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中国感染者2000人の血液型見るとA型がO型に比べて感染に脆弱

2020年07月14日 20時15分41秒 | 医学と生物学の研究のこと
中国感染者2000人の血液型見るとA型がO型に比べて感染に脆弱

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に血液型が影響を及ぼす可能性があるとの主張が中国から提起された。A型が相対的に感染に脆弱な反面、O型は感染リスクが比較的少ないという内容だ。

香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は17日、武漢大学中南病院証拠基盤仲介医学センターの研究チームが、武漢と深センで新型コロナ陽性判定を受けた患者2000人以上の血液型パターンを分析してこのような結果を得たと報じた。研究結果は医学分野のプレプリントサーバー(論文公開サーバー)「medRxiv」に今月11日に登録された。

研究チームを率いる王行環(Wang Xinghuan)博士は「血液型がA型の人々は感染の可能性を減らすために特に強化された措置を取る必要がある」とし「A型グループの新型コロナ感染患者の場合、より一層注意深い監視と積極的な治療を受けなければならない場合もある」と説明した。

研究チームによると、A型と違い新型コロナ感染に相対的に強い血液型はO型だ。研究チームが武漢地域で新型コロナで死亡した206人の血液型を調査した結果A型は85人、O型は52人だった。A型死亡者数がO型死亡者より63%多い。

ただ、研究チームはこれは予備的研究結果で、今後もっと追加研究が行われなければならないことを前提にした。

今回の研究結果は、今後新型コロナ防疫環境で有意義な役割を果たすことができると研究チームは主張した。王博士は「新型コロナ防疫活動過程で、医療スタッフと患者全員にABO血液型判別法を導入すれば、管理水準を決めてリスク曝露水準を評価するのに役立つだろう」と説明した。

新型コロナ感染脆弱性で血液型がどのような役割を果たすのかについては具体的に明らかにされていないが、血液型は赤血球表面の抗原によって決定される。抗原は免疫反応を誘発する。このような特徴が新型コロナ感染の可能性において違いを生んでいると専門家は推定している


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トランプ大統領、新型コロナはワクチンなくても「次第に消え去る」

2020年07月14日 18時00分46秒 | 国際情勢のことなど


【アメリカ】トランプ大統領、新型コロナはワクチンなくても「次第に消え去る」

 トランプ米大統領は17日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)はワクチンがなくても「次第に消え去る」が、研究者らはいずれにせよワクチン開発に近づいていると述べた。

同日夜にFOXニュースとのテレビインタビューに応じたトランプ氏は、「ワクチンの開発は間近であり、非常に優れた治療法に極めて近づいている」とコメント。「しかしそれがなくても、次第に消え去っていくであろうため、わざわざ話したくもないが、ワクチンを得られることは実に素晴らしいことであり、実現するだろう」と語った。


米国では日々の新規感染者数が2万人台で推移し続けており、これまでの死者数は11万7000人に上っている。米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は、ワクチンが年末ないし2021年の最初の数カ月目までには完成しそうだと述べている。


(Bloomberg

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パスワードは複雑さより長さが大切」 FBIが指南

2020年07月14日 17時45分03秒 | 日々の出来事
パスワードは複雑さより長さが大切」 FBIが指南

パスワードは複雑にする必要はない。ただ長くすればいい――。米連邦捜査局(FBI)のそんな勧告が話題になっている。根拠としているのは、米国立標準技術研究所(NIST)がまとめた最新版のガイドライン。破られにくく、かつ覚えやすい文字列を作り出すため、パスワードではなく「パスフレーズ」の使用を勧めている。

Choosing and Protecting Passwords

 これまでパスワードといえば、アルファベットの大文字と小文字、数字や記号を使ってできるだけ複雑にするのが望ましいとされてきた。ところがNISTの勧告では、パスワードの複雑さよりも、長さの方が、ずっと大切だと説く。

 そこで、長くてしかも覚えやすい文字列をつくりだす手段として提言しているのが、複数の単語を組み合わせたり文章をつなげたりするパスフレーズ。FBIは強いパスフレーズの一例として、「VoicesProtected2020WeAre」「DirectorMonthLearnTruck」などを挙げている。大文字と小文字の使用や記号の使用は必須としない。長さについては15文字以上を推奨している。そこまで長い未字列を受け付けていないシステムでは、それぞれで利用できる最長のパスワードまたはパスフレーズを設定することが望ましい。

 ただしパスフレーズもパスワードと同様、もちろん使い回しは禁物だ。いつ、どこで流出するかは分からないし、いったん流出すれば攻撃に利用される可能性がある。誰でも知っているようなフレーズや名言の類、歌詞なども避けなければならない。

