キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

岩手山 御神坂口

2004-10-12 00:00:00 | 登山・トレッキング

  
前夜に相の沢キャンプ場に入り、テント泊。結局朝はゆっくりとなってしまい御神坂口からの登り初めが10時頃。前泊した意味が全くない!

  
MOUNTAINHARDWAREのテントは前室が広くて使いやすいテントだった。ダブルウォールでイーストン社製のポールと耐風性も強く低山であれば4季対応との事だったが、やや嵩張るため手放してしまった。当然のことだが居住性と携帯性は反比例する。記憶違いがなければMOUNTAINHARDWAREはこの頃確か大倉スポーツが輸入販売していたと思う。

  
曇天ではあったけれども紅葉は真っ盛りで天気が良ければさらに素晴らしい景色であっただろう。

  
標高1700mぐらいまできつい登りが続く。このコースは距離は短いが、登りはきつい。

  
途中、小屋で大休憩したりで悪天候の頂上に着いたのが午後4時近く、10月でこの時間には頂上に誰も居るはずもなく早々に下山することに。

  
頂上は風とガスで気温も相当低かった。


雨具はMarmotのプレシップ上下。Marmotのコーティング物で廉価版のレインウェア。寒冷期ならある程度使えるが夏場は蒸れてムリ。当時、Marmotのロゴが胸のポケット部分に斜めに入りオシャレだった記憶がある。今ではデサントのブランドとなって量販店などでも多く見かけるようになった。

そして、この後大変なことが起きてしまう。頂上付近でガスと日暮れの暗さで下るコースを間違ってしまい、登り返すことに20分費やした。時間は4時30分を回り、釣瓶落としのごとくどんどん暗くなる。ここでザックに入れたはずのヘッデンを無我夢中で探すも見つからない。やってしまった!頼りのヘッデンを忘れたことに気づき愕然とした。さらに追い打ちをかけるように唯一の連絡手段の携帯電話もなんと電池切れ。小屋で一夜を明かすか下山を敢行しようか迷ったが、会社の鍵開けがあるから連絡手段がない以上、どうしても下るしかない。
そして真っ暗闇の登山道を手探りで下った時間はおおよそ6時間!精根尽き果ててボロボロになりながら麓に着いたのはなんと午後11時30分であった。