まぁ、何とかなるっしょ!

模型製作とクルマのみならず、このところはキャンプにも目覚めてしまった、アウトドア寄りのインドア派人間が綴るブログ。

タミヤ ZN8 GR86 完

2022-01-17 19:42:41 | タミヤ GR86(ZN8)

 

NEW!

SPORTSCAR

FOREVER.

GR86

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スバルとの共同開発で生まれた"初代"86登場から9年後の2021年、待望の2代目86がデビューしました。

 

 

先代からボディーサイズはほぼそのままに、排気量を従来の2リッターから2.4リッターへと拡大した水平対向4気筒NAエンジンを搭載し、車名を「GR86」へと変更しました。

 

 

このご時世、MTで操れる貴重な国産2ドアFRスポーツモデル(アイサイトを搭載したATも設定あり)として国内外で注目度が高い、今ホットなクルマのひとつですね。

 

 

シャーシは基本的に先代モデルから引き継ぎつつも、各部アルミ材での軽量化や構造用接着剤を積極的に活用することで先代を上回るボディー剛性を持ち、姉妹車であるスバルBRZと異なる足周りと味付けによって、よりスポーツカーらしいダイレクトでクイックなハンドリングを楽しめるクルマに仕上がっているようです。

 

 

広い車内空間や実用性、維持費の安さから軽自動車が選ばれがちな今の日本において、こうした趣味性の高いスポーツカーを現実的な価格で発売してくれるトヨタとスバルには「素晴らしい!」という感想しかありません。ホンダにも頑張って欲しいものです。(切実)

 

 

 

 

 

キットは昨年12月末にタミヤから発売されたばかりの新製品で、最上級グレードRZの6MT仕様になります。

ただ、実車発売前に公開されたプロトタイプが元になっているようで、一部(リアのGR86エンブレムのロゴなど)市販モデルと若干異なります。

 

 

私はタミヤ製の先代86のキットを製作していないのでどこがどのように進化したのか比較できませんが、全体的に作りやすさを考慮しつつもカッチリと仕上がるタミヤらしい良いキットだと感じました。

 

 

シャーシやエンジン周りは多少塗り分けが大変でしたが、パーツ数を適度に抑えた構成でありながら実車の精密感をうまく表現しています。

 

 

ボディーは塗装のしやすさまで考えた巧みなパーツ分割により、エアアウトレットだけでなくルーフモールまでも別パーツになり、面倒なマスキング作業がほぼありません。各パーツの精度の高さは言わずもがな。

ウインドウパーツも接着しろや取り付け方法が考えられています。

 

 

テールランプ取り付けには少し注意が必要ですが、最悪バンパーを先にボディーと接着してしまっていても取り付け出来ないことはありません。

 

 

内装はシート裏の肉抜きが気になったため適当に埋めておきました。

あとは社外品等で軽くディテールアップしました。※製作記で忘れていましたが、フロント側にもシートベルトを取り付けています。

スイッチ類のデカールが少なく少々寂しい感じもしましたが、実車の雰囲気を十分再現しているかと思います。

 

 

ボディーカラーは先代86で設定されていたオレンジメタリック風にしました。

赤や白などのド定番色は色んな方が沢山作るでしょうから、あえて被らないようなカラーを選びました。 

タミヤラッカーのメタリックオレンジは元々先代86向けの塗料だけあって、このGR86にも良く似合います。

 

 

実車は半導体不足等の影響により納期がかかっているようです。

まだまだ納車待ちのオーナーさんが多いかと思いますが、このキットを製作して一足先に愛車を手元に置いておくも良し、あれこれカスタムプランを練るも良し。カーモデラーでなくとも楽しめるキットになっていますよ。

 

 

久しぶりの現行国産車で久しぶりのタミヤキットとなった今回。

サクサク製作できて楽しかったです。ごちそう様でした。

 

 

今月末は新型BRZの発売ですね。このGR86と作り比べてみるのも面白そうです。

 

 

 

 

さぁ今年はどんなクルマがキットになるんでしょうか?楽しみです。


タミヤ ZN8 GR86 その4

2022-01-15 17:20:11 | タミヤ GR86(ZN8)

正月ボケがまだ少し抜けないです。

 

