共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

いよいよオープン

2017年11月30日 23時54分23秒 | 日記
11月も今日でお終いです。今日は本格的な年末を迎えるに相応しい、寒い一日となりました。

そんな中、我が家の近所でずっと続いていた工事が終了し、今日新しいセブンイレブンとしてオープンしました。

朝の7時のオープンと共に、待ちかねた客達が雪崩をうって店内に吸い込まれていきました。真新しい陳列棚にはおにぎりやサンドイッチ、お菓子に雑貨が整然と鎮座していて、まるでモデルルームならぬモデル店舗のようです。とにかく今日オープンしたばかりですから、何処もかしこもピカピカで綺麗なので、気持ちよく買い物をすることが出来ます。

ここはY字路の三角形部分に建っているため店舗面積としては決して広くなく、駐車スペースもそんなに多くはありません。ただ、すぐ隣がビジネスホテルであることや、斜向かいに厚木市役所の第二庁舎があることなどから、集客には困らないだろうとは思います。あとはこの綺麗な状況を如何に維持できるかが見ものです。

さて、これで我が家周辺に三軒ものセブンイレブンが林立することとなりました。果たして、それぞれに共存共栄していけるのでしょうか?
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麗しの雲呑麺

2017年11月29日 22時30分25秒 | グルメ
今日は大磯町経由で二宮町の教室に向かうことになりました。何処かでお昼を摂ろうと思っていたところ、《来来軒》という何ともレトロな名前の中華料理店があったので入ってみることにしました。

席についてメニューを見てみたら、『ワンタン麺』という魅力的なものを見つけたので、早速お願いしました。

あっさりした醤油ベースのスープに細いストレート麺の入った上に大ぶりのワンタンとチャーシューがのっていて、食べ応え十分です。ワンタンの喉越しがいいので、ちゃんと冷ましてから飲み込まないと灼熱のワンタンが食道を通過する時に悶絶することになるので注意が必要ですが、久しぶりのワンタンの食感を楽しみながら美味しく頂戴しました。

最近、何処に行ってもワンタン麺の置いてあるラーメン店がありません。私が子供の頃には大概のラーメン店にワンタン麺があった記憶があるのですが、手間の割に合わないのでしょうか…?
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もうすぐ終わってしまうので…

2017年11月28日 23時48分22秒 | カフェ
今日は平塚の個人のお宅に伺って、音大進学希望という高校二年生のお嬢さんの音楽理論の個人教授をして来ました。ただ、彼女はクラシックがやりたいわけではないようなので、話せば話すほど、私の思っていることと考え方に開きがあることが分かってきました。

音大に入学するためにはピアノ演奏能力が必須です。彼女にその点を確かめたところ

「ピアノは弾ける」

というので弾いてもらうことにしました。ところが、彼女が弾き始めたのはクラシックではなく、何処ぞのストリートミュージシャンがやるようなオリジナルソングの弾き語りを始めたのです。

「えぇっと…」

と言いながらストップしてもらおうと思ったのですが彼女は全く意に介さず、フルコーラス歌い切るまで演奏を止めませんでした。この辺りでかなり頭が痛くなっていたのですが、どうやら彼女がやりたい音楽はこうしたもののようだったのです。

それならそれで、別に音楽大学でなくてもその道の専門学校もあるし、無理して難しい試験を受けてまでリスクの高いチャレンジをしなくてもいいのではないでしょうか…ということを噛んで含ませるように説得してみたのですが、

「だって(いきものがかりの吉岡)聖恵ちゃんはちゃんと音楽大学を卒業してるもん(●`ε´●)。」

と頑として受け入れようとしません。

仕方がないので、先ず音楽大学を受験するためには最低限クーラウやクレメンティのソナチネくらいは暗譜で弾ける能力を求められること、ポップスのコード進行は理論上間違っているものもあるので、音大を受験するためにはキチンした楽典を理解していることが不可欠なこと、歌で受験するのであれば張り上げるような声ではなく『Bella
voce』が求められること、それでも『どうしても受験する!』というのであれば、これから先呑気なことは一切言っていられないので、合格するまで一切の浮かれたJKライフを諦めて死ぬ気で着いてくること…等、それこそお菓子の缶の中に入っているプチプチを端から潰すように、ひとつひとつの『ドリーム』を懇切丁寧に潰してきました。私がお宅を失礼する頃に彼女は何かの燃え殻のように虚空を見つめていましたが、果たして分かってもらえたでしょうか…。

