まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

ドイツレベル 2013 フォード マスタング BOSS 302 完

2021-09-11 23:20:30 | ドイツレベル マスタング BOSS 302(2013)

 

 

42年ぶりに復活を果たした、伝説の野生馬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポニーカーとして長い歴史を持つフォード マスタング。 

 

 

2004年にデビューした6代目(アメリカ本国では5代目にカウントされる)は、初代モデルのイメージを色濃く残したレトロなデザインが話題となりました。

 

 

その後何度かマイナーチェンジを繰り返し、2012年モデルと2013年モデルの限定で、往年の名車である"BOSS 302"が復活しました。

 

 

BOSS 302はかつてレースで活躍したマスタングのハイパフォーマンスモデルで、1969~1970年の2年間発売されていました。

「302」はキュービックインチ換算のエンジン排気量(=5.0リッター)に由来しています。

 

 

5リッターV8エンジン搭載のGTをベースに、吸排気系やカムシャフトの変更、ブレーキや足周りの強化等各所にチューニングが施されており、トランスミッションはショートストロークの6MTのみという硬派なクルマです。

 

 

専用のレーシングストライプやレカロシートなど、シェルビーGT500ほどではないものの、随所にレーシーな雰囲気を感じるクルマになっています。

 

 

キットはドイツレベル製。以前のアメリカレベル製と比べてどうなの?と思い、製作しました。

 

 

感想としては、アメリカレベルよりもパーツ構成や分割にこだわっていて、エンジン・足周り・内装など再現度が高くて驚きました。良いキットです。

 

 

ボディーやシャーシの造形は良好で、アメリカレベルと違い、フロントグリルパーツが塗装に配慮してか別パーツになっています。

 

 

ウィンドウパーツは国産キットではあまり見られない外側から取り付ける方式で、ボディーとの段差がほとんどありません。

 

 

ただその一方で、タミヤのキットのように車高はすんなりキレイには決まらないです。

車高を落とす場合、サスパーツやシャーシをあちこち加工・調整する必要があるので苦戦しました。ホイール取り付け方式も金属ピンによる独特なものでした。

 

 

また製作記では触れられませんでしたが、最後ボディーをシャーシに被せる際にどこかが干渉しているのか、ボディーの左フロントが微妙に浮いてます。もしかしたら梱包時にシャーシに無理がかかって歪んだのかもしれません。

 

 

ボディーカラーはパケ絵やインストのメインカラーにもなっているスクールバスイエローにしました。クレオスのキアライエローを使用しました。

 

 

明るいボディーカラーにBOSS 302専用のレーシングストライプが映えて非常にかっこいいです。

 

 

今回グリルやワイパー周り、窓枠等に黒に近いグレーを塗装しました。ボディーカラーが明るめなので、真っ黒だとちょっと浮いて見えそうだなと。ストライプの黒ともうまく差別化出来たかな?と思いますが、画像だとよくわからないかも。

 

 

最後にアメリカレベルの2014年モデルのマスタングGTと並べてみました。この代のマスタングは本当にかっこいいですね

 

 

 

 

 

内装で詰まっていたZoomOn製無限DC5の息抜きとして製作し始めましたが、思った以上に出来が良くて、海外プラモも中々侮れないです。

 

 

コンバーチブルやシェルビーGT500、GTの年式違い(2005年型と2010年型が存在するっぽい?)も発売されているようで、興味が出てきました。

 

 

最近の国産カーモデルは、古いキットのパッケージリニューアル品や、他社でもリリースされている車種のリメイク、昭和の旧車・クラシックカーがなんとなく目立つような気がします。

 

 

別にそのことを否定する意図は全く無くて、ただガンプラのように新しい世代や若い人達もどんどん取り込めるような、「今」の時代を走るクルマのキットがもっとあっていいのでは?と個人的に思います。

キットをきっかけにその車種・メーカーの魅力を発見できることもあるでしょう。

 

 

クルマは時代を映し出す鏡とも言える存在。

 

 

平成が終わり令和という新しい時代の現在、一部のクルマ好きおっさんが喜ぶような車種だけでは、カーモデルは将来ますます先細りしていくのではないでしょうか。

 

 

そういう意味でタミヤ新製品のGR86には興味ありますが、個人的にはスポーツカー以外のラインナップもたまには欲しいなぁと思ったり。新型ヴェゼルとか新型シビックとか。またホンダかよって言われてしまいそうですが(笑)

 

 

 

 

 

次回作の前に、まずは無限DC5を完成させねば。

 

 

フォード繋がりでタミヤのフォードGTやマスタングGT4も気になります。でもレベルのキットと微妙にスケールが合わないんですよねぇ。

 

 


ドイツレベル 2013 フォード マスタング BOSS 302 その4

2021-09-10 22:05:34 | ドイツレベル マスタング BOSS 302(2013)

マスタングのボディーを仕上げていきます。

 

 

まずは研ぎ出しから。

 

 

 

 

スポンジヤスリやラプロスを使用しました。

 

 

ここからタミヤコンパウンド3種+セラミックコンパウンドで鏡面にしていくのですが、

 

 

 

 

途中でボンネットのデカールがひび割れてきました。

 

 

クリアコートの際、最初にしっかり砂吹きしてからEXクリアーを吹き重ねたはずなのですが、途中の乾燥が不十分だったのでしょうか?