 

ここしばらくは休日部屋に籠ってプラモ製作していることが多いので、そろそろ気分転換にどこかに遠出したいものです。

それにしても、安心して実家に帰れるようになるのは一体いつになるんでしょうかね。 

 

 

 

 

 

さて、タミヤのGR86の4回目です。いよいよ終盤戦。

今回はボディーを仕上げていきます。

 

 

まずはボディーの研ぎ出しです。

 

 

#3000のスポンジヤスリでゆず肌を均し、ラプロス#6000、#8000を順にかけます。

 

 

 

 

 

 

この状態から、タミヤコンパウンド3種とハセガワセラミックコンパウンドで磨き込み鏡面にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりのメタリックの鏡面。中々良いテロテロ具合です。

 

 

ボディーに取り付ける細かいパーツも塗装します。

 

 

 

 

指示通りの黒だとちょっとキツくなりそうかな?(←ガンプラなんかで全身黒だけでスミ入れするような感じ)と思い、カウリング色を吹きEXフラットクリアーでツヤを抑えました。

 

 

 

GRモデル特徴の「ファンクショナルマトリックスグリル」は開口されていないものの、フラットブラックで墨入れしてあげるとシャープな成型と相まって十分それっぽく見えると思います。

 

 

 

 

ルーフモールは削って調整しなくても大丈夫でした。

 

 

このキットでは窓枠などカーモデルでよくある厄介なボディーのマスキング作業がほぼ無い(テールランプを繋ぐ黒いライン程度)ため、非常に楽です。

ボディーに余計なキズを付けてしまうリスクが無く、カーモデル初心者にも助かりますね。

 

 

テールランプは先にリアバンパーをボディーと接着してしまった場合、取り付けがちょっと厄介です。

インストでも組み付け順序がしっかり指示されています。見落としていました(笑)

 

 

 

 

クリアパーツのカバー上部にあるピンを少し削ることで何とか取り付けできました。

 

 

 

 

取り付けできなかったらどうしようかと一瞬ヒヤッとしました。

 

 

 

 

ウインドウパーツにはマスキングシールが付属しており、塗り分け作業が楽です。

タミヤラッカーのフラットブラックを使用しました。

 

 

 

 

一体モノになっているサイドはアオシマプリペイントモデルのような感じで、外側から取り付けるタイプ。

これまで作ったタミヤキットでは見かけなかった構造です。

 

 

ヘッドライトはタミヤらしく気持ちよくカチッと仕上がります。 

 

 

 

 

デザイン的には先代後期の方がシャープで個人的に好きですが、これはこれですっきりした印象で悪くないですね。

 

 

 

 

 

あとはミラーなどを取り付け、シャーシと合体させて完成です。

 

 

正月休み等を利用して約2週間ほどでの完成。思ったより早かったですね。


タミヤ ZN8 GR86 その3

2022-01-09 20:48:36 | タミヤ GR86(ZN8)

タミヤGR86の3回目です。

 

 

内装に取り掛かる前に、前回塗り忘れがあったので先にやっておきます。

 

 

 

 

この部分ですね。インストの塗装指示を見落としていました。

 

 

各部接着してしまったので、このままマスキングしてエナメルのフラットブラックを吹きます。

 

 

 

 

マスキングを剥がす際にヘッドカバーのデカールが持って行かれました・・・。ちくしょーめ!

フラットクリアーでコートしていたのに。

 

 

ボンネットを開けないとわからないし、もうこれでいいです。(諦め)

 

 

 

 

 

さてさて今回は内装です。

 

 

 

 

少ないパーツ数で雰囲気も悪くは無いのですが、

 

 

 

 

シート裏にガッツリ肉抜きがありますね・・・。

 

 

ロードスターみたいな2シーターならまだしも、2+2のクーペで、かつGR86はBRZと違いリア3面が素ガラスのためこのままでは丸見えです。

 

 

 

 

プラ板と瞬間接着パテで適当に埋めました。

ついでに、実車画像を参考にシートベルトのガイドもそれっぽく追加しておきました。

 

 

 

 

 

塗装に移ります。今回は赤黒2トーン仕様です。 

 

 