散々説き伏せるのに時間を使ったので、帰り際に《Cafeあつめ木》に立ち寄りました。そして、そろそろ月が替わってしまうために頂けるのも最後になってしまった柿の生ケーキを頂くことにしました。この芸術的なケーキはいつ見ても驚かされます。本来あまり果汁など無いはずの柿をクリームと共にフルーティーに頂けて、尚且つ柿の風味がちゃんと活きていている、実に稀有な逸品です。

美味しいコーヒーと共に、一先ずホッとすることが出来ました。後は、あの親子がどんな答えを出すかだけが気になるところです…。
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ドド〜ん!と穴子天そば

2017年11月27日 21時05分48秒 | グルメ
今日は小田原の教室の日でしたが、役所に寄ったりしなければならず、ちょっと出足が遅くなりました。それでも《Cafeあつめ木》で、もうすぐ終わってしまう月替わりキッシュのランチを頂いてから、ゆっくりめに小田原に向かいました。

教室を終えて小田原駅まで戻り、電車の時間に若干余裕があることを確認して《箱根そば》に立ち寄りました。というのも、店舗限定品として『穴子天二本のせ蕎麦』なる魅力的なメニューに惹かれたためです。

御覧下さい、丼から飛び出す二本の穴子の天ぷら!駅蕎麦だからと侮る無かれ、なかなか肉厚の穴子天はふっくらとしながらも食べ応えがあります。このボリュームで¥550ですからお得です。

きちんと座って頂くお蕎麦も勿論美味しいのですが、こうしたお安い蕎麦屋の香りというのも惹かれるものがあります。やはりお醤油と鰹出汁が出会った甘辛い香りに、日本人は目が無いのでしょう。

期間と店舗限定品なので、いつまで何処の店で頂けるか分かりませんが、見つけたらまた頂いてしまいそうです…。
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第15回アミューあつぎ路上ライブ

2017年11月26日 23時25分46秒 | 音楽
今日も素晴らしい晴天に恵まれました。そんな晴天の下、今日は月末恒例のアミューあつぎ路上ライブの開催日となりました。

ライブが始まってから風が強くなり始めましたが、何とか頑張ってパフォーマンスを始めました。しかし、時折吹く予測不可能な突風に譜面台や物販コーナーのラグが煽られて譜面やCDが散乱するという非常事態が何度も襲来するという、何ともバタバタしたライブとなったのです。それでも、みらいあいこさんを始めとした歌い手さん達がステージを披露してくれて、大いに盛り上がりを見せました。



実は今回、私の三作目となる《日曜日》を初披露することになったのです。事前合わせも出来なかったのでどうなることかと思ったのですが、最初は何とか上手くいっていました。ところが、歌の二番の途中くらいから救急車のサイレンが近づいて来て、間奏からコーダの辺りで目の前を大音響で通過していくというハプニングが発生してしまい、結果何の音も聞こえなくなってしまってセッションどころではない終わりを迎えてしまいました。これに関しては何とも致し方無いので、また次回にチャレンジすることにします。

それでも、細々とながら一年以上続けているとそれとなく認知はされてきたようで、以前なら遠巻きに見ていた人達が目の前のベンチに座って聞いてくれるようになりました。これも大きな進展かと思っております。



次回12月はイレギュラーで10日㈰に開催します。今年最後の野外ライブとなりますので、お時間が許す方は是非いらしてみて下さい。
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大山詣 Part 1 #大山阿夫利神社

2017年11月25日 23時40分15秒 | 神社仏閣
今日は正に、これを冬晴れと呼ばずして何とすると言わんばかりの快晴に恵まれました。空には一点の雲も無く、空は仰ぐ何処までも高い…こんな『秋の日』がもう少しあればなぁ…と、贅沢なことをつい考えてしまいがちになります。

