キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

太平山

2017-08-21 23:09:00 | 登山・トレッキング

  
先週に続いて近くの山へ出かけた。登り始めてから30分は樹林帯でキツイ登りと暑さで息が上がったが、その後はサポートタイツの力もあってかそれなりのペースで登ることが出来た。頂上は赤トンボが舞っていて既に秋の気配が感じられた。下界は30度でも涼風が心地よく陽が陰ると肌寒い位であった。

  
いつも見慣れた弟子還、宝蔵岳、剣岳、鶴ガ岳、冬に登る中岳、前岳の稜線を望む。

  
緑々としたブナの森が続く、もう1か月もすると木々も色づき始める。月日の過ぎるのは本当に早いものだ。

  
頂上で質素な昼食、メタボなのでカロリー控えめに。それでもビールはやめられない。
ビールや飲料水はnalgeneのクーラーバックに保冷剤を入れて携行する。

  
帰路は弟子還から旭叉へ。ブナ林や直立した天然杉が見事。
先日の豪雨のせいか旭叉登山口の橋がなくなっていた。帰りに渡渉する際、渡った岩が苔で滑り、川に落ちないよう堪えたところ土踏まずが痙攣してしまった。その痛いことといったらない。







  
登りの御手洗で一休み、この日はCWXのサポートタイツ、ずいぶん前に購入したものが押入れに入れっ放しになっていて本日デビュー。膝裏の部分がC3fitより馴染んでしっくりする感じ。


スパッツは以前トレラン用に購入したものでSchoeller素材のmont-bell製。ローカットシューズ用と思い込んでいた為出番が無かったが、試しに使ってみるとミドルカットブーツまでなら全く問題なく適合し、靴内にゴミが入らず大変重宝した。


ザックにnalgeneのボトルホルダーを暫定で括り付け、ペットボトルを入れた。夏場は水分補給が重要なので本来はショルダーベルトに取り付けすぐに飲めることが望ましいが、軽量ザックだとこの辺の仕様が簡素なものが多く取り付けできないことがある。

この日は結局3人しか見かけなかった。平日でしかも暑いので登りのキツイこの山は敬遠されたのかもしれない。









乳頭山でキジ撃ち

2017-08-15 21:33:00 | 登山・トレッキング

  
最近、家では寂しくしているので休みの日は健康の為山へ行くか実家でAUDIOを弄っている。
暫く夏風邪に悩まされていて友人のО君にも声をかけていない。
鈍った体をどうにかせねばと独り重い腰を上げる。
もしかしてお盆の期間中なので登山者も多いのでは?
迷った末に国見温泉から駒ヶ岳に登ることにした。
ところが仙岩峠に差し掛かる頃から密度の濃い霧雨、間欠ワイパーでは間に合わない状態になってきた。今日は晴れとタカをくくっていたので本格雨具は持ってきていない。仕方なくUターンして先日も登った乳頭山に登ることにした。

  
田代岱に着くと山頂はガスに覆われていて小雨交じりの状態。岩手県側は雨雲の中でこの雲が風で流され時折雨となるようだ。頂上も雨模様だし人が居た小屋もスルーした。
踵を返して分岐から人の居なそうな大白森方面の湿原で昼食をとることにした。
ところがどうもこの頃からお腹の調子がおかしい...ヤバイ!人から遠ざかるように場所を探しながらひたすら木道を走るように進む。
200m位行った所で木道の脇にちょうど窪みになっていて死角になる場所を見つけた。ラッキー!間一髪間に合った!神にはまだ見放されていないようだ。

昼ご飯は結局食べられず、ビールを飲んだのが災いしたのか2度目の腹痛が襲ってきた。青ざめた顔で木道を走り回る自分が情けない...でも周りに人が居なくて本当に良かった。
人が多い北アルプスや富士山は絶対無理!とつくづく思ってしまった。

  
そんなことでしばらく時間が経つと晴れ間が覗くように。日差しで木道を覆う草葉も乾いてきたし、お腹の具合も収まったので頂上へ向かった。頂上では数人の先客がいたが全体を通してお盆休みの割には予想外に登山者が少ない印象。

  
雲の中にぽっかりと見える田沢湖が美しい。帰りに回った湖畔のキャンプ場にはテントがたくさん建ち、キャンパー達が夕食の支度をしていた。ここのオートキャンプ場はロケーションが良くお気に入りのキャンプ場の一つ。

  
帰路は黒湯側へ降りた。途中にある一本松温泉、手を入れたら結構熱かった。
今年は例年より涼しいと言われているが、今日はとても暑く感じてバテバテの状態。日頃冷房の効いた部屋でじっとしているので体温調整機能がうまく働いていないのかもしれない。



  
この日チリィーンチリィーンと鳴る熊鈴のデビュー。登りは快適でも下りは振り子状に揺れてザック底部に入れたチタンコッヘルの尻をカッツゥーンカッツゥーンと叩く。
熊鈴はかえって熊を寄せるという人もいる、本当のことはクマに聞かなきゃわからない。(笑)

この後お腹の調子が急転直下となり、この先の木道脇がキジ撃ち場となる。(木道からは見えない場所なのでご心配なく)

  
あまりの暑さにTシャツ、ショーパンスタイル。メッシュTシャツMarmot、ショーパンはTERNUA。
すれ違うほとんどの登山者は長ズボン長袖の出で立ち、中には雨具上下の人もいた。


  
タイツはこの日デビューのC3Fit、前立てがあり便利。焦って脱ぐときはさらに便利。(笑)
この日膝も全く問題なく歩き通せた。タイツのせいかは不明だが少し自信がついた。同じサポートタイツでも出始めの頃より性能が進歩しているせいかもしれない。
ショーパン+タイツスタイルは長パンツよりは涼しげでいいが、やはり靴の中に色々なものが入ってしまう。タイツ専用のストレッチ素材のスパッツがあればいい。
mont-bellでSchoeller生地のがあったが、トレランなどのシューズ用で長さが足りない。登山靴用がもし出ているとしたら購入したい。