インストでは赤い箇所以外はほぼセミグロスブラックとフラットブラックの指示で、これではちと面白味に欠けます。

 

 

そこでいつものニュートラルグレーVをメインに、フロアやドアトリムには前回のマスタングでも使用したナチュラルブラウンとブライトレッドを半々ずつ混ぜたものを、シートにはカウリング色とミッドナイトブルーを使用して、素材感の違いを意識して塗り分けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

インパネ周りですが、ステアリング下部に付くGRエンブレムのデカールはありません。

ステアリングやエアコンのスイッチ類に貼るデカールも特に無いので、少し寂しく感じますね。

 

 

 

 

塗り分けが完了しました。各パーツを取り付けます。 

 

 

 

 

 

 

途中で物足りなさを感じたので、急遽フットレストを自作して追加してみました。

フロアには赤いフェルトを貼りフロアマットとしました。

 

 

 

 

シートベルトとバックルは例によって例のごとくスタジオ27のセット品です。

 

 

内装が出来ました。

 

 

 

 

シャーシに載せました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最低限のディテールアップながら十分雰囲気ある内装に仕上がりました。

キットの素性が良いからというのもあるでしょう。

 

 

 

 

 

ぼちぼちボディーの方も仕上げねば。

 

 

このまま行くと今週~来週ぐらいには完成できそうです。


タミヤ ZN8 GR86 その2

2022-01-04 23:01:33 | タミヤ GR86(ZN8)

1週間の年末年始休暇もあっという間に終わりです。(絶望)

 

 

北海道や東北北部、日本海側などでは雪の多い年末年始だったようですね。※ほぼ引きこもっていたのでわからない。

 

 

10年北海道に住んでいた経験から言いますと、冬に北海道に行く場合、飛行機とフェリーは避けた方が無難です。欠航・運休が多いためです。

 

 

時間はかかりますが(あとお金も?)、新幹線+JRの陸路を使った方が間違いないです。

JR北海道は定刻より早く到着することはまずありませんが、事故や余程のことが無い限りは運休しない印象です。

 

 

どうしても飛行機を利用する場合は新千歳空港ではなく旭川空港に向かうのが良いです。旭川空港は滑走路の除雪体制がかなりしっかりしており、新千歳空港よりも欠航が少ないです。

旭川から札幌までは冬だとJRで2時間弱ほど。もし新千歳空港が欠航になってしまった場合、最終手段として考えても良いかと。

 

 

なお、レンタカーをご利用の場合はホワイトアウトにくれぐれもご注意ください。真っ白で何も見えなくなり、一切方向が分からなくなりますので。

 

 

北海道はこれから冬のイベントが多くなる時期です。是非ご参考までに。

 

 

 

 

 

さて、話が脱線してしまいましたが、タミヤGR86の2回目。今回はシャーシです。

 

 

 

 

タミヤらしく、シャーシ裏のモールドや足回り・駆動系などかなりリアルです。

エンジンはシャーシと一体で、ボンネットを開けて見える部分のみですが、補器類と併せて再現されています。

 

 

 

 

全体的に特に作りにくい箇所はありません。ただシャーシの塗り分けは面倒でした。

どうせひっくり返さないと見えないですし、フロント側はアンダーパネルで結構隠れてしまいますから、

特にこだわりの無い人はフラットブラック1色で済ませてしまうのも手ですね。私は気合で塗り分けました。

 

 

 

 

このマスキング作業だけで余裕で半日以上かかっています。

 

 

エンジン本体と補器類。

 

 

 

 

 

 

塗り分けは面倒でしたが、少ないパーツ数でも十分精密感あります。流石タミヤ。

 

 

水平対向エンジンらしく、搭載位置が低いのがよくわかります。

エアクリーナーと干渉しないようにラジエーターが斜めに取り付けてあるんですね。先代86はどうだったか。

 

 

足周りと駆動系。

 

 

 

 

 

 

一応ツヤ有り、ツヤ消しのブラックを使い分けているのですが、あまりわからないです。まぁ自己満足ですよ。

実車ではリアのスタビ取り付け位置がBRZと異なっており、今月発売のBRZのキットでどこまで再現されているのか気になるところです。

 

 

タイヤとホイール。

 

 