折角ここまで天候に恵まれたのだから、これは紅葉狩に出かけなければ一生の不覚!とばかりに、今日は大山詣に出かけることにしました。

伊勢原駅から大山ケーブル駅まで直行バスに揺られること20分余りで、大山詣の入り口に当たる『こま参道』に到着します。ここから、健脚な方なら15分くらいとされる急斜面の階段が、ケーブルカーの駅まで延々と続きます。私もなるべくサッサと歩いた…つもりだったのですが、トレッキングシューズではなく普通の街歩き用の靴で来てしまったため、ヒィコラ言いながら何とかかんとか登ったという体たらく…_| ̄|○。

30分待ちでケーブルカーに乗って、先ずは終点の大山阿夫利神社まで一気に向かうことにしました。下界の紅葉ぶりから想像して来てみたのですが、これが大正解!鳥居へ向かう階段の両側に植えられた楓や銀杏が、御覧のように赤や黄色に色づいていました。

階段を登った先の拝殿の前には



色とりどりの菊の花の鉢植えが飾られていて、紅葉に一層の彩りを添えていました。

銘水巡りをして御朱印を頂いてから、階段を降りて最初の写真を撮った広場のところまで戻りました。その広場には茶屋が建ち並んでいるのですが、久しぶりにきてみたら一軒だけリニューアルして



見た目もお洒落なカフェになっていました。メニューにも大山銘水で淹れたコーヒーや大山豆腐を使ったパンケーキといったラインナップが並んでいて大変興味深かった…のですが、店内が満席だったことや、この蹟お寺にも行くことを考慮して、今回はパスしました…。

さて、ここから再びケーブルカーに乗車して、中間地点にある大山寺を目指します。
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大山詣 Part 2 #大山寺

2017年11月25日 23時25分18秒 | 神社仏閣
大山阿夫利神社からケーブルカーに乗って、中間地点の大山寺駅で下車しました。

本堂に近づくにつれて、堂内で執り行われている護摩業の読経と打ち鳴らす太鼓の音が響いてくる中、本堂前にある石段の前に向かいました。その光景は御覧の通りです。今年は寒暖差が大きかったこともあって、どうやら紅葉の当たり年だったようです。

こちらのお寺の本堂正面の石段にはズラリと楓の木が並んでいて、新嘗祭を過ぎたこの時期になると、燃えるように真っ赤な紅葉のトンネルが出現します。本堂まで登ってから見下ろすと



こうした壮観な眺めが楽しめます。

また、大山寺の裏手から向かい側の尾根につながる山道からこのお寺を遠望できるのですが、そこから見ると



このような圧巻の眺めを堪能出来ます。ここからの眺めは伊勢原市観光協会が発行しているパンフレットやカレンダーにも載せられているのですが、この山道の存在があまり詳らかでないためか、いつ行っても誰もいません。なので、他人を気にせず撮影し放題です。

あらかた撮影を済ませてから境内に戻り、本堂に入堂しました。こちらでも御朱印を頂いてから、特別開帳されている秘仏本尊の鐡不動明王を拝観しました。鎌倉時代作と伝わるこちらの御像は鉄で鋳られた珍しいもので、黒光りする御身に嵌められた玉眼に睨まれると身の竦む思いがします。

本堂を出てみると、決して広いとは言えない境内のあちこちに植えられた楓が真っ赤に色づいていて



参拝客が盛んに歓声を上げながら写真撮影に勤しんでいました。

明日26日までは大山阿夫利神社共々20時まで紅葉のライトアップが行われることになっていますが、だいぶ冷え込んできたのと十分に紅葉狩を堪能出来たのとで、今回はまだ日のあるうちに下山しました。

ライトアップは明日までですが、天候さえ荒れなければ来週末くらいまで紅葉が楽しめるかも知れません。もし興味をお持ちになられた方は、この燃えるような紅葉を御覧にお出かけになってみては如何でしょうか。
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ほんのりピリ辛中華風ポトフ

