川ちゃん農園だより 樹齢700年といわれる黄大銀杏と坂東十番札所岩殿観音本堂

農家の遊休土地をお借りしてはじめたものです。カメラも趣味ですので四季の移り変わりを記録して行きたいと思います。
  

川ちゃん農園だより<季節のたより>半夏生・虎尾草

2013-07-02 12:21:49 | 季節のたより
 半夏生(はんげしょう)、七十二候のひとつで夏至から数えて十一日目にあたる、半夏(烏柄杓)という薬草が生ずるころなのでこの名がついた。農家の人たちは、この日までに田植えを済ませ、この後は田植えをしないという習慣もありました。「汲まぬ井を娘のぞくな半夏生」言水(背景に何らかの禁忌があったことが想像される句。)
 真っ白な穂を垂れた虎尾草(とらのお)が門扉脇に咲いている、白い穂が動物の尾を連想させる、何も虎の尾とは限らない、がしかし虎の尾である。「とらのをの尾の短きへ日が跳ねて」大石悦子(日なたの虎尾草はしっかり育つ、短い花の穂が弾むようにみえた。)、梅雨も明けやらぬ高気圧の影響で日中、暑く蒸し暑い。<いわどの山荘主人>

<半夏生 9:35>


<同 9:40>


<同 9:41>


<虎尾草 とらのお 9:35>


<白い穂が虎の尾を連想させる。 9:39>