キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

雪中キャンプ2

2022-02-13 19:54:00 | キャンプ

  
先週に続いて同じ場所に雪中キャンプに出かけた。
先週同様、前日に現地を訪れテン場の地均しを行った。
駐車場からテン場まではおおよそ100m。荷物は最低限に絞ってもソリで4往復は強いられる。

  
今回初出番のテンマクデザインのサーカスST。ポリコットンのサーカスTCがメジャーだが、自論の理由からあえてこのポリ幕を購入。生地以外はほとんど違いは無いので、基本性能は確立されていてとても使いやすい。


今回は薪ストーブをやめてレインボーストーブを選択。灯油ストーブは一晩中灯けていられるので、一酸化炭素中毒にさえ注意していれば就寝中も暖かくて便利。


気温は先週よりも暖かく、いくらか過ごしやすい。それでも幕が先回より1回り大きいのでポカポカ暖かいというわけではない。天井扇風機で室内の空気循環を行うと少しは温かみを感じられる程度。


なんと携帯でオリンピックを視れた!アンドロイドもいいことはある。雪中キャンプで1人酒を飲みながらオリンピック観戦なんて...なんて贅沢なんだ!


夕食は今回も調理に手間暇をかけていられないので全て簡単に済ませる。お刺身やおつまみで日本酒を冷やでいただく。


熱燗にしなくてもキムチ鍋は身体が芯から暖まる。
鍋は雪中キャンプではベストアイテム。

 
寝床はコットに3㎝厚のマット、電気毛布、羽毛寝袋とこの気温では万全の態勢。
ただ、今回はポタ電をPoerArqminiにしたら寝ている間に電源を使い切ってしまい、電気毛布が使えず少し寒い思いをした。

 
幕内が結露で濡れるからナンガのオーロラ素材の防水透湿性能はシュラフカバーいらずでとても重宝。
あとはポリウレタン製のコーティングの耐久性が問題。
ちなみにイスカの厳冬期用シュラフは15年経っても全く問題ない。


日中陽射しがあり、とても気持ちがいい。サーカスSTは遮光性が高く日中でも室内は暗い。
昨晩降った少量の雪も融けて、テントもほぼ乾燥することが出来た。この大きなテントを自宅で乾燥しなくてもいいのはかなり得した気分。


MSRのライトニングアッセントが壊れてしまったので代替品の購入を検討。中古品は殆どが10年物で、ビンディング類の劣化がどうしても気になるため思い切って新品を購入。
MSRのREVOエクスプローラーというオールラウンドな機種を入手した。


SNOWPEAKシェルフコンテナ25(ガソリンバーナー、シェラカップ、チビパン、コロダッチポッド他)、トヨトミレインボーストーブ、ヒューナーズドルフ灯油缶、THE NORTHFACEベーキャンプダッフル(シュラフ、電気毛布、湯たんぽ、防寒着他)、CHILLCAMPING薪ケース、カモフラバッグ(笑s'焚き火台他焚き火用具)、テント(サーカスST)、プラペグ類、オレゴニアンキャンパートート(アイアンテーブル×3台、バンブーテーブル、バンドックダストボックス他)、木製テーブル、ハイランダーチェア、ソフトクーラー、CAMPGREEBコット、MOUNTAINHARDWAREマット、PowerArqminiポータブル電源、ザック(タオル、洗面類、カメラ類)、オレゴニアンキャンパートラッシュバッグ(灯具等電気製品類)、SNOWPEAKユニットギアバック(食料品)、オイルランタン、JET SLEDソリ+カバー、BlackDiamondスコップ、MSRスノーシュー等...とソロキャンプでもかなりの量となる。
夜半は雪が降り始め、結局焚き火はしなかったので薪や焚き火用具は無駄となってしまった。



トップスはインナーにGRIPSWANY厚手のフリースパーカーとアウターがGRIPSWANYの難燃素材ブルゾン。ボトムスはTARAS BOULBAフリースパンツとSORELブーツ。夜半にはダウンパンツを履いた。

