ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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採用から20年を振り返って

2016-04-08 22:34:45 | 主張
平成7年に財務局に採用になり、早いもので昨年でちょうど勤続20年の節目を迎えました。

11月には職場から「財務省永年勤務者表彰」をいただき、同じ課の皆さんにお祝い会を開いていただきました。また、この3月には4日間の有給休暇を取得し、家族への感謝の意味を込めて、九州(長崎、熊本、大分)に5泊6日のドライブ旅行にも行きました。

振り返ってみると、採用された平成7年は、年明けから阪神・淡路大震災の発生や地下鉄サリン事件の勃発など、大事件・大災害が頻発した年でもありました。私自身は財務事務所に採用となったのち、5年間の本省庁勤務の機会をいただくなど、職場において様々な経験をしたほか、幸い、妻と可愛い息子にも恵まれ、本当に中身の濃い充実した20年が送れたと心の底から感じています。

一方で我々財務局の職場では、度重なる定員削減に加え、業務も複雑・高度化し、職員の負担は年々増加しています。多くの職員が自分の仕事をこなすのに精一杯であり、採用された平成7年当時に比べ、組織や職員の良い意味での大らかさが、残念ながら薄らいでいるように思います。

これまで多くの諸先輩方が築いてくれた財務局の古き良き伝統をいかに守り、次の世代の若い職員にどう伝えていくか、我々の世代の職員に課せられた重要な課題だと思っています。 
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