 

 

マスキングしてEXブラックを吹いてから再度クリアコートして磨き込みます。

 

 

 

 

何とか修正できました。良かった。

 

 

他にもデカールの寸法が足りなかったり、破れてタッチアップした部分を修正しました。 

 

 

 

 

 

 

新車にガラスコーティングしたようなツヤ感!

 

 

 

 

その後、窓枠塗装とスミ入れを行いました。

 

 

普段であればタミヤラッカーのフラットブラックで塗り分けるところですが、今回レーシングストライプの黒と差別化するために、ドアミラー取り付け部にニュートラルグレーV、カウルトップ周りや窓枠(ウェザーストリップ)、ルーフモールにフラットベースを混ぜたカウリング色を使用しました。

 

 

 

 

黒に見えるけど黒ではないのがミソ。 画像だとイマイチわかりにくいかもしれません。

 

 

フロント周り。

 

 

 

 

ヘッドライトはメッキパーツで雰囲気が良いです。エナメル塗料の筆塗りで中を塗り分けました。

 

 

グリルやバンパーサイドのダクト(?)、リアのナンバーポケット、ディフューザーにフラットベースを加えたニュートラルグレーVを吹き、未塗装の樹脂パーツっぽさを出しました。

 

 

ナンバーはジャンクからの流用品。1/24スケールのため微妙にサイズは合わないのですが、飾り用のナンバーだと思えばそこまで悪くはないかと。

 

 

なお、前後のエンブレムはデカール貼りに失敗してしまったため、塗装で塗り分けました。

 

 

ウインドウパーツ。 

 

 

 

 

リア3面にクリアーブラックを塗装しました。頑張って塗り分けた内装が見えなくならないよう、今回はスモーク薄めです。

黒セラ塗装に関しては、国産キットと違いマスキング用シールが付属しないので、気合いで乗り切りましょう。

 

 

ガラスは全て外側から取り付けるタイプで、ボディーとの段差がほぼ出なく、ツライチです。素晴らしい。

 

 

 

 

接着しろにあまり余裕が無いので、表面にはみ出すリスクを考慮して、接着剤ではなく両面テープでボディーに貼り付けました。

 

 

テールランプの塗り分けは苦戦しました。

 

 

アメリカレベルではデカールが付属したので赤い箇所だけカットして使用しましたが、今回はデカールが一切付属しないため、自力で塗り分けなければなりません。

 

 

 

 

裏側にミラーフィニッシュを張り付けています。が、あまり光を拾ってくれず、角度によっては黒一色に見える・・・。

 

 

 

 

 

後はシャーシと合体させ、ドアミラーなどを取り付けて完成です。ここまで意外と大変でした。 


ドイツレベル 2013 フォード マスタング BOSS 302 その3

2021-09-08 20:45:53 | ドイツレベル マスタング BOSS 302(2013)

マスタング BOSS 302の3回目。今回は内装を進めました。

 

 

 

 

モールドはやや甘めながら、ドア内張りやリアシートがしっかり別パーツになっており、シートベルトのバックルやガイド、Bピラーの内張りまで地味に再現されています。

 

 

フロアは前回のシャーシ製作の際に塗装し終えていたので、フェルトでフロアマットを追加しておきました。

 

 

 

 

 

 

 

塗装していきます。

ニュートラルグレーVをメインに、ジャーマングレーやミッドナイトブルー等を適宜使い分けました。

 

 

インパネ。

 

 

 

 

実車だと運転席から助手席まで伸びているパネルはカーボンパネルになっているようなのですが、流石にデカールの切り貼りは厳しかったため、GXメタルブラックで塗装してお茶を濁しました。

 

 

塗装してしまうとアメリカレベルとぱっと見大差は無い感じ。

 

 

ドア内張りとシフトノブ周辺。 

 

 

 

 

シートベルトのバックルやガイドが再現されているので、フロント・リア共にシートベルトも付けました。いつものスタジオ27のシートベルトセットです。

このキットは1/25スケールで若干サイズは合いませんが、そこまで違和感は無いです。

 

 

シート。

 

 

 

 

 

 

フロントはBOSS 302専用レカロシートになっています。

何故か助手席シートのモールドが一部省略されていたため、塗り分けが地味に面倒でした。

 

 

 

 

 

組み立てました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一応、単調にならないように全体的にグラデーションを入れましたが、光の関係でちょっとわかりにくいかも・・・。

 

 

インストの指示は曖昧でかなり怪しいので、何か実車画像を参考にして塗り分けた方が良いです。

 

 

シャーシ同様凝ったパーツ分割や構成で、雰囲気はかなり良いと感じました。特に作りにくい部分も無かったですね。

 

 

 

 

 

次回ボディーを仕上げていきます。


ドイツレベル 2013 フォード マスタング BOSS 302 その2

2021-09-05 11:43:27 | ドイツレベル マスタング BOSS 302(2013)

