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ファッションにとって美とはなにか 3

2012-10-21 | Weblog
「究極美」は湯水の如くお金を注ぎ込んで創り上げた営為の結果。
これは服に限らず、否、服よりも歴史的建造物等で明らか。
これに対するアンチテーゼは日本文化の一方の神髄、侘び寂び幽玄文化が
醸し出すものだけと云っても過言ではない筈。
但し、これはあくまでも豪華絢爛文化を甘受した方々のアンチ表現。
四畳半の庵と森付き豪邸を一色単にする、或いは、比較するのは疎かそのもの。
然るに、未だかって経験したことがないグローバル経済低迷現況では
ファッション文化を含む全ての文化も停滞を余儀なくされる事、必定。
超資本主義下での「金融ゲーム」も絵空事とあまねく理解された現在、
又、IT第三次産業革命は第二次産業革命のインパクトには及びもつかない
「蚤と象」 感じの風体。
これでは 「美の追究」 は出来得ないも当然至極のコンコンチキ。
然らば、『美』 はこれからも当分の間、ご退散頂かなければならない寂しい時代に。
否、ips細胞操作技術開発で医療美容関連第四次産業革命が勃発かも。
幾ら齢(よわい)を重ねても常に 「美しく健康な躯」 を保てるって 「お得?」。
これって 「人類誕生以来」 の 「超大(変身)革命」。

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