キャンプ&オーディオ&トレッキング

趣味のブログで気ままな独り言を日記として綴っています。

雪中ディキャンプ

2022-01-16 23:09:00 | キャンプ

  
高齢の母が年末から体調を崩し外出できない日々が続いたが、ようやく落ち着いたのでディキャンに出かけた。ここは初めての場所でキャンプ場ではない。
積雪は1メートル程で誰もおらず静寂そのもの。

  
予報は14時頃から湿雪で夕方から雨に変わるとのこと。ミゾレは仕方なしとしとても雨中の撤収は避けたい。

  
ジェットスレッドソリの出番がようやく到来。
薪ストーブを積んでもディキャンプだから荷物は少なめ。

  
深雪対策でスノーシューを持ってきたものの、ビンディングが劣化していて使えない。買い直しとなると高価なのでかなりのショック!何とか修理できないかネットで探してみよう。

  
バックカントリー用のスコップは携帯用に作られているから小型で、雪かきにはもっと効率の良いアルミ製の大きなものを持参。
先ずはテントの面積より少し大きめに雪を掻き出し、さらに全体を足踏みで平面に均す。

  
雪中では通常の鍛造ペグだと役立たずだから、農業用のプラペグをホームセンターで購入。
37㎝で1本70円程と安価だし、しっかりと目的を果たしてくれたのでコスパはかなり高い。
雪中では竹ペグの選択肢もあるが1ポールテントの裾はやはり直打ちが無難。ガイロープでアンカーを取るなら竹ペグもありだろう。

  
小1時間ほどで設営を完了。今回新たに購入した三重煙突を使ってみたくて薪ストーブを携行。
雪が融けてストーブが傾かないように下にラワンのべニアを敷いた。泊りだったらさらにスタッパシートも必要となる。

  
ここ最近、雪中キャンプのテントはTC素材が主流だが、今回のように湿雪や雨で幕が濡れると乾かすのに難儀する。大きなテントを乾かす場所もないし、濡れるとさらに重いTC素材はどうしても食指がわかない。
結露は多いがポリ製でも煙突回りの対策をきちんとすれば問題無しと考える。


  
ペグを打つ箇所は雪をしっかり踏み固めてから打ち込むと意外にしっかりと固定する。センターポールを立ち上げてもペグの抜けは無かった。もちろんセンターポールの雪面にもべニアを敷いて埋没対策を講じる。

  
三重煙突は買って大正解。煙突穴が開いているこのテントにはジャストだったし、何より雪や雨が入りにくいから具合がいい。
煙突の温度も素手で触れる程度で、テントへのダメージも全く無い。

  
この程度の大きさの幕でのソロやデュオならSサイズがちょうどの感。
小ぶりなので薪の長さに制限はあるが、薪の消費量も比例して経済的。

  
サーキュレーターとして天井からつるす扇風機を購入したが、1ポールテントではポールが邪魔になって使えない。ハンガーに吊るしても意外に羽が大きいので干渉するかも。格好はいいけども実用性はやや乏しい。今後ポールの二股化で対応したい。

  
昼食は薪ストーブで鍋焼きうどんを作って食後にはコーヒーとチョコレートを食べた。

  
大粒のボタ雪が降りしきり、みるみるテントが埋まっていく。
冬季は基本スカート付のテントが必須でも、雪があるとテントの裾を塞げるので、スカート無しでも問題はない。濡れたテントを乾かすには、スカートが無い方がむしろ良かったりもする。


  
撤収時。
ナンガの焚き火ダウンはコットン風の生地で滑りにくいから、降雪時は雪がジャケットにへばり付く。
こんな時はやっぱカッパでしょ⤵

  
冬季はクロカンSUVが頼もしい。抜群の安定感でとにかく走ってて楽しい!

パーカーはHELLY HANSEN。このメーカー海のイメージだけど最近ではキャンプアパレルラインも取り揃えている。値段はいっぱしで、同じ販売元ゴールドウインのTHE NORTHFACEの陰に隠れてバーゲンでなければ目が向かない。

スノーブーツは最近購入したミツウマのもの。軽くて安くてコスパ最強!
SORELのカリブーだったらこのブーツ5足は買える!