紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

かわいい田舎のおばあちゃん

2017年08月30日 | 家庭園芸&直売所

昨日、地区公民館で毎週火曜日に開催する「いきいき100歳体操」があった。

参加者の最高齢は、88歳の「おばあちゃん」。この「おばあちゃん」が、皆の「マスコット」的な存在となっている。

いくつかのエピソードがある。

①開始時間直前になっても来ないので家に電話した。

お嫁さん曰く、「おばあちゃんが、今日、踊りがあるので忘れないようにと、食卓に14時と書いたメモを置いていた。私は13時と思っていたが、おばあちゃんが間違いないと言うので信じてしまった。これから行くように言うけど、皆に迷惑がかかるので先に始めといて」とのこと。

「構ヘン、待ってる。でも転んだらアカンので、慌てんとゆっくり来てと言うといて」と返事。

集まった皆に、その経緯を話すと、快く了解してくれた。「おばあちゃん、体操じゃなくて踊りと思ってるみたいや」と伝えると大爆笑だった。

待つこと10分。杖をつきながら、ゆっくりと歩いてきた。

開口一番。「14時ばっかりと思ってた。ホンマ、ボケてしもて。慌てたんで化粧もせんとやってきた。迷惑かけてスミマセン」

その言い方が「可愛くて謙虚」なので、おばあちゃんの尽きない話が終わるまで、皆はニコニコしながら黙って聞き入っていた。

「おばあちゃん、時間、間違わんように、お嫁さんに毎週火曜日・13時に来るよう頼んどいたから、これからは心配いらんで」

 

②おばあちゃんが、「アンタからと言うて皆に配って」と飴玉の入った袋を持ってきた。そんなことはできないので、「おばあちゃんからの飴玉やで」と皆に配った。ありえない気遣いぶりに、ビックリした。

 

③昨日の帰り際、「こんな年寄り、世話すんの大変やから、やめさせて貰ても構へん」と気遣って言うので、

「皆、おばあちゃんが来てくれるのを楽しみにしてるんや。世話なんてしてへん。皆、自分のために来てるんや。やめたらアカンよ」と返答すると、

「そんなに言うてくれて嬉しいよ。ここへ来て、皆と顔を合わすのが楽しみなんよ。おおきに」と、嬉しそうに帰って行った。

 

気遣いができて愛嬌があって明るいおばあちゃんとの出会い。「いきいき100歳体操」は筋力強化だけでなく、人と人のふれあいの場にもなっている。


朝食づくり まだ続いてる「すいか三昧&バナナ瓜三昧」

2017年08月30日 | 我が家の食&漬物作り

我が家の夏に欠かせない「すいか三昧」が続いている。陰ながら「バナナ瓜三昧」も続いている。どちらも豊作だった。

今日の朝食

①食パン1/2:家内が手作りした「イチジクジャム」をたっぷりと塗った

②レーズンバターロール

③すいか:黒皮大玉の種なしスイカ。黒い大きな種がないので食べやすい。収穫したスイカが食べきれそうもないので、切って熟度や甘さを確認してから「1/2」・「1/4」をアチコチに配ってきた。

④バナナ瓜:他の瓜と違って食感が柔らかく、しかも甘い。スイカに負けじと「バナナ瓜三昧」も続いているが、どうしてもスイカの陰に隠れてしまう地味な存在。「奴(アライグマ)」の出没で苦労しただけに、味わい深く戴いている。

⑤ヨーグルト:アイスクリームをトッピング


<写真:小さなスイカばかり数個残っている。切ったのは小ぶりな4.5kgのスイカ:種類は「黒皮大玉・種なしスイカ」>

「種なしスイカ」は全く種がないのではなく、少しだけ「種の子ども」もある。でも「黒い大きな固い種」ではないので種ごと食べられる。小玉スイカと違って、シャキシャキ食感とジューシーさが醍醐味。