まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

onemodel FD2 無限RR 完

2020-02-24 10:21:51 | onemodelレジンキット 無限RR(FD2)

 

 

限定300台がわずか10分で完売した、無限初のコンプリートカー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2007年発売のFD2型シビックタイプRをベースに、専用パーツと各部チューニングが贅沢に盛り込まれた無限のスペシャルな1台が、この無限RRです。

 

 

外装面では、フロント周りやリアウイングなどにカーボンパーツが使われ、車体の軽量化と空力性能が高められました。

 

 

最大出力は、エンジンチューンや吸排気系の変更により15ps引き上げられ、240psまで上昇。足周りには専用タイヤと鍛造ホイールを装着し、サスペンションとブレーキも変更されました。

 

 

内装面では、レカロとの共同開発による専用セミバケシートや専用デザインの3連メーター、スポーツペダルなどを装備。よりレーシーに仕立てられています。

 

 

無限が手掛けた究極のタイプRである無限RR。477万7500円という価格は決して安い金額ではありませんが、内容を考えるとある意味バーゲンセールと言えるのかもしれません。

 

 

キットは香港のミニカーメーカーonemodelから発売された1/24スケールのレジンキットです。

 

 

未だプラモで発売されないFD2のキット化、しかも貴重な無限RRですから、発売を非常に楽しみにしていました。

 

 

キットの内容に関しては、ミニカーメーカーらしく、各部中々リアルに再現されてます。パーツ精度も悪くないです。

 

 

ホイールはマグネットで取り付ける独特のもので、タイヤはゴム製。

 

 

内装はシートベルトがきちんと付属し、塗装を配慮した細かなパーツ分割のお陰もあって、サクサク製作することが出来ました。

 

 

ボディーカラーは純正のミラノレッドをイメージして、タミヤラッカーのイタリアンレッドを塗装しました。前作に続いての赤ですが、このクルマはやはり赤でないと・・・!

 

 

光の関係か、画像だとややピンクっぽく見えてしまうのが残念・・・。撮影って本当に難しいですね。

 

 

キットにはインストが付属していないので、細かな塗り分けや組み立ての際には、何か実車の参考資料があった方が良いです。使用箇所不明なエッチングパーツやネジもありました。

 

 

レジンキットですので、大量生産のプラモに比べると高価ではありますが、モデラーズのレジンキットと違いこちらには専用のアクリル製ケースも付属しているので、意外とお得感があります。

 

 

モデラーズ同様、窓枠の取り付けはレジンキットにあまり慣れていない方には少し難しいかもしれません。ただ、全体的に見るととても組みやすい良キットだと感じました。

 

 

本家の完成品ミニカーのクオリティーに負けない仕上がりを目標に製作しましたが、いかがでしょうか?

 

 

後半は赤い国産スポーツカー繋がりでプリペイントの86、新旧タイプR比較としてモデラーズのFK8と並べてみました。

 

 

あと、今後無限RZや無限RAといった他の無限コンプリートカーの発売を祈って、フジミ無限CR-Zモデラーズレジンキット無限S660とも並べてみました。雰囲気だけでも先に味わっておきます。

 

 

タイプRはあとFN2を残すのみですね。どこかがキットを発売してくれることを願っています。

 

 

 

 

次回はあのクルマです。


onemodel FD2 無限RR その3

2020-02-23 13:14:15 | onemodelレジンキット 無限RR(FD2)

東北モーターショー2020in仙台の開催中止は残念でした・・・。

 

 

前売り券も購入し非常に楽しみにしていたのですが、こればかりは仕方ありませんね。

 

 

 

 

 

気を取り直して無限RR製作を進めて行きます。今回はボディーの残りを仕上げます。

 

 

まずボディーの研ぎ出しから。

 

 

いつものように、2000番ペーパーや3000番スポンジヤスリ、ラプロス#6000、#8000で水研ぎしました。

 

 

 

 

この時点で結構光沢が出ています。

 

