FF量産車世界最速を実現した、ブッチギリのタイプR。
2015年3月、ニュルブルクリンク北コースにて7分50秒63という当時のFF量産車最速ラップタイムを記録。それにちなみ750台限定(商談申し込みはHPのみで、しかも抽選)で日本でも販売された、4代目となる(タイプRユーロを含めると5代目)FK2型シビックタイプR。
EP3やFN2同様英国で生産され、逆輸入という形で日本に導入されました。噂では平行輸入の個体も少ないながら存在するようです。
一見、無限エアロでも付けてるのかな?と思うほど厳つい全身のエアロパーツは強力なダウンフォースを生み出すもの。
搭載されるエンジンは、これまでのタイプR伝統のNAエンジンからついにターボエンジンになりました。2リッター直4ターボ「K20C」は、最大出力310ps最大トルク400Nmを発揮する高性能エンジンです。
NAほどのキレは無いものの、ターボとしては高回転まで伸びがあるエンジンのようで、さすが「エンジンのホンダ」といった所でしょうか。乗ってみたい。
キットは5月下旬にインターアライドから発売されたモデラーズレジンキットシリーズの新作。
レジンキットはS660に続き2作目です。
タイプRは現行FK8が発売しているので、このFK2はモデルとしては1つ前のものになってしまいますが、それでも1/24スケールでこうしてキット化してくれたことにまずは拍手を送りたいですね。
出るとは全く思っておらず、個人的にはFK8よりFK2の方が好みなので、ありがたや~でした。これからもホンダ車の発売に期待しています!
相変わらずボディーには気泡や歪みがほとんど無くて、素晴らしい造形だと思います。
大きな工作はせず、前後バンパーのセンサーのモールドを削り落とし、内装に自作のシートベルトとトノカバー(リアガラスのスモークが濃いので完成後ほぼ見えない)を追加しました。
内外装はマスキング箇所が多めなので、キチッと塗り分けるのは中々骨が折れました。
またこのシリーズ特有のウインドウ周りはある程度の慣れを要する部分で、やはり苦戦しました。
一部気になった箇所や途中で失敗してしまった部分もいくつかありましたが、最後は気力で完成させました。
実車は札幌モーターショーで見たきりなので、こうして完成したキットをマジマジと見るとやはりカッコイイの感想しかありません。
最後は歴代シビックR達と並べてみました。
こうなると未だキット化されていないFD2やFN2、現行FK8も欲しくなってきますね。
次回作はこのキットとほぼ同時期に買っていたフジミのデルソルを予定しています。