慣れているドライバーは常にシグナルを送っています。
クローズした車内です。
コミュニケーションができません。
そのため、どんな小さなことでもシグナルを発しますし、どんな小さなシグナルも見つけ出す努力をしないといけません。
どこかの記事で(一般道の話です)
「パッシングされたり、ハザードされても意味が分かりません」
との話がありました。
こういう人は、車の運転をして欲しくないのですが、クローズした中ですから「どんな小さなシグナルも理解しないと協調できない」ということ意識してほしいです。
「コミュニケーションが苦手」「人見知り」
そんな人は、車の運転をすべきではないです。
一緒にコースを走った「はじめ君」さんたちは、びっくりしたと思います。
結構離れた状態からパッシングしたり、ウィンカーを出してレコードラインを外して走ったりと明確なシグナルを出していたと思います。
とにかく危険を回避する努力をしています。
私がストレートに入ったところから、ひたすらパッシングしてシグナルを送っているのに、ストレートエンドより全然前で追いつかれた方がいらっしゃいましたね。
「追いついちゃうからラインを外してね」
というシグナルなんです。
後で、私も「ごめんね~」と言いに行きましたが、ドライバーさんと話したところ「うわっ、もう真後ろにいる。そんな感じでした」とおっしゃっていました。
そうなんですね、全開の暴走特急は(雨なのに。。。)気が付いたらヤツがいる状態なのです。
少しずつ慣れていってね。
とはいえ慣れているドライバーは「どけどけ!」にはならず、ちゃんと避けたり、間をあけてくれたり、スペースをあけてくれたりしてくれます。
ついでに手を振ってくれたりします(笑
当然、帰るまでが遠足なので。
そうやって、スポーツは楽しむものなんです。
サーキット人口が増えて、安全運転=ドライバーの技量向上が広まるといいな~。
ひっそりたたずむクルマ。
タイムは?
雨でタイムを語るのはやめときましょ。