 

ここからタミヤのコンパウンド3種とハセガワセラミックコンパウンドで鏡面に仕上げます。

 

 

エッジが多く、今回はいつも以上に角を出してしまいました・・・。

 

 

 

 

 

 

修正箇所が多くてタッチアップが地味に大変でした。

 

 

 

 

 

 

ツヤ感はこんな感じになりました。

 

 

 

 

 

 

 

グリルとリアウイングは実車ではカーボン製になっています。

 

 

これを再現するため、馴染みの良いタミヤのカーボンデカールを貼りました。

 

 

マークソフターを駆使して少しずつ馴染ませていきます。いきなり熱い蒸しタオルを使って密着させようとするとレジンパーツが軟化して歪むので、注意が必要です。

 

 

 

 
グリルに若干皺が残ってしまいましたが、乾燥後にEXクリアーを何度か吹いてお茶を濁しました。上からクリアーコート出来るのはデカールの利点だと思います。(カーボンフィニッシュでは不可)

 

 

 

 

 

赤バッジはリアのデカールをすでに貼っていましたが、もう少し立体感が欲しくなったので、エッチングパーツを使用することにしました。

 

 

ガイアブライトレッドを塗装後に、UVクリアジェルを盛って硬化させました。

 

 

 

 

ついでにサイドのウインカー、リアフォグにも盛り付けました。

 

 

立体感が出て、よりそれっぽくなりました。

 

 

 

 

 

ボディーをマスキングして、小物類と一緒に塗り分けて行きます。

 

 

 

 

●窓枠、ボディー内側、カウルトップ・・・タミヤラッカーフラットブラック

●グリル開口部、前後フォグ部分、ボンネットダクト・・・EXブラック

●エッチングパーツ類・・・マルチプライマー→ガイア黒サフ

●ヘッドライト、テールランプ内部・・・ガイア黒サフ→EXシルバー→EXクリアー

●スミイレ・・・タミヤスミ入れ塗料(ダークブラウン)、エナメルフラットブラック

 

 

 

 

 

 

 

 

特にはみ出し等無く、綺麗に塗り分けられました。

 

 

 

 

 

ヘッドライト、テールランプを取り付けます。

 

 

 

 

まずヘッドライトは、実車画像を参考にエナメルフラットブラックで塗り分け。バルブにも少し色を乗せておきました。

 

 

 

 

クリアパーツのカバーは断面を黒く塗ってから取り付けました。モデラーズよりも透明度が高く、合いも良かったです。

 

 

メッシュ部はエッチングパーツです。

 

 

テールランプは塗り分けが少し厄介です。通常のFD系シビックと違って、タイプRでは一部スモークが入ったような感じになっています。

 

 

 

 

カバーは裏側をマスキングしてガイアクリアーレッドを吹きました。スモーク部分は内部のパーツをエナメルのフラットブラックで塗り分けました。右側のカバーが少しズレてますね・・・。

 

 

 

 

ボディーカラーが少し見えてしまうので、前後ライトパーツの取り付け部周囲はエナメルフラットブラックで黒くしておきました。
 

 

 

 

 

内装パーツと前席シートベルトの取り付けていきます。

 

 

 

 

 

 

エポキシ接着剤と両面テープで固定しました。

 

 

リアシートは最後に取り付けた方が良いです。でないとドアパネルやダッシュボードが組み込めなくなります。

 

 

 

 

 

問題のウインドウパーツの取り付け。ここはモデラーズのキットと同様の構成です。

 

 

 

 

フロントはキットのままだとガラス下部とカウルトップ周辺の収まりが悪いので、画像のようにカットしました。

 

 

ボディーとの固定には1mm幅の両面テープを使用しました。接着剤だと多分はみ出て汚くなりそうな気がしたので。

 

 

 

 

ワイパーも取り付けました。

 

 

FD系シビックは中央から外側に向かって開くタイプのワイパーでカッコいいですよね。現行車種だと確かジェイドにも採用されてました。

 

