キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

SNOWPEAKキャンプ道具

2018-10-16 21:15:00 | キャンプ

  
今日は手放したいキャンプ用具のオークション向けの撮影と最近入手したキャンプ用具のインプレッションを兼ねて近隣のキャンプ場へ出かけた。

  
先ずは手放したい筆頭候補のランドロック。思えば東日本大震災のちょうど1年前、このテントを積んでソロで福島へ出かけた。ひどい風に煽られ高価な新調テントのフレームを折ってしまった苦い経験が思い起こされる。一昔前ではテントが15万円近くもするなどありえなかった話だが、今では30万円を超えるテントも出始めているから驚く。

  
このテント、居住性は最高なのだが何せデカすぎる。年齢を重ねる度に設営が億劫になり、出番がどんどん減る一方。現行モデルではカラーリングも変わり、このまま放置していても価値が下がるだけと判断し、売却することにした。出品に当たり暫く張っていなかったので、細部を確かめるために設営してみたものの、かなり手こずり結局2時間近くもかかってしまった。

  
内部は広々として大宴会ができる空間。幕体は4~5回しか使っていないので非常にキレイでもったいない気もするが、思い切って断捨離せねばと心を鬼にする。


長年使っていたSNOWPEAKのタープ、ツートンカラーのシールドヘキサMだが、リップ地素材のProが欲しくなり、(写真)を入手した。最近流行のレッドポールも購入し、時代の波に乗ることに。
旧ヘキサとアルミ色ウイングポールは写真撮影は出来なかったが、この後売却予定。


さすがPro使用、濃い目のシールドカラーにレッドポールが生える。何よりヘキサウイングの形状が美しい。ただ、ポールはもう少し内側に入れた方がよかった。
もし、ラップラックを入れるとなるとポールは垂直にするべき?



ランドロックの設営に時間がかかりすぎてニューカマーのインプレッションがままならない。
それでも少ない時間でIGTを組み立て、新規導入のフラットバーナーとステンボックスハーフユニット+スパイスブロック+ハンガーを組み上げる。IGTフレームショートとマルチファンクションテーブルにセットする400脚のうち2本は300脚にネットで入手した100㎜の継ぎ足しで対応。IGT脚は接続用のネジがとても長いので入れ替えとなると結構面倒だが、見た目は自然で違和感なし。


結局時間切れで料理はおろか昼食もとれず、持ち出した道具を何とか設置したのみで使用には至っていない。もちろんクラシックケトルの中は空っぽでフラットバーナーには着火もしていない。11:00~15:40まで休憩なしのハードワークで先週の山行よりひどい筋肉痛となった。

かねてから気になっていた追分三叉路のSNOWPEAKの看板、metzmoというアウトドアショップだったらしいが残念ながら1度も足を運ぶことなく閉店してしまった。御所野のイオンが改装したときに、スポーツオーソリティがSNOWPEAKショップを出店していたが、これもいつの間にか無くなってしまった。市内では僅かXEBIO-SPORTSが少しの品揃えを提供しているのみ。系列のVictoria L-Breathは県外でSNOWPEAKショップを展開しているのに残念至極。一方秋田でSPORTSDEPOを運営するALPENグループでは店舗での販売は皆無でも、通販では殆どのSNOWPEAK商品が入手可能。やはり秋田では店舗の販売実績が芳しくないのかもしれない。

キャンプスタイルも成熟期を迎え、画一的だった志向がそれぞれの方向に分かれてきた。

まずはいわゆるファミリーキャンパーと呼ばれるSNOWPEAKや小川キャンパル、ニュースタイルのColemanやロゴス、DODなど、よりラグジュアリー化して目指すところはグランピングと呼ばれるアウトドアで贅沢な空間をという高級路線。

次は、前者から脱したいという個性的なお洒落なキャンパー達が好むキャンプスタイル。派生はフェスキャンプなどからで、雑誌GO-OUTに代表される。テントはMSRやHilleberg、新しくはNORDISKなどの北欧ブランドが中心で、家具類はカーミットなどの木製やビンテージ物を好み、全体的にナチュラルで自然派志向となっている。これらの品々は地方では殆ど入手できず、拘りが多くてやはりとても高価。