 こうした勧告の背景として、パスワードを破って企業や政府機関などのシステムに侵入しようとする攻撃の手口は多様化・巧妙化していて、情報の大量流出事件も跡を絶たない。

 具体的には、辞書に載っている単語で不正ログインを試みる「辞書攻撃」や、過去に流出したIDとパスワードを利用する「パスワードリスト攻撃」、あらゆる文字列の組み合わせを総当たりで試す「ブルートフォース攻撃」といった手口が使われている。

 最近では米Citrix Systemsのネットワークが不正侵入された事件で、「パスワードスプレイ攻撃」という手口が使われていたことが分かった。これはブルートフォース攻撃の一種とされ、アカウントロックなどの対策をかわしながらジワジワと責めることから検出が難しいという。

 そうした攻撃を阻止するための対策として、長いパスワードが有効とされる理由は単純だ。長ければ長いほど、破るために要する時間と労力が増える。Newsweekが専門家の話として伝えたところによると、例えば7文字のパスワードなら、ハッキングソフトウェアを使ってわずか0.29ミリ秒で破られる。これが12文字になると200年近くかかる計算。そして24文字になると1800万年以上かかるという。

 ただしこれはあくまでも現時点での話。クラウド、AI、機械学習、量子コンピュータなどあらゆる技術が進歩すれば、パスワード破りの技術も進歩する。やはりパスワードだけに頼れる時代は、もう長くはないのかもしれない。

 (鈴木聖子)



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妊婦の腹を蹴り51歳男逮捕「どけろと言ったら生意気なことを言い返されたので蹴った」 札幌市中央区

2020年07月14日 16時45分52秒 | 事件と事故
札幌市中央区の歩道で妊婦の腹を蹴ったとして、51歳の男が逮捕されました。
男は「どけろと言ったら生意気なことを言い返されたので蹴った」と容疑を認めているということです。

逮捕されたのは、札幌市中央区の金子芳幸容疑者51歳です。
金子容疑者はことし4月、札幌市中央区の歩道で7歳と5歳の子どもと手をつないで歩いていた20代女性に対し、
道をふさいでいるとして声をかけ、その後女性の腹を蹴ったということです。
当時女性は妊娠7か月でしたが、けがはありませんでした。

警察によりますと、金子容疑者は「どけろと言ったら生意気なことを言い返されたので蹴った」と容疑を認めているということです。
金子容疑者は犯行後逃走していましたが、防犯カメラの映像などから23日逮捕に至ったということです。

 以下ソース:札幌テレビ 6/24(水)5:37
 
 
 
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コロナ感染者が出たタワマン、住民の間で何が起きたのか?

2020年07月14日 16時30分26秒 | 不動産と住環境のこと
コロナ感染者が出たタワマン、住民の間で何が起きたのか?

新型コロナウイルスの発生源を巡る米中対立や、さらに国内を見渡せば自粛警察や県外者狩りなど、パンデミックは社会にさまざまな分断をもたらした。それはまた“天上世界”でも例外ではない。



低層階住人は階段利用を強いられ、マスク非着用はネットで晒される

  ステイホームの呼びかけによって、巣ごもりの拠点となった超高層タワーマンションの住民たちの間にも大きな軋轢が生じていた。  


特に3密になりやすいエレベーターは、摩擦の温床であるという。江東区・東雲のタワマンで子育て中の40代男性は明かす。 「緊急事態宣言以降、ウチのマンションの管理組合は、3密防止のために『エレベーターの相乗りは原則5人まで』という努力目標を出した。しかし、ただでさえステイホームでマンション内の人口が増えているときに、みんな小分けになって乗るからエレベーターが全然来ない。急いでいるときに、すでに5人乗っているエレベーターに押し入ったら、小池百合子みたいなおばさんに『密です!』と叱責されたこともある。ネット上のマンションごとの住民専用掲示板で、『〇階に住んでる会社員風の男はエレベーターでマスクしていなかった』などと晒されたりするので、本当に怖いです」  

タワマン・コミュニティでは、居住する階数によって地位が決まる「階数ヒエラルキー」が存在するといわれている。しかし、コロナ禍のタワマンでのエレベーター利用を巡っては、そうした格差がより鮮明になったようだ。品川区内のタワーマンションに住む30代の主婦の話。 「ウチのマンションは18階までしか行かない低層階用エレベーターと、それ以上にしか行かない高層階用エレベーターの2台に分かれている。ウチは4階なので、低層階用エレベーターです。以前は、高層階住人から見下される立場として、低層階住民にはちょっとした連帯感があったんです。しかし、3密が嫌われる現在は、低層階用エレベーターの利用者の間で『5階くらいまでの人は階段を使え』という雰囲気が漂っている。上階から来たエレベーターに4階から乗り込むと、舌打ちをされたこともあります」  

