前の記事で「マニュアルの車はうざい」という記事を見ました。
理由は、ブレーキランプを光らせずに減速するかららしい。
まあ、減速時はエンジンブレーキで減速してからブレーキを踏むからブレーキランプが光る前に減速します。
しょうがないですね。
わたしも「うざがられる」対象なので、笑うしかないんですけど。
理由は色々ありますが、理由はこっちに置いておきます。
そして、こう思っている人に「あれこれ」も言う気はありません。
ただ、「ほ~」と思う事をいくつかありましたので、書きたいと思います。
1.やっぱりブレーキは難しい
そういう事なんですね。。。多分。
サーキットを走っていても、一発でブレーキポイントなんてわからないわけで、何周してもピッタリブレーキングなんてできません。
サーキット走っていても、こういう感じなので、一般の人はもっと難しいでしょう。
何処からブレーキを、どれだけ踏むか?
結構難題です。
私の住む土地では、9割がたの人が停止線で止まることができません。
まあ、目標意識が低いとも言えますが。。。
挙句の果てに、単独では無く前走車がいると、もっと複雑。
凄く難しい計算をしないといけないと感じる方が殆どかもしれません。
ほぼ減速時にはパニック、興奮状態になっているのではないでしょうか。
それを回避する方法。
「前走車のブレーキランプがつくかどうか」
に陥ってしまう感じでしょう。
よく「車間距離を取ればいいじゃん」と言いますが、ブレーキランプを見ている人から言うと
「どれだけ車間を取ればいいの?というか、そもそも30メートルってどれくらい?」
って、具体的に「何メートル」って言われても、空間認識ができない人には
「何メートルってどれくらい?何を目印に?」
って感じで認識ができないってところでしょう。
もう、機械にやってもらうしかないのではないでしょうか。。。
クルマに前走車との距離を表示する機能が必要なんじゃないですかね。
多分、解決策はありません。
・・・あれ?「どれくらいのブレーキを踏む」ってところまで、話が到達していませんね。。。
2.やっぱりアクセルから足が離れないのね
つまり、前走車のアクセルランプがつくまでアクセル踏みっぱなしなんですよね。
多分ですけど。
私は、アクセルオフをすると、ブレーキ側に足を向けます。
もう体に染みついたものなので理由は分かりません。
クルマが不安定になった(スピンに近くなった)ら、クラッチに左足を乗せておくというのも体に染みついたものです。
ホント考えてやっていないんですね。
何度も何度もスピンして、身に着けたものです。
練習すると、あるタイミングで体に染みつくっていう「成長曲線」って奴でしょうか。
とはいえ、普通のドライバーはブレーキランプがつくまでアクセルから足が離れないんでしょう。
ペダルをスイッチのように使っていて、ペダルの踏みかえも緊急時以外やらない。
となると、全ての操作が遅れるよねって感じ。
オートマチックは、アクセルペダルを踏み込んだタイミングを、パワーが上がるまでのタイミングにズレがあります。
それは構造上そうなのですが、これがアクセルを雑に踏んでしまう原因なのかもしれません。
逆にアクセルオフで減速は遅い。
でも減速している雰囲気が自分にはあり、前走車が近づいていることにも気が付かない。
・・・オートマチックの方が、人間の感覚を鋭くしないと難しいクルマなんだよね、実際はね。
あと、「アクセルとブレーキの踏み間違い」ってこういうことなんでしょう。
アクセルから足が離れていないんですから。
パニックからペダルを踏むとアクセルになっちゃうんです。
この時ブレーキに足を向けていれば・・・と。
アクセルオフでブレーキに足を向ける練習をしてみてはどうでしょうか。
3.それでも自分の都合を優先させる
車の操作とは別の話。
ブレーキランプがついてからブレーキを踏んで、間に合わない時。
できる人なら「もっと~しなきゃ」と反省するものなのですが、「前の車が悪い」っていうというね。
それも、何の関係もない前走車ですよ。
前走車にすら「自分に合わせろ」と言うのですから・・・ちょっと救いようがないというか。
オートマチック、マニュアルミッション関係なく、運転自体が上達しません。
というか、普通の生活でも厳しいのではないでしょうかね。
おっかない社会です。
交通事故が無くならない理由って、こういう所にあるんでは無いでしょうかね。