ミッドシップ軽オープンスポーツの復活。
2018年最初に完成したのは、昨年末インターアライドより発売されたモデラーズレジンキットのS660です。
内装に少し自作パーツを追加した以外は基本ストレートに製作しました。
どのメーカーも中々キット化してくれない中、レジンキットながらこうして1/24スケールでS660を出してくれたことにまずは感謝です。
ボディーカラーは、個人的に気に入っているプレミアムビーチブルー・パールをイメージしたもの。定番の赤、白、黄は他の方に任せます。
最後の方は以前製作したアオシマビートと並べてみました。
ビートは今から20年以上も前に販売が終了していますが、昨年純正部品が一部再生産されるほど未だに多くのファンに愛されているホンダ車の一つ。
CR-X、プレリュード、インテグラ、S2000、そしてCR-Zと生産終了してしまい、タイプRやNSXが海外製となってしまった今、貴重な「メイド・イン・ジャパン」のホンダスポーツとして、S660にはビートのように時代を超えて愛される名車になって行って欲しいものですね。
さて今回初めてのレジンキット製作でしたが、最後まで無事完成させる目標はなんとか達成できました。
レジンキットと言うと、上級者向けで敷居の高いイメージがこれまではありましたが、こうして実際に組んでみると、パーツ精度は高いですし、歪みや気泡もほとんど見られず、全体的にカッチリとした非常に良くできたキットでした。フ〇ミの古いキットより組みやすいのではないでしょうか。
外側から嵌めこむウインドウや、ドア内貼りやダッシュボードをボディー側に取り付ける構造など、普段のカーモデルキットとは異なる部分が驚きでした。
またモールドが細かいダクトなどはエッチングパーツで別に用意されており、フロントガラスなどは最初から塗装済み。タイヤは黒で成型されており、デカール類も豊富と、配慮が行き届いているのもありがたかったです。
塗装前の離型剤落としや、プライマー入りのサフなどで下地処理しなければ塗装できない点、接着に普通のプラ用接着剤が使えない点など、レジンキットならではの難しさはありました。
ですがこうして完成させることが出来たので、何か今後に活かせるかと思います。
プラモに比べ高額なキットで、かつ部品請求ができないため、失敗できない緊張感がありましたが(と言いつつ結構失敗している・・・)、機会があればもう1台製作したいですね。
モデューロや無限エアロ、無限RAなどのバリエーション展開に是非期待したい所です。
※2019/8/17追記
無限S660、製作開始です!