翌朝は8時30分に目覚め二日酔いの中、豚汁とおにぎりを1個頬張った。10時頃には撤収に取り掛かり、お昼前に出発。帰宅後片付けを終えて14時。今回もヘトヘトだった。


雪中キャンプ1

2022-02-07 10:38:00 | キャンプ


前回ディキャンした場所で雪中キャンプを決行。

実は前日も現地に出向き、ある程度除雪を済ませておいた。
駐車場からソリで運搬なので荷物は最低限に。

それでも防寒対策は省けないからソロでも結構な量になる。

  
テントはいつもの1ポールに薪ストをインスト。

タープはSNOWPEAKのエルフィールドシールドヘキサPro。

スノーシューはメインのライトニングアッセントが壊れサブを携行。
積雪は100㎝位か。

  
テントのペグは農業用プラペグ37㎝で、タープは45㎝を打ち込む。

テントの高さが220㎝とタープのポールが210㎝でジャスト。

色味もそれほど違和感無くまあまあ合格点。

  
設営中イスを忘れたことに気付いた!

仕方なくコットを代わりにするも背もたれが無いから腰に負担がかかる。

特にテントのファスナーの開閉は本当につらい...

  
薪はストーブの他に焚き火用に合わせて3束持参。
明朝、薪が無くなったら撤収のつもりが結果1束余った勘定。

  
夜半には-7度まで下がった。

幕内は意外に温度が上がらず薪ストーブでも5度位しかならない。
薪を節約したからか?

  
三角形のテント連結アダプターはAmazonでゲット。
安価な割に良品。風も無いせいか1人でも楽に張れた。

  
荷物を減らすのに照明もWAQのLEDのみにするも、タープ側の照明が無く少々寂しい。

この2代目LEDは結構明るく、ルーメナーより少々安っぽいが、コスパは良い。

吊るした扇風機はサーキュレーター代わり。長いランタンハンガーで干渉せず使えた。

リモコン付で便利だが、そもそも室内が低温だったので、上から循環してくるのは冷風。

  
今季、ウィンナーウェルからサイドからも炎が見えるノマドビューSが発売された。

オプションのウォータータンクも本体に取付けられる等、確実に進化している。
悔しいけれど基本性能は変わらないんだと諦めるしかない。

  
ソリの運搬と設営で消耗しているから調理まで手が回らない。

夕食は簡単にお総菜とした。

酒はビールとホットワインとホットウイスキーで両瓶ともほぼ飲み切った。

  
肉はバーナーにチビパンで追い焼。

冬期はガソリンバーナーの独断場。薪スト調理もいいがガソリンは圧倒的火力でまどろっこしさが無い。

  
夕食後の焚火タイム。残念ながらイスが無いのでスコップに座って焚火に浸る。
外は雪がしんしんと降っている。

  
今回初使用のポタ電POWERARQ2。同miniは既に持っているが、

電気毛布を使いたくて大容量を入手。

最初の残量が80%で、オンして6時間後には残量40%。

結構使えることを実感。お蔭で寝袋ナンガオーロラ600DXで快眠だった。
  
 
夜中に目を覚ますと室内がやたら狭く、降った雪の重さでテントが倒壊寸前!

慌てて除雪と全ペグを打ち直した時間が午前4時。

それからは2度寝する気力も無く、8時頃から撤収開始。

雪は降り続き一晩で40㎝位の積雪。


帰路は橋が雪で車幅ギリギリの状態。

新雪が40㎝あっても気温が低くサラサラ雪だから無事脱出出来た。

YOUTUBEでは雪中キャンプが多数アップされていて、最近は女子のソロも多い。

雪中キャンプは一見気軽に楽しんでいるようだが、実際は結構大変。
何より防寒装備で荷物が多くなるし、設営~撤収、除雪作業等全てにおいて手がかかる。

さらに帰宅後の道具の乾燥も面倒この上ない。

それでも雪中キャンプには魅力がある。

相当の覚悟とそれなりの装備でいつ迄出来るかわからないが、無理せず楽しんでいきたい。