現在は、なるべく階段を使っているという彼女だが、そこでもこんな問題が……。 「緊急事態宣言以降、共用施設のジムが閉鎖になっているので、トレーニング代わりに階段を上り下りしているおじさんたちが結構いるんです。階段は換気も悪いし、正直迷惑です。ちなみにウチの真上の階にいる子なし夫婦も昼間から部屋でエクササイズしているみたいで、ドスンドスンとうるさくて仕方ないですよ」  

緊急事態宣言以降、首都圏の多くのタワマンではジム以外にも温浴施設、ラウンジなどといった共用施設を閉鎖してきた。  

これについて、「共用施設が使えなければ、タワマンなんて刑務所や病棟と変わらない」と話すのは、江東区・有明のタワマンの賃貸物件に住む30代の男性会社員だ。 「ウチの会社では4月から2か月間リモートワークだったのですが、緊急事態宣言が発令されてからは、リモートワーカーが増えたせいでネット回線が混雑して繫がりにくくなり、仕事になりませんでした。徒歩圏で食材の調達ができるのは、マンション1階にあるスーパーが唯一の場所だったのですが、肉や冷凍食品はずっと品薄状態。トイレットペーパーの争奪戦も起きていました。  

共用施設がすべて閉鎖されているので、気晴らしといえばマンション敷地内の遊歩道を歩くくらい。しかしそこも、休校になったガキどもがあふれていた。何人か叱り飛ばしてやりましたけどね。そもそもタワマンは昼間に全住民が在宅することを想定して造られていないので、あらゆる場所がキャパオーバー。共用施設の再開も未定だし、私は夏にも今の部屋を退去する予定です」  

この男性のように、コロナ禍をきっかけに住んでいたタワマンを離れる者は少なくないようだ。都内のある不動産仲介業者は言う。 「タワマンの売りであるラウンジやジムなどの共用施設が閉鎖されたことは、流動的な賃貸市場においては負の影響になっています。すでに入居している貸借人の間では、共用施設を使えないのに今までと同じだけ共益費を徴収されることに対する不満もあります」 

 タワマンで賃貸離れが起きれば、所有する大家たちも手放さざるをえなくなるだろう。不動産市場への影響も小さくない。


感染者が出たタワワンで起きた住人同士の軋轢  

 では、実際に感染者が出たマンションでは何が起きたのか紹介しよう。東京・湾岸エリアにある某タワーマンションに住む40代の男性の証言。 「感染者が出たらしいという情報が、4月上旬に別の住民からLINEで回ってきた。その後、エントランスに、コロナ感染者が出たことを知らせる貼り紙が一時的に掲示されていました。これを機に、住民の間で“犯人捜し”が一斉に始まった。『先週、エレベーターで咳をしていた女性が〇階で降りた』『〇〇号室のご主人はよく中国に出張していたらしい』などと、真偽不明の噂が飛び交いました。感染を恐れてマンションから一時的に避難した人もいます。さらに感染者の部屋番号を公開すべきと主張していた人もいました」  このタワマンでは、ある住人が感染者だという噂が巡り、のちに非感染者だと判明するなど住民同士が疑心暗鬼に陥ったという。 

 感染者が出たというのは事実なのか。管理する三井不動産レジデンシャルサービスに問い合わせたところ、「個別の案件についてはお答えしかねる」と回答。ただし同物件を扱う不動産仲介業者に聞いたところ「4月中旬に感染者が1人出たと聞いている」と認めた。  

前出の住人によれば、エントランスの貼り紙はその後、すぐに剝がされたという。資産価値が低下するので周知すべきではないという意見があがったからだ。前出の三井不動産RSは「一般論として」と前置きしたうえでこう答えた。 「感染者が出た場合を含め、コロナ対応などは住民様による管理組合が主導で決定しています」  こうしてコロナ対応に関する住民のコンセンサス策定が急がれるなか、会議が紛糾している管理組合も少なくなさそうだ。 

 江東区・豊洲エリアのタワマン管理組合の役員を務める40代男性は話す。 「目下の議題は、現在閉鎖中のジムやキッズルームをどうするか。再開は時期尚早とする声がある一方、閉鎖されたままだと共益費が払い損だと主張する人もいる。再開するにしても、今後の感染予防にかかるコストをどうするかという問題もあり、頭が痛い。閉鎖されていた間の施設管理費の一部について、運営委託先の業者に返還を求めようという動きもあります。しかし、われわれ管理組合の役員は、委託先の業者から接待を受けていて、あまり大きくは出られない事情もあるのです」 

 住人の分断や、施設を巡るいざこざは各地で起きている。パンデミックが浮かび上がらせたタワマンの闇はあまりにも深い。



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