そして最後がラグジュアリー派とは真逆なブッシュクラフトと呼ばれる野趣たっぷりな、焚き火中心のキャンプスタイル。代表的ブランドがWILD-1のショップブランドtent-Mark DESIGNSで、焚火に強いコットン混紡素材のテントやタープ、そして薪ストーブなどが主な商品となっている。道具類は至ってシンプルでポッドハンガーやカマドなど、その場で自作のパターンも多い。






友人と紅葉の栗駒へ

2018-10-09 21:51:00 | 登山・トレッキング

  
1ケ月前から仙台在住の友人と計画していた紅葉の栗駒山へいよいよ出かける日が来た。この日は晴天の予報だったので雨具を持たずに向かったものの、出発時に秋田市内は雨が降り出し、途中雨具を取りに引き返すなど、出がけに予定外の行動に見舞われた。
それでも県南に進むにつれ天気は回復基調となり、気分も高揚する。

  
午前9時30分から登り始め、暫く進むと紅葉する山容が目を奪う。
昭和湖のあたりが見頃の感で、山頂付近は既に落葉している。

  
頂上から見渡す宮城県側は紅葉の絨毯が眼前に広がる絶景。

  
今回は須川コースの往復ではつまらないので、中央コース分岐から東栗駒コース分岐を経て磐井川源流分岐から笊森避難小屋を目指しそこで休憩。小屋から引き返し産沼を経て須川温泉に戻るという計画を立てた。途中、きれいに下刈してある道に入り、てっきり笊森コースと思って暫く歩くと、左後方に避難小屋が見えたので間違いと気づき慌てて引き返したが、うっかり裏潟コースに入り込んでしまったらしい。
ガスで小屋が見えなかったらもう少し深入りしていたかもしれない。やはり初めてのコースではGPSの必要性を感じた。

  
須川コースから山頂付近は大勢の人で賑わっていたが、中央コースから逸れると殆ど人と遭うことはない。そんな中、若い男性3人が作業をしていたので声をかけてみると、若者達は大学生で火山活動の測定をしているとのこと。友人が「こんな人気のないところで怖くない?」と尋ねると「怖いです!」と返事が返ってきた。(笑)

  
笊森避難小屋は噂通りのキレイな小屋で大変快適であった。
一度ここに泊まってみたいと思うほどロケーションも素晴らしい。

  
小屋から笊森方向を望む。こちらのコースは今は廃道になっているらしい。

  
反対方向の栗駒山頂。陽射しが眩しく登りはTシャツ1枚でもいい位の暑さ。

   
帰りは産沼、三途の川から苔花平を経て須川コースへ。
この辺が紅葉真っ盛り。
途中登山道はかなり泥濘んでいて、長靴が欲しくなる。

   
夕方になるにつれガスが出始めて小雨混じりとなる。
お腹の具合も怪しくなってきたので歩を早める。連れの友人には悪いがついつい間隔が開いてしまう。


   
9時30分に登り始めて須川温泉到着が16時20分。雨足も強くなり、トイレも間に合いグットタイミングであった。帰りは栗駒山荘の温泉につかってリフレッシュ。
大変心地よい山行であった。

   
当日のGPSデータ。歩行数は22,770歩、距離にして約17km。
   
山頂に続く稜線の天狗平。この日のウエアはトップスMAMMUTのPolartecZip、パンツTERNUA、ハットOutdoorresearch、ブーツMINDLゴアテックス、ザックGRANITEGEAR。

   
大勢の登山客で賑わう山頂にて友人とポーズ。
この時期3年連続登っているが、団体客が少ないせいか昨年より人が少ないと感じた。

   
小屋で昼食をとり寛ぐ。山シャツは毛混のBerghaus。
Sサイズでジャスト。


   
小屋の玄関前で友人の記念撮影。看板は「笊森山荘」となっている。


   
産沼にて。ここまで来れば合流地点まであと僅か。


   
苔花平で須川コースに無事合流。
秋田に戻ってからの反省会では、磐井川源流付近は渡渉もあり、道が不明瞭な箇所もある。栗駒というメジャーな山でも軽視せず、初めてのコースでは地図とGPS持参で事前に予備知識を得ておくことが必要との結論に至った。

ただ、いくら反省しても翌日の二日酔いだけは未だに避けられない。(苦笑)