2017年11月24日 21時21分01秒 | カフェ
今日も布団の誘惑を振り切るのに勇気と努力と決断力を要する朝を迎えました。

私は今まで生きてきた中で冬場は毛布の上に掛け布団をかけて寝ていました。しかし、実は上下を逆にして掛け布団の上に毛布をかけた方が断然暖かい!というご意見を受けて実践してみたところ、想像以上に暖かく快眠することが出来ました。それこそ

『今までは何だったんだ?!』

と思うくらいの違いを感じたのですが、その分ますます布団から離れ難くなってしまって、どうしたものやら…。

さて、今日も出勤前に《Cafeあつめ木》でランチを頂くことにしました。メニューを頂いて目を通すと、スープセットが美味しそうだったのでお願いすることにしました。今日は『根菜ポトフ』です。

澄んだスープの中には丸ごと一個のジャガ芋、厚く切った大根、人参、えのき茸、鶏肉が入っています。ゴマ油の香るスープを一口頂くと予想に反してなかなかのピリ辛ぶりに一瞬驚きますが、えのき茸の上に添えられた『食べるラー油』を溶いて頂くと、不思議と風味が落ち着いて美味しく頂くことが出来ます。鼻の頭を赤くして歩いた身体に、中華風のピリ辛スープが沁み渡りました。

日が照ってきて、かなり空気が乾燥してきました。風邪をひきやすくなる季節ですので、十分気をつけようと思います。
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新嘗祭 ~ 寒川神社神楽

2017年11月23日 21時10分56秒 | 神社仏閣
今日は新嘗祭です。決して勤労感謝の日などというダサい名前の祝日ではありません。

本来なら朝10時から執り行われる新嘗祭を拝しに相模國一之宮寒川神社に参詣するつもりでした。しかし、夜半から降り続いていた大嵐に怠け心を刺激されてしまい、ついぞ出かけず終いになってしまいました。その代わりと言っては何ですが、我が家の神棚にいつもよりも多くの供物を奉げて、我が家なりの新嘗祭を挙行しすることが出来ました。

本来ならば御祭神に山海の幸が捧げられることによって御祭神の霊力が一段と高まる日なだけに、参詣できなかったことは非常に勿体ないことではありました。なので、せめて御神楽の様子だけでも…と思って、今年5月に寒川神社神苑で奉納された御神楽の動画を転載しました。

明日はまた乾いた晴天になるそうです。ということは、また一段と冷え込むことになるのかも知れません。その分、紅葉が進むようなら、もう一度くらい紅葉狩りに出かけてみましょうか…。

寒川神社神楽 スタビライズ補正版
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八百萬感、ここに極まれり

2017年11月22日 23時10分27秒 | 日記
今日は朝のうちこそ晴れていたものの、夕方頃からポツリポツリと雨が降ってきました。ここ最近乾燥気味でしたから、ちょっとしたお湿りとしてはちょうどいいだったのかも知れません。

ところで、本厚木駅の改札付近にある花屋の店頭が、ご覧の様な賑やかさを誇っていました、クリスマスリースと並んで売られているのは、何とお正月用の初飾りですΣ(゚Д゚)。

もう、これぞ『日本の年末』と言わずして何としましょう。他の国では考えられない、この八百萬感が堪りません。

我が家は今年は喪中なので松飾りを用意することもないのですが、せめてリースくらいは玄関先に飾ってみてもいいかと思っています。
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長野は遠くなりにけり…

2017年11月21日 23時11分28秒 | 日記
今週に入ってから、朝布団から出るのにかなりの勇気と努力と決断力が必要となりました。寒い朝の布団の温もりの誘惑と言ったらホントに全く…(。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚;) ハッ!。

ところで、今日こんなものを手に入れました。1998年開催の長野五輪を記念した500円硬貨です。表にはモーグルの選手が立ち技のコザックを決めた瞬間が、そして裏には



長野の県鳥である雷鳥と公式エンブレムが刻まれています。

考えてみれば、今でこそ日本はフィギュアスケート大国なんていわれていますが、この頃のトップスケーターといえばアレクセイ・ヤグディンやミシェル・クヮン、フィリップ・キャンデローロといった、ブロントで手足の長い外国人が上位を占めていました。この時出場していた本田武史君の総合15位が日本人最高位でしたから、そこから今日の大躍進を誰が想像し得たでしょうか。