 

 

 

リアは特に問題無し。熱線もプリントされています。

 

 

サイドは若干ウインドウパーツが小さいようなので、ボディー側ではなくウインドウパーツ側に両面テープを貼りました。

 

 

 

 

 

 

この上に窓枠のエッチングパーツを重ねます。0.5mm幅の両面テープを使用しました。

 

 

 

 

このエッチングパーツも若干小ぶりです。真ん中の部分を合わせてあげるとズレが少なく仕上がると思います。

 

 

 

 

後は足周りを取り付けてシャーシをねじ止めすれば完成です。

 

 

 

 

ネジが大量に余りましたが、インストがキットに付属していないので、どこに使用するのかよく分かりません(笑)


onemodel FD2 無限RR その2

2020-02-15 01:41:06 | onemodelレジンキット 無限RR(FD2)

最近色々と忙しくて中々製作が捗っていなかったonemodelの無限RR。

 
 
今回は一気にシャーシと内装です。
 
 
 
 
ボディー同様、離型剤対策として表面を念のため軽く削っておきました。下地はガイア黒サフです。
 
 
 
 
 
まず足周りから。
 
 
 
 
●ホイール・・・EXブラック→EXクリアー。ナットはエナメルのクロームシルバー筆塗り。
 
 
RR専用の無限GPですね。スポークに“RR“の刻印が無いのが少し残念・・・。
 
 
モデラーズのレジンキットと違って、タイヤはゴム製になってますよ。
 
 
 
 
●ブレーキ・・・前後キャリパーはブライトレッド、リアのパッドはエナメルのメタリックグレー。それ以外はガイア黒サフのまま。
 
 
スリット入りローターはエッチングパーツになっていてリアルです。
 
 
 
 
このキットではマグネット(ネオジム磁石?)でホイールを取り付けるようになっています。
 
 
S極とN極をうっかり間違うと永遠にくっつきませんので要注意です。・・・と言いつつ右リアを間違えました(笑)
 
 
ブレーキ側は瞬着でがっちり固定してしまったため、ホイール側のマグネットを何とか反転させました。
 
 
 
 
●マフラー・・・スターブライトジュラルミン、エナメルフラットブラック
●リアディフューザー・・・EXブラック→EXクリアー
 
 
マフラーはテール部分だけの再現です。リアディフューザーに取り付けるようになっています。
 
 
仮止めで雰囲気を確認してみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
まだシャーシや内装が付いていませんが、悪くはなさそうです。
 
 
足周りは結構カッチリしていると思いました。
 
 
 
 
 
続いて内装です。
 
 
ドア内張りは、
 
 
 
 
●グレー部分・・・ジャーマングレー→EXフラットクリアー
●赤い部分・・・ブライトレッド→EXフラットクリアー
●その他・・・エナメルフラットブラック筆塗り
 
 
ドアトリムが別パーツになっており、塗り分けがすごく楽でした。
 
 
 
 
 
インパネ周りは、
 
 
 
 
●ダッシュボード・・・ジャーマングレー→EXフラットクリアー
●ステアリング・・・ニュートラルグレーV、エナメルブラック→EXフラットクリアー
●スイッチ類など・・・エナメルのブラック、ホワイト、レッド
 
 
ABCペダルとエアコン吹き出し口はエッチングパーツになっています。
 
 
残念ながら無限3連メーターまでは再現されていません。ここはデカールを付属させて欲しかったですね。
 
 
あと重箱の隅をつつくようですが、FD2のステアリングは、実車だと正円形ではなく、上下がやや潰れた楕円形になっています。
 
 
 
 
 
シート。
 
 
 
 
●黒い部分・・・EXブラック→EXフラットクリアー
●赤い部分・・・ブライトレッド→EXフラットクリアー
●グレー部分・・・ジャーマングレー→EXフラットクリア-
●その他・・・クリアーレッド、エナメルフラットブラック、レッド
 
 
赤い部分は全て別パーツです。
 
 
ハイマウントストップランプとリアスピーカー(?)はエッチングパーツになっています。
 
 
シートバックのカーボン部分までは流石に再現できませんでした。塗装でそれっぽくしても良かったかも?
 
