雑にゃん日記<俺ってズレてる?>

いろいろな趣味や語りを書きたいと思いまーす。
私の頭の中、一般的と言うものとはズレているみたいです。

頼むよ~タクシーの運ちゃん。パニックは無しで。

2023-12-03 12:00:35 | 日記

ちょっと前。

タクシーに乗った時、結構高齢な方の運転手さんでした。

そう、私も夜遅くなった時など、タクシーに乗るんですよ。

まあ、タクシーの運転は・・・結構怖いんですけどね。

間違っちゃいけませんが、タクシーの運転手さんは「運転のプロ」ではなく、「タクシーのプロ」です。

私から見れば、褒められた運転技術ではない人が多いという事、書いておきます。

 

という事で、「お客さんどちらへ?」ってことなので、説明したところ

「場所はわかるんですけど、どうやって行けばいいですか?」

とのこと。

結構な高齢者でしたが、駅のそばなのに道がわからんとは。。。変な話。

「右に曲がって駅の方に行けばいいですか?」

と運転手さん。

「どこからでも行けるけど、まっすぐ行って駅を渡ったところを右折して・・・」

と私。

まっすぐ行けばいいんですよ。

ところが、駅の交差点に近づいた時。

「右折するんですか?」

と、ハンドルをガタガタ言わせ始めました。

・・・「まっすぐ」って言わなかった?

「まっすぐですよ。駅を超えるんです」

と言っても

「曲がるんですか?どうなんですか?」

と、ハンドルを左右にガタガタ、ガタガタ激しくなりました。。。

変でしょ?

結局「何も考えるな。私に従え」と言って、事なきを得ましたが・・・ふと思いました。

これが「高齢者のアクセルとブレーキの不間違いの原因?」と。

 

つまり、周りの状況がどうであれ、「思いこんだものから逃れられない」という事。

「曲がる」

と勝手に思ったら、周りが「まっすぐ」と言っても頭の中が切り替えられない。

というか、想定と違ったものが出てくると「パニック」に陥る。

こんな簡単なことですが、いとも簡単に「パニック」になる。

そうなれば、アクセル踏もうとしているのか、ブレーキなのか不明になる。

そもそも、ブレーキを踏む習慣が無い人には、効果てきめんにアクセルを踏むでしょう。

たかがこんなことで・・・というかタクシーの運転手なのに。。。

 

さて、この高齢の運転手さん。

高齢になったのでこうなったのでしょうか?

真実はわかりません。

でも、多分ですが、若い時からこうだったんでしょうね。

同じ考えの社会にいて、同じ生活(ルーティーン)を何十年も続けてきて、何の刺激もない生活。

そんな生き方をすると、少し違う刺激が入ってきたら、すぐ「パニック」。

ってことなんじゃないですかね。

 

私は、若い人・・・そう18歳~20歳ぐらいの若い人に必ず言います。

「親元を離れ、住んだことのないところで生活をすることを勧める」

と。

これは「親に甘えるな」と言いたいわけではありません。

「自分の都合がすべてではない。色々な考えや刺激を受けて、自分の可能性を広めよ」

という事です。

世の中は、自分の都合に合わせてくれるわけではありません。

でも、生まれ育った町は、なぜか同一の考え・習慣になっていることが多い。

そうすると、色々な考えに触れることもなく、考え方が偏ったまま「その他の考えに対応できない」人間が出来てしまう。

なので、新しい刺激を受ける。それも若いうちに。

何かで読みましたが、人間は25歳までに考え方を変えないと「自分の考えが世界のすべて」という考えになるそうです。

なので「世界は広い」という考え方を、若いうちに身に着ける必要があると私は考えています。

 

そして、このタクシーの運転手さん。

「世界は、知っているところが全て」

という生き方なんでしょうね。

知らないものが出てくると「パニック」。

 

人間をコントロールするうえで、最も簡単なのが「恐怖」。

恐怖で「パニック」を起こすことで、いとも簡単に支配できてしまうと思います。

そうならないよう「広い世界」を見ること。

若い人には、大きな声でお勧めします。


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