キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

中岳登山

2017-10-30 22:41:00 | 登山・トレッキング
  
朝夕と所用があり、時間的な制約があるので近所の山へ出かけた。

  
山麓は木々が色づいていたが中腹は既に落葉している。

  
細木のブナ林と登山道の落葉絨毯が独特の雰囲気を醸し出している。

  
頂上から秋田市街地を望む。時折陽が射すが風が結構強い。所々に少量の雪があった。

  
奥岳の山頂付近には雪が積もっていた。

  
お手軽な昼食。強風が吹いているので休憩もそこそこに山頂を後にした。

  
MAMMUTのベースレイヤー、発色がキレイ。おろしたての新品シャツがザックのウエストベルトに擦れてお腹の部分が傷んでしまい即キズ物となる。何かいい方法はないものか?
Outdoorresearchのゲーター、これは安物なのでフニャフニャしてずり落ちてくる。しかも細身なので下に履くパンツにボリュウムがないとО脚に目えてしまいイイところナシ。

  
finetrackのソフトシェル、Windstopper製の薄手で透湿性に優れた生地を採用、ベンチレーション機能も併せて蒸れを追放。袖口や全体的なシルエットなど日本製なので、海外製品と比較して身体へのフィット感が良好で、細かなディティールも秀逸だ。

  
強風のため体感温度が低い、この日はPatagoniaの化繊インシュレーションを持参。嵩張るかと思いきや結構小さなシル製スタッフバックに収まった。殆どタウンでの使用となっていたが、所有のBerghausの極薄ダウンより暖かいので、この先山での出番もありそう。


冠雪の鳥海山へ

2017-10-25 00:14:00 | 登山・トレッキング

  
天気が良い予報だったので、積雪前の今季最後の鳥海山へ鉾立登山口よりチャレンジした。昨年より10日ほど遅い登行とあって雪が心配であったが、やはり予想通り山頂部は雪の中であった。

  
紅葉はほぼ終わっており、奈曽渓谷の下部が若干紅葉している程度。
  
  
賽の河原からは数センチ程度の積雪があり、昨日の台風の強風で表面は固く締まっていて歩きやすい。

  
御浜小屋はカチカチに凍てついていた。
  
  
雪の中に佇む鳥海湖、間もなく来年初夏まで雪の中に埋もれてしまう。 

  
御田ケ原から望む新山。青い空と冠雪の白い山脈、素晴らしい天気に感謝!  

   
七五三掛から上部は斜面が固く一部凍結しており、急斜面ではソールが滑ってなかなか進めない。冬山装備を持っていなかったので、残念ながらここで断念。自分を追い抜いて行ったソロの方はどんどん上へ登って行った。
 
  
七五三掛で昼食タイム、日差しが強く背中がポカポカと暖かい。この時期、この山でこの暖かさは信じられない!絶好の登山日和にもかかわらず、上を目指せなかったのが少し残念。昼食後、ドリップコーヒーを嗜んだ。
 
  
大休止中に驚いたことに女性のトレイルランナーがソロで登って行った、恐るべし!
しばらくすると凍結斜面に手こずったのか途中で引き返して来たようで、すれ違いざまにお顔を拝見。若くてかわいいお嬢さんに二度ビックリ!ニ、三言葉を交わすと「お先に」と言い残し、颯爽と駆け下りていった。
 
  
 


  




登り初めは肌寒い。トップスTERNUAのベースレイヤー、POLARTECのパワードライ製。
パンツMAMMUT、Schoellerdryskin製。ブーツはHanwagのGore-Tex、ブーツは雪山対応なのでベストチョイスであったが、やはりこの時期、軽アイゼン位は持った方が良いと感じた。


扇子森から新山を望む。雄大な山容に圧倒される。


扇子森から鍋森方向を望む。風が出てきて肌寒いので防寒用のMAMMUTのフリースを着る。昨今、MAMMUTのミッドレイヤー類は非常にタイト。前ファスナーを上げるのが大変で着用後は出腹が気になる。(笑)


本当に良い天気で心地よい山行が楽しめた。この後11月に入り天気が崩れると一気に寒くなり、2000mクラスの山々は雪に覆われアプローチ出来なくなる。1500mクラスの山々でも山頂部は冠雪となり、トレッキングが出来る山も近郊の低山に限定されてくる。


またも雨、紅葉の奥岳

2017-10-20 23:10:00 | 登山・トレッキング

   
紅葉の太平山奥岳へ旭叉登山口から登った。今朝、予定があったため近くの山へ登ることにした。結局登り始めたのが11時15分であった。

  
山腹はすっかり紅葉めいていて登山道にはびっしりと落葉の絨毯が敷き詰められていた。

  
樹林帯は歩いていると思った以上に暑く、汗が出るほどであったが、稜線に出ると冷たい雨風が頬を打つ。残念ながら頂上は雨と霧で先週の森吉山と同様、紅葉の山脈を望むことはかなわなかった。

  
御手洗のお地蔵さんがいつもの通り出迎えてくれた。

  
御手洗周辺のブナは見事に色づき、今が見頃の感、晴れていたらもっと素晴らしかっただろう。

  

    
樹林帯は結構暑く、木々に遮られるので雨風もそれほどではない。登りのほとんどを「傘」でやり過ごす。登山用の軽量傘なので腕への負担も殆ど無いはずだが、地味なphoenixの上下のせいか、なんとなく「姿勢」が老人のようだ。(笑)

