まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

タミヤ ポルシェ911 GT3(996) 完

2017-09-30 01:22:19 | タミヤ 996 GT3




走りを極めた高性能モデル


































































タミヤの996GT3です。


ボディーカラーはリビエラブルー...ではなく、マイアミブルー風です。


ガイアバーチャロンカラーのフォーチュンスカイブルーを使用しましたが、イメージ通りの色に仕上がったと思います。


たまには赤系以外もいいものですね。


内装では、軽くグラデーションを入れて単調になりすぎないようにしたほか、特徴的な赤いシートベルトを再現。出来はともかく、多少雰囲気は出たかな...?






987ケイマンS986ボクスターと製作してきたので、ポルシェの顔ともいえる911は外せませんでした。


当初は2台目のDC5完成後に製作する予定でしたが、無限エアロの製作に思った以上に苦戦。


心が折れたので、癒しを求めて先にこのキットに手を出してしまいました。(笑)


一部気になった箇所こそありましたが、先のボクスターと共通する箇所も多く、概ねサクサク進みました。さすがのタミヤ製。


1か月以内に完成したのは久しぶりな気がしますね。




こうして見ると、やはりポルシェ911は美しいです。


これまでの911伝統のスタイルを受け継ぎながら、この996からはかなりスタイリッシュなデザインになったと思います。


個人的に特にサイドビューが堪りません。これを眺めながら飯が3杯食えます!


キットはGT3なのでエアロパーツを纏っていますが、ゴテゴテした感じは無く、非常にまとまりがありカッコいいです。最近の国産(特にT社)と大違いです。


不評の涙目ですが、986ボクスター同様、私はこれはこれで別にそこまで嫌いではないです。


360馬力のパワーは、今の目で見るとあまり大したことないように感じられますが(現行カレラで370馬力でしたっけ?)、十分すぎます。





911はやはりいつかは乗りたいという憧れがあります。


死んだら乗りたいですね。どうせ生きている内に乗れるようなクルマではないと思うので。

タミヤ ポルシェ911 GT3(996) その5

2017-09-28 20:41:18 | タミヤ 996 GT3
996GT3の残りを仕上げます。





まずヘッドライトです。





ボクスターもですが、キットではウインカー部分(涙目下部分)の造形がこのように何もありません。


実車ではカバーはクリアーのようなので、このままカバーを取り付けてしまうと少し見栄えがよろしくないです。


そこで、実車の写真やキットの箱のイラストを参考に、クリアーのカバー越しにウインカーバルブがぼんやり見えている感じを再現してみようと、カバー裏側からクリアオレンジを薄く塗装してみました。





カバー断面はガンダムマーカーのシルバーで縁取りしました。





うーん、イマイチですね(笑)





続いてテールランプ。


まずマスキングしてカバー下半分全体を表側からクリアーレッドで塗装。


再度マスキングしてからシンナーを染み込ませた綿棒で塗装を剥がす方法にて塗り分けました。





上側はヘッドライト同様薄目のクリアーオレンジで塗り分け、上半分のみ断面をガンダムマーカーのシルバーで縁取り。








ボディー側にはミラーフィニッシュを貼り付けているので、そこそこ綺麗です。


ただ取り付けの際、塗膜の影響かクリアパーツの合いがあまり良くなく、削って調整したのですが、それでもピタッと嵌らなかったです・・・。





さぁ問題のウインドウ塗装。


今回は切り出してゲート処理をしている途中、運転席側のドアガラスにうっかりヒビを入れてしまいました・・・。まさかこんな序盤でやらかすとは。


一度は部品注文しようかと思いましたが、この後のシートベルト取り付けのことも考え、思い切ってバッサリカット。クオーターウインドウのみ残しました。





窓全開で気持ちよく運転しているものと想像してください。(苦し紛れの言い訳)


ドアミラー固定のため、この後切り落としたドアガラスの先端部分だけ再利用しました。





このキットにはマスキングシートは付属していないので、自力で何とかしなければなりません。(ボクスターには付属したのに・・・)





今回はマシな方ですね。


リア3面はガイアのクリアーブラックで軽くスモークを入れてみました。





黒セラ塗装のアラを誤魔化すためではなく、オーナーさんがフィルムを貼りつけてスモークにしたという脳内設定によるものです。(苦し紛れの言い訳)





ここまで来れば、後はボディーとシャーシを合体させ、ミラーなどの小物類を取り付けるのみ。





頑張って自作したシートベルトも合わせ、いよいよ完成でございます!


長いようで短かった?