来年の平昌五輪のフィギュアスケートはどうなるのか、羽生結弦選手は間に合うのか、宇野昌磨選手が躍進するのか、女子の選手枠を獲得するのは誰なのか、興味は尽きませんが、それぞれの選手達には頑張ってほしいと思います。そして勿論、フィギュアスケート以外の選手達にも健闘してほしいと願わずにはいられません。 
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寄木神社

2017年11月20日 23時50分33秒 | 神社仏閣
今日は知り合いから頼まれた用事があって、平塚市大神という地区に来ました。私の知り合いの知り合いのお子さんが音大受験を考えていて、理論が不安なので見てもらいたい…というものでしたが、考え方が割りと夢見る夢子さんだったので、現実面を切々とお伝えして再検討してもらくことと相成りました。さて、どうなりますやら。

そちらのお宅を失礼してから、折角なのでそこからほど近い寄木神社という御社に参詣することにしました。こちらには二年ほど前に伺ったきりになっていましたが、久しぶりの参詣となりました。

以前参詣した時には、拝殿横の大きな銀杏の御神木は冬枯れ状態でした。今回参詣してみたら、まだ青々とした葉を繁らせている様子でした。手前の鳥居横の銀杏の木が色づき始めているのとは対象的な光景です。

こちらの御祭神は大己貴尊(おおなむじのみこと=おおくにぬしのみこと)です。そして面白いことに、出雲の國つ神であった大己貴尊に國譲りを迫った天照大御神を祀った小さな神明社が意味有りげに



本殿の真後ろの日の当たらない木陰に建てられていることに、少なからぬ含蓄を感じてしまうのは私だけでしょうか…。

そして



はい、お約束の『宮鐘』でございます。

仏教のシンボル的存在な梵鐘が何故に神社の、しかも鳥居の内側に設置されているのか…未だにその謎は解けていません。

今年は横内の御霊神社もこちらの寄木神社も、10月に台風が襲来するという悪天候に見舞われてお祭りが出来ませんでした。来年の秋祭りこそは参加出来るよう、いいお天気に恵まれることを願って止みません。
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理想の香り

2017年11月19日 23時11分13秒 | 日記
昨日、調布市の深大寺に参詣したことを載せました。その時に買い物らしい買い物は殆どしなかったのですが、折角お寺に参詣したのでお線香を頂いていく事にしました。

寺務所に行ってみると、この《武蔵野》というお線香が置かれていました。一応サンプルが置かれていたのですが、開封してからだいぶ時間が経ってしまったようで、殆ど香りが分かりませんでした。ただ、ほのかに香る感じは私好みのようでしたし、見たところ他の種類のお線香は無さそうだったし、お値段も手頃だったので、

『期待から大きくハズレることはないでしょう!』

という根拠の無い信念を元に買い求めたのです。

私はお香の中でも白檀系の甘々な香りがあまり得意ではなく、ほんのりとスパイシーで落ち着いた香りの伽羅や沈水香のお線香を好んで使っています。実際帰宅してこちらのお香を焚いてみたところ、鎌倉・長谷寺で元日に購入した『伽羅香』にも似た、正に私自身の好みにピッタリの香りでした。

長谷寺のお線香と遜色無い香りを楽しめながら、お値段は長谷寺の半額くらいと大変リーズナブルなお線香です。今までは長谷寺のお線香をチビリチビリ使っていたのですが、これからはなるべく我が家の仏間をこの香りで満たすべく、折々に使っていこうと思います。
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天台宗別格本山深大寺

2017年11月18日 23時27分23秒 | 神社仏閣
今日は用事があって東京都調布市まで出かけました。用事自体は早くに終わったので、そのままバスに乗り込んで都内屈指の古刹である深大寺に参詣することにしました。