ドイツレベル製フォード・マスタング BOSS 302のキットを製作しています。

 

 

今回シャーシ中心に製作しましたが、ボリュームがあり中々作りごたえがありました。

 

 

 

 

 

 

 

裏側は実車だとどうなっているかイマイチよくわからなかったので、想像力で補いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

フラットアルミ大活躍。 

 

 

エンジン本体をはじめ、全体的にアメリカレベルよりも細かくパーツ分けされており、再現度の高さに驚きました。

 

 

ホイールはメッキを剥がしてから塗装しました。

 

 

 

 

先にEXシルバーを塗装してからエナメルのブラックをエアブラシで吹いて、溶剤を付けた綿棒で塗装を剥がしていく方法で塗り分けました。

 

 

 

 

 

 

車高はそのままだとフロント・リアともに高めなのでやや落としました。流石にタミヤキットのように無調整で一発では決まりません。

車高を弄る場合、足回りの構造的にあちこち調整が必要になるため作業は面倒です。

 

 

あと、エンジンルームやフロントサス取り付け部が、シャーシではなく内装側(要はバスタブ)と一体となっているため、インスト通り先に内装を製作してからシャーシに取り掛かった方が作業的に楽だと思います。 私はいつものようにシャーシから始めてしてしまい、手間取りました。

 

 

 

 

エンジンルーム内は気合で塗り分けました。シャーシ裏と併せて軽めの汚しを入れて使用感を出しています。

 

 

 

 

キットのままでも十分密度感がありますね。

 

 

 

 

シャーシ完成。

 

 

完成してから気付いたのですが、センターパイプ中央付近からリアタイヤハウス前方まで伸びているのはサイド出しのマフラーなのでしょうか?

GT製作時には無かったパーツ(再現されていなかっただけ?)です。

 

 

 

 

 

ちょっとした整備士気分を味わいながら製作できました。

 

 

厳しい暑さも落ち着き、これから模型・プラモ製作が捗る季節になりますね。

コロナが無ければ愛車で県内外あちこち走り回りたいところですが、ワクチンもまだ故に中々厳しいですねぇ。

 

 


ドイツレベル 2013 フォード マスタング BOSS 302 その1

2021-08-28 15:02:46 | ドイツレベル マスタング BOSS 302(2013)

DC5の内装に手間取っているため、息抜きにこちらのキットの製作を始めました。

 

 

 

 

ドイツレベルのフォード マスタング BOSS 302です。またマスタング、またアメ車です。

 

 

今年6月にアメリカレベルの2014年モデルのマスタングGTを製作していますが、このキットはドイツレベル製。

同じレベル製のキットでもどう違うのか気になったので購入してみました。

 

 

BOSS 302は、6代目マスタングの2012年モデルと2013年モデルに設定されて復活した限定モデルです。

 

 

5リッターV8エンジン搭載のGTをベースに、各部に専用チューンが施され、最高出力450馬力を発揮するハイパフォーマンスな1台です。

ミッションはショートストロークの6MTで、レカロシートやボディーのレーシングストライプが特徴的です。

 

 

2004年に登場した6代目マスタングは、2010年モデルでマイナーチェンジし、2013年モデルからはいわゆる“シェルビー顔”に変更になりました。

なのでBOSS 302にはフェイスリフト前の2012年型と、フェイスリフト後の2013年型の2種類存在します。今回は2013年型です。

 

 

 

 

 

まずボディーから取り掛かります。

 

 

 

 

中身を見てみると、フォルムはアメリカレベルに近い印象です。

ただ、前後バンパーやリアスポイラー、グリルがしっかり別パーツになっているなど、ドイツレベルの方がより細かく分割されていました。

 

 

また、ウインドウパーツはバラバラになっていて(ドアガラスは無し)、全て外側から取り付けるようになっています。

個人的に、こちらの方がボディーとウインドウパーツの隙間が出にくくなるので、国産キットにももっと採用して欲しいです。 

 

 

モールドを深く掘り直して表面処理していきます。

 

 

 

 

 

 

前後バンパーは接着してしまいました。接着しろが少ないので、裏側に瞬間接着パテを盛り付けて強度を上げました。

 

 

アメリカレベル同様ボンネットは開閉し、完成後もV8エンジンが拝めます。

 

 

 

 

 

 

 

塗装していきます。今回はパケ絵やインストでもメインカラーになっているスクールバスイエロー風にします。

 

 

 

 

白いボディーに明るいカラーなので、透けないよう、ボディーの表裏にガイア白サフをしっかりめに吹き付けました。

 

 

 

 

その後、クレオスのキアライエローを吹きました。 

 

 

デカールを貼り付けました。

 

 

 

 

この手の大判デカールをボディーに貼るのはカーモデルでは初めてでしたが、余白部分が少なめで、丈夫で破れにくいので、思っていたよりも貼りやすかったです。一部ミスった箇所はありましたが。

 

 

EXクリアーでコート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色いボディーに黒いラインは引き締まります。マスタング、アメ車にはストライプがよく似合いますね。

 

 

ボディーを乾燥させている間にシャーシを進めてます。DC5の内装も。