タミヤ ポルシェ911 GT3(996) その4

2017-09-25 23:12:58 | タミヤ 996 GT3
連休はあちこち出かけていましたが、プラモ製作もコツコツ進めていました。


996GT3もいよいよ終盤戦ですね。ボディーを仕上げて行きます。





クリアーがしっかり乾燥したようなので研ぎ出ししました。





ここからいつものように鏡面にする作業。











割といいツヤになってくれました。








約二日かけてじっくり磨き込んだ甲斐があったようです。手が疲れました。


数か所下地を出してしまったものの許容範囲でした。





このまま窓枠のマスキングをして一気にフラットブラックを塗装しました。











スミイレは今回はミディアムブルーです。ナンバーも付けました。


さらに、仕上げとしてスジボリ堂のガラスブライトで磨きました。


最近気になっているのですが、市販の実車用ボディーコーティング剤(スマートミストやCCウォーターなど)を使用したらどうなるんでしょう?実車同様のツヤが得られるのでしょうか。





996GT3前期型の大きな特徴がこの「く」の字型に折れ曲がったリアウイングではないでしょうか。


研ぎ出し・鏡面仕上げの際少々厄介でした。








短いですが、連休中はここで燃え尽きてしまいました。


次回灯火類と鬼門のウインドウ塗装です。完成が見えた・・・!







タミヤ ポルシェ911 GT3(996) その3

2017-09-18 21:21:07 | タミヤ 996 GT3
台風に負けず、今回は内装です。


基本的にはいつものタミヤキットらしい構成で、特に組みにくさは感じなかったのですが、少々気になる部分がありましたので、若干ではありますが手を加えました。





まずシート。


GT3専用のバケットシートなのですが、腰辺りの左右にくるシートベルトを通す穴が無いので、開口しました。(画像左)





これに合わせ、前回のボクスターでの経験を活かし、シートベルトを自作。





シートベルトは細切りのマスキングテープ(この後赤で塗装)で、バックルは両面テープで仮止めしただけですが、まずまずの雰囲気です。


プラ板から切り出した金具も前回よりはこなれてきた感じでしょうか?


ボクスターの時はオープンカー故に内装がよく見えるので頑張って自作しましたが、今回のGT3では乗り込む際にこの赤のシートベルトが目につきとても印象的なので、これを再現しない訳には行きませんでした。黒系でまとめられた内装の中で存在感があります。





塗装はインストではほぼセミグロスブラック1色の指示になっていますが、今回はガイアのジャーマングレーにしました。





軽めにグラデーションも入れてます。





シートはいつものガイアニュートラルグレーV。思った以上にジャーマングレーと同じような色で、区別がつきにくくなってしまいました(苦笑)


デカールを貼りつつ、細かい部分は筆塗り。








5連メーターがカッコいいですね。





最後にEXフラットクリアーを塗装してツヤを整えました。








久々の登場、布シート。


GT3では後部座席が撤去され2シーターになっており、キットではこれをフィットにも付属していた布シートをカットして貼り付けることで再現するようになっています。


マスキングテープに転写して切り出しました。





結構余るので、フロントのフロアマット用にも使用しました。





貼り付けて内装完成です。

















シートベルトはこの後何とかしてボディー側に接続します。画像にはありませんが、ガイドも自作しました。





あとはボディーだけなので、何とか9月中に完成できそうですね。








タミヤ ポルシェ911 GT3(996) その2

2017-09-10 23:07:51 | タミヤ 996 GT3
前回ボディーの塗装を終えました。その続きからです。





先に一度軽くクリアコートしてからデカールを貼り、2日かけてEXクリアーを5回重ねました。





ボクスターでは角を何箇所か出してしまったので、少し塗膜に余裕を持たせました。





柚肌気味ですが、まぁまぁのツヤです。





うーん、やはりスポーツカーは派手目な色でナンボですね。


日本では圧倒的に白黒比率が高いですが、もっとこういう鮮やかな色のクルマが増えて欲しいものです。(パールホワイトに乗ってる私が言うのもアレですが)





今回のボディー色は現行991を参考にしているのですが、マイアミブルーはオプションカラーだけあって非常に高価ですね・・・。


996の時にまだ設定があったリビエラブルーとの比較ですが、写真で見る限りは一見ほぼ一緒のようで、マイアミブルーの方がやや淡い感じでしょうか。





シャーシも進めます。


ボディー同様、裏側はガイア白サフ→フォーチュンスカイブルー→EXクリアー。





マスキングが結構面倒でしたが、エンジン周り以外はボクスターと一緒です。








マフラー:スターブライトジュラルミン、ブレーキローター:ブライトシルバー、サス・エンジン・シャーシ後方:EXシルバー、ロアアーム等:スターブライトシルバー。


細かい塗り分けは筆塗りで対応しました。





赤キャリパーカッコイイですね。個人的に黄色も好きですよ。





サスはインスト通りバネも赤くしました。何気にGT3用に新規になっているようです。(通常サスも付属)


折角塗り分けましたが、GT3ではカレラよりも車高が落ちているので、タイヤを付けると全く見えなくなります。





ホイールはメッキを剥がしてEXシルバーで塗装しました。ナットはエナメルシルバーで塗り分け。


タイヤはピレリです。





エンジンは下から見える部分だけですが、ボクスター同様結構細かいです。


911のアイデンティティーであるリアエンジンが新鮮で、比べて見ると面白いです。





フロント側。この後カバーが付きます。











シャーシ完成です。


さすがのタミヤ。足周りは調整不要でバッチリでした。





次回は内装です。