AS AMERICAN,AS MUSTANG
フォードのアイコンであり、アメ車・マッスルカーの代表とも言える存在マスタング。
1964年登場の初代モデル以来、ポニーカーとして現在まで途絶えることなく製造され続けています。
S197と呼ばれる2004年デビューの6代目(アメリカ本国では5代目にカウントされる)マスタングは、フォードのリビングレジェンド戦略に基づき、各所に初代モデルの面影がある原点回帰なデザインが話題となり、人気を博しました。
2009年のマイナーチェンジで内外装デザインが変更され、中期型へ。
エンジンは前期型同様、4リッターV6or「GT」に搭載される4.6リッターV8SOHCの2種類の設定で、組み合わされるトランスミッションは5AT/5MTです。
2011年モデル以降は3.7リッターV6or5リッターV8のDOHCエンジンに一新され、ミッションも6AT/6MTとなりました。
ロングノーズショートデッキのファストバッククーペスタイルやリジッド式リヤサスなどの伝統的な部分を受け継ぎつつ、アメ車らしい大排気量エンジンによる豪快な走りが持ち味です。
キットはドイツレベル製。前回製作した2013年モデルBOSS 302と中身はそう大きく変わりませんが、各所2010年モデルのGT用に変更されています。
ボディーカラーは今回コロラドレッドをイメージして、タミヤラッカーのイタリアンレッドを使用しました。
内装はボディーカラーと合わせるように、レッドレザー風に仕上げています。
今回使用しませんでしたが、レーシングストライプは3色付属しており、ボディーカラーと自由に組み合わせることができます。
基本ほぼストレート製作ですが、前回同様足回りは調整しました。
フロント周りは一体成型が多く、バンパー下はボディーカラーがラインのように入っているため、マスキングはやや大変でした。
エンジンルームや内装、シャーシ裏の雰囲気も良く、国産キットと遜色無い出来です。
後半はこれまで製作したアメリカレベル製2014年モデルのGT、前作2013年モデルのBOSS 302と並べてみました。
別に狙ったつもりはありませんが、赤、黄、青と信号機カラーが揃ってしまいました(笑)
BOSS 302の方はボンネットやフロントフェンダーのデカールのヒビ割れが発生していました。 早めに補修・対処したいところです。
個人的にこの代のマスタングは2013、2014年モデルの後期型デザインが好みなのですが、こうして見ると中期型のロー&ワイドで無骨なデザインも捨てがたい魅力がありますね。
前期・中期・後期それぞれに良さがあると思いますが、皆さんはどれが好きですか?
気付けば2021年も残りわずかになってきました。
今年ホンダ車が1台も完成していないような・・・。