 
シートベルトは有り難いことにキットにしっかり付属しています。金具は塗り分けました。
 
 
 
 
 
フロアです。
 
 
 
 
●センターコンソール・・・ジャーマングレー、エナメルフラットブラック→EXフラットクリアー
●シフトレバー・・・シフトノブはエナメルメタリックグレー→クリアー、ブーツはフラットブラック。
●フットレスト・・・EXシルバー
●裏側・・・黒サフのまま(手抜き)
 
 
フロアマットは、ブライトレッドを塗装したいつものフェルトを貼り付けました。
 
 
シフトノブはせっかくなので、RR純正の革巻タイプではなく、無限のカーボンシフトノブっぽくしてみたつもりです。
 
 
 
 
面倒な箇所は特に無くて、サクサク作業が進みました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
内装完成です。
 
 
製作途中の写真をあまり撮っていなくて、だいぶ駆け足気味になってしまいました・・・。
 
 
 
 
 
次回ボディーを仕上げて行きます。カーボングリルの処理をどうしようか悩みます。

onemodel FD2 無限RR その1

2020-01-31 22:23:09 | onemodelレジンキット 無限RR(FD2)

今回からonemodelレジンキットの無限RRを製作していきます。

 

 

 

 

個人的に2020年大本命のキットで、製作するの非常に楽しみにしていました。

 

 

何と言ったって貴重なFD2のキット化ですし、しかも実車が300台しかないスペシャルなモデルである無限RRという、かなりニッチでマニアックな所をピンポイントで突いてきました。ホンダ好き無限好きなこの私を狙い撃ちに来てますね・・・。いいぞ、もっとやれ!

 

 

キットの簡単な紹介はこちらに少し書いていますので、どうぞ。

 

 

 

 

 

早速ボディーから取り掛かります。

 

 

仮組みして表面処理していきます。

 

 

 

 

以前確認した通り、ボディー形状は良好。造形もダルい部分が無くてシャープです。流石ミニカーメーカー。

 

 

 

スポンジ系のヤスリなどでほぼ全面をヤスリ掛けします。

 

 

特にレジンキットの場合、そのままだと塗料が食いつかない(プライマーかプライマー入りサフ必須!)上に、離型剤の影響で塗料が弾かれる恐れがあるので、表面は極力削ります。

 

 

モールドは念のために全て深く掘り直しましたが、そのままでも特に問題無いかもしれません。

 

 

入念に洗浄してから塗装に移ります。

 

 

まずはガイアサフEVOパステルピンクを吹きました。

 

 

 

 

ボディーはレジンの塊で結構な重さがありますので、塗装中にスタンドから落下しないよう、しっかり固定しましょうね。(←実は一度やらかした)

 

 

今回のボディーカラーはもちろんミラノレッドです。タミヤラッカーのイタリアンレッドを使用しました。

 

 

まずはモールドや奥まった部分を先に塗ってから、

 

 

 

 

全体を塗ります。

 

 

 

 

薄く吹いていくのを意識して、焦らず2~3回塗り重ねて発色させました。

 

 

前作CR-Vの時とは違って、こちらはスポーティーな赤!このクルマによく似合ってていると思います。

 

 

EXクリアーを少し混ぜたので、そこそこのツヤが出てくれています。

 

 

 

 

ミラーやウイングパーツも忘れずに。

 

 

乾燥してからデカールを貼って、

 

 

 

 

クリアコートします。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中で何度か中研ぎを入れつつ、5回ほどEXクリアーを重ねました。

 

 

 

 

少し柚肌気味ですが、後でしっかり研ぎ出すので問題無し。

 

 

 

 

 

じっくり乾燥させている間に、シャーシと内装を製作していきます。