今回製作するRZグレードではマットブラックカラーの18インチホイールが標準です。

タイヤはグリップに優れるミシュランのPS4。私の愛車にも履かせていますが、良いタイヤです。

 

 

 

 

ホイールはBRZの方が好みなのですが、ここは純正仕様で。

EXブラックで塗装後にEXクリアーを吹きました。

 

 

マフラーはいつも使用しているガイアのスターブライトジュラルミンを切らしてしまったため、EXシルバーを使用しました。

クリアーオレンジとクリアーブルーで焼きも入れています。

 

 

 

 

 

 

マフラーエンドはせっかくなのでメッキのまま使用しました。

 

 

全て取り付けるとこんな感じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

インストの塗り分け指示と若干違う箇所もありますが、悪くないです。

 

 

次回は内装の予定です。


タミヤ ZN8 GR86 その1

2022-01-01 17:36:22 | タミヤ GR86(ZN8)

あけましておめでとうございます。2022年もよろしくお願いします。

 

 

さて、年末年始の休みを利用して新たなキットに取り掛かりますよっと。

 

 

 

  

トヨタのGR86です。グレードは18インチホイールやリアフォグランプ、レザーシート等専用装備を装着した最上級グレードのRZになります。

久しぶりの国産車、久しぶりの国産プラモ(タミヤ)ですね。

 

 

姉妹車であるスバルBRZとともに、2021年の日本の自動車業界を大いに盛り上げてくれた話題のスポーツカーGR86。

 

 

排気量を従来の2リッターから2.4リッターへと拡大し、車名を先代の86から“GR86”へと改めた今回のモデル。

やはりと言いますか、タミヤが先陣を切ってキットを発売してくれました。アオシマからもいずれ来そうな気がします。

 

 

基本ホンダ党の私ではありますが、以前アオシマプリペイントの先代86を製作していましたので、面白そうだなと思い製作することにしました。

 

 

半導体不足等の影響で実車納車待ちのオーナーさんがまだまだ多いかと思います。

このキットを製作して、自分の愛車を一足先に手元に置いておくのも良いのではないでしょうか。

 

 

キット内容の細かい紹介は他の方にお任せするとして、ササっと製作に入ります。

まずはいつものようにボディーから。

 

 

 

 

目立つヒケやパーティングラインは全く見当たりません。

造形はシャープだし、パーツの合いも完璧。それでいて作りやすさまで考慮されているという素晴らしい構成で脱帽です。流石タミヤ。

 

 

前後バンパーやサイドシルはしっかりした接着しろが設けられてあるため、接着剤のはみ出しの心配が少なく、ありがたいです。

 

 

今回の目玉?である別パーツとなったルーフモール。非常に細く、左右間違えそう・・・と思ったら、左右でピンの位置が異なるという配慮っぷり。

ただ、塗膜ではめ込みがキツくなるかもしれないので、もしかしたら後々調整が必要になるかもしれません。

 

 

さくっと表面処理をして塗装に移りましょう。

 

 

今回は先代86に設定されていたオレンジメタリック風に仕上げます。赤とか白みたいな定番色は他の方も作るでしょうから。

 

 

白サフを吹いてから、

 

 

 

 

タミヤラッカーのメタリックオレンジを吹きました。

 

 

 

 

ちょっとムラが出やすいのですが、メタリックの粒子が細かくて良い色です。

 

 

デカールを貼りクリアーを吹きます。

 

 

 

 

 

 

メタリック系はメタリック粒子の溶け出しが心配なので、数回砂吹きして薄い層を作ってからからクリアーを重ねました。

どうせこの後研ぎ出しするので、多少ゆず肌でも大丈夫です。

 

 

 

 

ダックテール部分は念のため仮止めして塗装しています。

左右のテールランプを繋ぐ横一文字の黒いバーをマスキングして塗装する必要があるためです。

 

 

 

 

 

  

前後のトヨタエンブレムはメタルインレットの上にデカールを重ねるようになってます。

なお、トランクに貼る“GR86”エンブレムのデカールは実車と異なるようです。※どうやらキットではプロトタイプ仕様になっている模様

 

 

ボディー乾燥待ちの間にシャーシを製作していきます。寒くて塗装が辛い・・・。