スポーツシビック。
1991年に登場した5代目シビックは、スポーツシビックの愛称で親しまれたホンダの傑作車です。
3代目ワンダーシビック以降の3ドアHBのイメージをうまく残しつつ、内外装のデザインはよりスタイリッシュに洗練され、走りを支えるメカニズム面でも大きく進化しました。
「SiR-Ⅱ」は、スポーツグレードであるSiRにさらに装備を充実させた上級グレード。
搭載される1.6リッターDOHC VTEC「B16A」は、最高出力170ps(MT車)を発揮する驚異の高性能エンジンです。
HB車らしく実用面においても優れており、リアシートは倒すと完全にフラットな空間になるという、今日のコンパクトカーに負けず劣らずな使い勝手も魅力。リアハッチがガラス部分と鉄板部分で上下2分割式になっているというのもユニークでオシャレです。
かつて飛ぶように売れたというEGシビック。今ではほとんど走っている姿を見かけませんが、根強いファンが今なお数多く存在し、歴代シビックの中でこのEG型が一番好きだという方も少なくないのでは?
キットはハセガワから発売されたSiR-Ⅱ(バリエーションでVTi/ETi仕様もあり)仕様です。ハセガワ製カーモデルはこれが初になります。
今回は当時の無限デモカーのイメージを盛り込みつつ、ライトチューンしたクルマというイメージで製作しました。
ホイールはアオシマプレリュードに付属していた無限MR-5です。そのままではホイールが太すぎてはみ出してしまうため、削って加工しました。車高も数mm落としています。
ボディーサイドのモールは当時の無限デモカー同様ボディー同色にし、ジャンクの無限デカールを各所に散りばめました。
ボディーカラーはカーニバルイエローをイメージしてクレオスのキアライエローで塗装。EGシビックには黄色が実によく似合います。
内装は大きくは弄っていませんが、フジミのガレージ&ツールシリーズのアクセサリーパーツ等を使用して、適度に生活感漂う雰囲気を目指しました。ダッシュボードやリアシートに色々配置したものの、リアガラスのスモークが思った以上に濃くて、中があまり目立たないのが難点です(笑)
後半は、兄弟車ということで、以前製作したフジミデルソルと並べてみました。偶然同じようなコンセプトでの製作になってしまいました。
途中内装の塗装で失敗したり、人生初インフルエンザに苦しんだりで、想像以上に時間が掛かってしまいましたが、無事2019年内に完成することが出来て良かったです。
来年はもう少し製作ペースを上げてもっと色々と製作したいですね。