浮岳山昌楽院深大寺は天平五(733)年に、水神の深沙大王(じんじゃだいおう)を祀る寺として開かれました。これは開山の満功(まんくう)という僧の両親が結ばれる時に、この深沙大王が両家の仲立ちをしたことに由来するもので、現在も境内にある深沙大王堂は縁結びの神として信仰を集めています。

実は今日、その霊験を示すかのように、何と境内で結婚式が執り行われていました。どうやら新郎は僧侶のようでしたが、なかなかの美男子の新郎と古式ゆかしい綿帽子姿の新婦に、居合わせた参拝客から盛んに祝福の声がかけられていました。

今回、この深大寺に参詣した目的は、あわよくば紅葉していれは紅葉狩を堪能しようとしたことと、今が新蕎麦の時期にあたるため、江戸期からこちらの名物として知られている深大寺蕎麦を頂くことがありました。ということで今回、門前にある《八起》というお店に入って、お庭を臨む席でなめこそばを頂きました。



コシの効いた蕎麦は喉越しも良く、フワリと蕎麦の香ばしい香りが鼻に抜けるのが何とも心地よいものです。汁も蕎麦の香りを邪魔しない程よい加減で、美味しく頂戴しました。

そして今回参詣した最大の目的は、こちらに坐します寺宝・釈迦如来倚像が今年ようやく国宝に指定されたので、その御尊顔を拝しに詣ったわけです。



飛鳥時代後期、いわゆる白鳳時代と呼ばれる頃に造像されたこの御像は、薄く流麗な衣の線の描き方や少年のような若々しい御尊顔は法隆寺・夢違観音像や新薬師寺・香薬師如来像に通ずる名品として今日に伝えられ、今年目出度く国宝指定されました。

東日本の国宝仏としては、今までは福島県会津の勝常寺に坐します平安時代作の薬師如来座像や東京都・大倉集古館所蔵の同じく平安時代作の普賢菩薩騎象像等が最古でした。今回の国宝指定を受けてこちらの釈迦如来倚像がそれらを遥かに飛び越えて、文字通り『東日本最古の国宝仏』が誕生したわけです。

久々に参詣した釈迦堂は、新たに作成されたパンフレットが置かれたり、御堂の横に常駐の職員や僧侶が立って撮影禁止を促したりと、前回重要文化財だった時よりもセキュリティが強化されていました。参詣する際にも、以前は前面に張られたガラスに直接触れられるくらいまで近寄ることが出来ましたが、今回は手前にパーティーションが設けられていて、そんなに気軽に近寄れないようになっていました。さすがは国宝、重要文化財の時とは扱いが違います。何だか御像が以前よりも遠くなってしまった気もしますが、かつてのように手垢でベタベタのガラス越しにでは無く綺麗な状態で拝観出来るようになったという点を喜ばしく思うようにすることにしました。

境内や参道の紅葉はまだ五分目くらいの様相で、楓の木はもう一息の感じでしたが、銀杏はだいぶ終わってしまっているようでした。これかの木々が一斉に紅葉するということも、なかなか難しいのかも知れません。

それでも、久々に白鳳仏の御尊顔を拝することも出来ましたし、美味しい新蕎麦も頂けて、大満足の一日となりました。
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ほっこりチャウダー

2017年11月17日 22時33分00秒 | カフェ
いやぁ…寒い!先日は掛け布団を引っ張り出しましたが、今日はいよいよジャンパーを引っ張り出しました。さしもの私がこれ程までに寒いと思うのですから、世間の皆様にはとてつもなく寒いのではないかとお察し致します。

そんな寒風の中、教室に向かう前に《Cafeあつめ木》にランチを頂きにお邪魔しました。

今日は『さつまいもと鮭のチャウダー』スープセットをお願いしました。温かいチャウダースープの中にはトロトロに煮込まれたキャベツや玉ねぎと鮭のほぐし身、そして1.5㎝くらいの厚さにカットされたさつまいもがゴロゴロと入っていて、食べ応え十分のスープです。

明日は荒れ模様になるという予報が出されています。一雨毎に本格的な冬に向かっているようですが、さて、どうなりますやら…。
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