  
さすがに頂上は雨風が激しいので雨具を着用、この日はミニマム登行なので軽量のOutdoorresearchのヘリウムJKTとmont-bellの超軽量レインパンツ。登りで着用していないので蒸れもそれほど感じなかった。
下山の頂上直下の急な下り坂で浮石を踏み外し、前のめりで数メートル疾走。何とかこらえたが、あわや大転倒になる所であった。登山では下山の事故が多いとの統計も出ているので、十分注意しなければならない。

  
頂上小屋で簡素な昼食、バーナーも持たずポットにお湯を入れて持参。テーブルはOZENから買い換えたSOTOのもの、多少重いがワンタッチで開くのでかなりイイ!
早々に小屋を後にしたが麓に着くと薄暗くなっていた。最後の渡渉では岩に乗ったところでバランスを崩し見事に落ちてしまった。入浴後帰宅。

  

  


森吉山トレッキング

2017-10-11 23:54:00 | 登山・トレッキング
  
友人のО君、Y君と3人で森吉山へ出かけた。Y君は仙台から帰省中で、計画では栗駒山を目指していたが、雨模様ということで断念。結局ゴンドラで楽々登れ、休憩も快適な避難小屋の充実した森吉山に決定した。

  
雨模様でも仲間との登山でテンションが上がる。麓周辺はそこそこ視界も効き紅葉の一郭は望めたが、標高が上がるにつれガスが濃くなり、ゴンドラを降りるとそこは霧の世界であった。

  
霧雨が降りしきり着衣を濡らすので、避難小屋で雨具とスパッツを装着。О君はここまでの行程で汗まみれ、曇ったメガネが笑える。(笑)

  
程なく山頂へ到着、頂上碑で記念撮影、悪天候でもそれなりに登山客を見かけた。県外からのツアー客だろうか、中高年の団体登山客が目立った。

  
レインウェアのトップスはTERNUAのGore-Tex製、止水ファスナーのデザインが面白い。ボトムスはMAMMUTのGore-Texパフォーマンスシェル、昨年までのレインテックスフライトとストームクルーザーを一新してTERNUAへ。色違いのブルーも購入してしまった。この日は気温が高く風も弱かったので、登行中は結構暑く透湿性の高いレインウェアに助けられた。

  
避難小屋の1階は団体客で占められていたが、2階は誰もおらず、明るくキレイで快適であった。昼食後に記念撮影。

  
下山後ゴンドラ駅舎でぷーさんと対面。クマの出没で里は大騒ぎだが、意外に登山でクマの被害に遭った話は殆ど聞かない。

  
ゴンドラの駅舎にいる秋田犬。日本犬は海外犬にはない独特な魅力があるような気がする。

この後市内に戻り夜の川反で反省会。消費した「毒」をさらに増量して補充する羽目に。
もしかして酒宴が目的の山登りかもしれない...(笑)

紅葉の栗駒山

2017-10-02 23:00:00 | 登山・トレッキング

  
 紅葉が見ごろの栗駒山へ出かけた。麓付近は紅葉が始まったばかり、これから本番を迎える様子。
 
  
頂上より宮城県側を望む。写真には写っていないが多くの登山客が登っていた。
 
  
去年は10/5にこの山へ登ったが、紅葉は今年の方が少し遅い気がする。

  
斜面の向きや日差しの具合で紅葉はその表情をガラリと変える。陽が射すとより色彩が豊かになり、本当に美しい!自然の節理が生み出す壮大なドラマだ。
  
頂上での昼食タイム、大勢の人であふれていた。クライミングメーカーGlivelのチェアの出番は久しぶり。少し重量はあるけれど休憩場所がない山では重宝する。ウォーターボトルは中華製のTITANボトル。山上では嗜好が「酒」から「コーヒー」に徐々にシフト、SNOWPEAKのドリッパーでコーヒーを落とす。
同メーカーの卓上テーブルOZENは山上での組み立てが煩わしくこの後売却、SOTOの折り畳みテーブルに交代となった。

  
山頂にて、前回キャンプで引っ張り出したTNFのハットが良かった。このメーカーのものは殆ど手放してしまい唯一のハット、本当は機能、デザインともに歴史のある素晴らしい山岳ウェアのメーカーだと思う。Patagoniaと同様、昨今巷で若者のタウンウェアとして氾濫してしまったのは少々残念。
山シャツのTERNUAも発色が良くスペイン生まれの自身、お気に入りのメーカー。石井スポーツイチオシのブランドであったが最近では店頭でも品揃えが少ない。このまま流行一過性のブランドになり下がってしまうのか?

  
アウターはパーテックスクァンタムを使用したイギリスの登山ウェアメーカーRab。日本ではまだまだマイナーな印象。秋田でも石井スポーツで最近たまに見かけるようになった。

  
日帰りだと、20ℓクラスのディパックで十分と謳われているが、マニュアル本にあるようなバーナー、ガスカートリッジ、水筒、コッヘル、雨具、エマージェンシーキット、防寒着、食料品等々を詰め込むとご覧のとおり45ℓのザックがそこそこ膨らんでしまう。装備を使う楽しみと重量は相反するのでそこらへんが課題。年齢とともに肩に食い込むショルダーパッドが負担となってきた。
  
  
小雨が降りだし、SEA TO SUMMITのザックカバーを装着。シルナイロンはコンパクトで防水効果も高く耐久性もありそう。石井スポーツで購入したMHWのパンツ、インポートのSサイズでジャスト、お尻と膝の部分が頑強なコーデュラ製でラフに使える、全体としてはストレッチが効いて履きやすく色合いもお気に入り。同メーカーは大倉スポーツ、ロストアローなどを経て現在はコロンビアスポーツウェアがプロデュースしているようだ。